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バグで2人になったセラフのおまけ話です。
分身は「せらふ」で隙あらば四季凪にくっつこうとします。 1話のアキラが2人になる話とちょっと繋がりがあります。
2434アプリのバグでセラフの分身が現れてしまった。システムが復旧するまで「せらふ」をRoom4Sで預かることになった。
「ずっとここでじっとしてんのも退屈だし、デートしようよアキラ」
せらふは四季凪にくっつき腕を組んだ。
「あなた危機感無さすぎでしょう」
「アキラは俺のこと好き?」
「は?」
ヒュッ….
突然、白く光るものがせらふを目掛けて飛んできた。彼は微動だにせず簡単にそれを避けた。
「避けんなよバカ」
セラフはナイフを構えてせらふを睨みつけた
「おお、怖い顔だねえ。ウケる」
「あなたねえ!いきなりナイフ投げんな!」
四季凪は震えた声でセラフを叱った。
「凪ちゃんもそいつから離れて!君が甘やかすから調子に乗るんだよ」
「別に甘やかしてませんよ」
「アキラ、なんでこんな物騒な奴とつきあってんの?俺にしときなよ♡」
せらふは四季凪に抱きついた。
「….あなたそんなあざといキャラだったんですね」
「おまえもいいかげんに離れろ!」
セラフは自分そっくりの分身とは言え、別の男が恋人にひっついてるのは許せなかった。
「お気持ちはありがたいですが、私はセラ夫とお付き合いしているので」
「それにバグが治ったらおまえはどうせ消えるだろ」
「….だったらアキラも連れてく」
せらふはにやりと笑った。
「ふざけんな、凪ちゃんは絶対渡さない!」
セラフは再びナイフを構えた。
「ケンカなら買うよ?勝った方がアキラの恋人決定ね!」
「上等だ」
「おまえらなあ!いちいち喧嘩するな!」
四季凪は必死で2人を制止する。
「…..せらふ、こんな所で醜態を晒してないで帰りますよ」
「えっ?」
不穏な空気をかき消すかのような落ち着いた低い声がした。
3人が振り向くとそこには先日バグで現れた四季凪の分身がいた。
「な、凪ちゃん!?」
「…..あなたなんでまたいるんですか?」
「またバグが起こり今度はセラ夫の分身がこちらにお邪魔しているてきいて迎えにきました」
「アキラが2人いる」
せらふは2人目の四季凪をじっと見つめた。
「こちらのアキラはセラ夫と仲良しなので、あなたは私と仲良くしてくれますか?」
「…..うん、まあ….いいよ////」
「いいのかよ」
「では、帰りましょう。またバグが起きたらこちらにお邪魔するかもしれませんが」
「来なくていいよ、もう凪ちゃんに手を出すなよな!」
「ふふっ、わかってますよ」
その後まもなくバグは解消され、アプリのシステム強化も施された。
「….はぁあ、疲れました。あなたの分身は血の気が多くて厄介です」
「凪ちゃんの分身はえっちだったね」
「せめて色気があると言え」
「…..じゃあ凪ちゃんも色気あるってこと?」
セラフは四季凪の頬に触れて、キスをした
ちゅっ
「んっ////」
「….ベッド行く?」
「….はい////」
セラフは四季凪を抱き上げ、寝室へむかった。
3,581
まき