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あらすじ
グラミー賞の授賞式に出席する関係で、ロサンゼルスに来ている大森と若井。
授賞式は無事に終了し、夜も遅いからと明日の予定を簡単に確認した後そのまま解散となった。
大森と若井は指定されたホテルの一室で2人、ソファに座り各々スマホを弄っている。
〜
「りょうちゃん、大丈夫かな」
昼間撮った写真を整理しながら不意に口を開く若井。
今日は涼ちゃんが体調不良で来られないから朝から一日中2人で過ごしていた。
元貴と2人きりなんて、いつぶりだろう。
仕事の時はもちろん、プライベートで遊びに行く時も何をするにも常に3人でいた。
各自1人の仕事が増えてきたとはいえど、2人きりの状況はすごく珍しく、なぜか少し緊張してしまう。
「うん。」
スマホから目を離さず大森は空返事をする。
「ねぇ」
少し間を置いて、突然話しかけて来る。
「ん?」
「えっちしよ」
ん。え?ん???
「えっ、どういうことそれ笑」
動揺した若井は苦笑いで大森を見る。
「だから、えっちしよう?って、お誘い」
そんなことを言いながらも大森の目線はスマホから離れず指先は忙しなく動いている。
しかし、髪の隙間から見える耳が真っ赤に染まっているのがわかった。
元貴は本気だ。これは冗談なんかじゃない。
そう感じた瞬間、胸がドクドクと鳴り出した。
「えっ、と」
何と返せばいいのかわからず、あたふたとしてしまう。
「俺さあ」
「若井と中学からずっと一緒にいるけど」
「若井の良いところも悪いところも誰よりも見てきたけど」
そう言いながら持っていたスマホを横に置き、若井の方に身体を寄せていく。
「もっと若井のこと、全部、知りたいなって」
「だから、えっちしたい。俺だけに見せる若井が見たい」
そう言って若井の太ももの上に顔を合わせるように腰を下ろす。 大森に押され、ソファの背もたれにもたれる若井。
あまりの急な出来事に、脳が追いつかなかった。
こんなに近くで元貴の顔を見ることなんて初めてだった。くるんと上がったまつ毛。柔らかそうな唇。そしてふわっと香る甘い元貴の匂い。
「若井は嫌?」
元貴の潤んだ瞳に真っ直ぐ見つめられる。
わからない。嫌じゃないけど、怖い。大森が何を考えてるのかわからない。
そもそも俺らは友達だし、仕事仲間でもあるんだからこんなこと簡単にしちゃいけないとは思う。
元貴は俺のことが、恋愛的に好きってこと?
そんな素振りあったかな。元貴が、俺を?
涼ちゃんがいないことに寂しくなってそれを埋めようと暴走してるだけなんじゃないか。
これを受け入れたら、どうなるんだろう。
考えをぐるぐる巡らせ、上手い返事を探していると突然、若井の視界が途切れた。
唇に柔らかい感触。
「、っ」
キス、された?
「若井はどうしたいんだよ」
顔を離して大森は言う。
「バンドのこととか、友達だからとかじゃなくて、若井はどうなの」
「俺は、」
唇に先程の感触が残ったまま言う。
「俺も、元貴のこともっと知りたいと思ってるよ。でも」
元貴が求めてくれてるのは嬉しいし、それに応えたいと思ってる。でも男同士だし、友達だし、仕事仲間だし、罪悪感があるのは確かだった。
伝えようとした瞬間、また唇を奪われる。
「ん、っ」
今度はさっきよりも深いキス。
少し開いた隙間からそろっと舌を入れられる。
息を洩らしながら厭らしい水音を立て口内をなぞり、絡めてくる。
元貴の恐ろしいほどのキスの上手さに徐々に身体の力が抜け、何も考えられなくなっていく。
一通り満足した大森は唇を離し、息を荒らげながら言う。
「じゃあ、いいよね」
「俺は、1人の男として若井滉斗を求めてる。だから若井も、1人の男としての俺を求めてよ。遠慮とかいらないから」
そう言って自身のシャツのボタンを外し始める。真っ白な素肌が段々と露わになっていく。
意を決した若井も同じようにボタンを外す。
その行動に驚いた大森は頬を赤らめ、目のやり場に困っているようだった。
そんな大森の恥じらう姿が可愛くて、若井はもう我慢の限界だった。
「ここじゃやりづらいからさ、ベッド行かない?」
大森は頷くと若井の上から降り、寝室に向かった。若井はそれを横目に見ながら必要なものを準備して後に続く。
寝室の扉を開けると、薄暗い部屋の奥にあるベッドに準備万端というように大森が座っていた。
若井はベッドに近づいていき、肩を押して大森を寝かせ上に乗る。
「え、お前上なの?」
「うん、だって元貴わかんないでしょ?」
そう、元貴は女性経験がほとんど無いから進め方がかわらない。
つまり、俺が元貴を好き勝手出来るってこと。
「まあ、いいけど」
頬を赤らめそっぽを向く元貴を見ながら、まずはどこが感じやすいのかを反応を基に調べることにした。
手始めに硬くなった2つの突起の周りを、指先で優しく撫でる。
「っん、」
大森の身体が跳ねる。
「ここどう?」
「なんかやだあ、俺若井に開発されんの」
「元貴が誘ってきたんでしょ笑」
口を尖らせる元貴はまだ余裕があるみたいだった。反応は良好。
そのまま突起に軽く触れてみる。
「んぅ、っ」
ビクンと腰が動き、腹筋に力が入ったのがわかった。頬が赤く染まる。元貴はもしかしたら、感じやすいのかも知れない。
「若井、だめそれ」
「気持ちよさそうだけどなー」
突起を指先で撫でたり、摘んだり、舐めてみたりとしばらく弄んでいるうちに段々と元貴の呼吸が荒くなってきた。
「わ、かいっ」
「んー?」
「下、っさわってほしい、限界」
涙目で訴える元貴は俺の手を取り、そのまま自身の大きくなったモノに当てる。
俺はズボンのチャックを下ろして脱がせてあげた。すると、下着の上からでも分かるほどに大きくなったモノが露わになった。
「すんごいけど、笑」
「別に普通だから、いつも通り」
顔を真っ赤にして強がる元貴のモノは下着から浮き出ており、形がわかるくらいだった。
俺はそれを、根元の方からゆっくりと撫でる。
「っあ、」
声が洩れ、触れる度に身体を震わせる元貴。
モノの先端を指先でくるくると撫でると徐々にグレーのシミを作り、水音が洩れるようになっていく。
俺が先端を触ろうとする度、元貴は必ず俺の手首を掴んで止めようとするけど、そんなのお構い無しに撫で続けて悶える元貴が堪らなく愛おしかった。
「あ”っ、も、やだぁ、」
「わかい、っわかい、なま、で」
「直接、さわってほしい」