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コメント
4件
六神のブーニベルゼさんに対する想いに感動しました😭😭ソフィアさんの動画でも思いましたが、きっと六神の皆さんはブーニベルゼさんの為なら命は惜しくないという考えをしてた人が多かったと思います。皆さん本当に良い方々ですよね😭
うおおありがとうございます! 涙が.....(´;ω;`) ベルゼ様はこの後何をするのでしょうか... この1ページだけで泣けるお話を作れるのはホントに尊敬しかございません....(;;)
私は一つの言葉をノートの余白に書いた。
「答えは、いつ?」
私の愛する子供達は死んだ。
愛や人の感情を理解する度に、子供達は死んでいく。
そして子供達は同じ事を言った。
「生きてくださいね」
そう言った。何故だ?
何故お前達が死んで、私は生きるんだ?
あぁ、思い出してしまう。
優しい日々、あの子達と過ごした時間、全部全部大好きだった。
だが、涙は流さないと決めた。
私の様な存在が泣いていたら、きっと笑われてしまう。
あの子達は、生きている間にたくさん傷付いた。
それを忘れたフリをしても、人には限界がある。
「もう、疲れたよ…」
そう言った子も居たんだ。
ゾディアーク、アルテマ、カオス、バハムート、この四人は特に傷付いたと思う。
「ねぇ、神様、助けてよ…」
そういうあの子達を最初に見た時は、何とも思わなかった。
でも、今なら分かる。
ずっと苦しかったんだな。
親に愛されず、自分は愛しているのに相手からは愛されない。家族を失った。
どれだけ苦しかったんだろうなぁ。
もう一度で良いから、抱きしめてあげたい。
「頑張ったね」って言ってあげたい。
でももう戻って来ない。
だから笑うんだ。泣いてしまう私を隠す為に笑う。
でも、バハムートが言っていた。
バハムート 「言えない事は言えないままで良いんだ。ただ、頼る事を忘れるな」
って考えたら、軽くなれるかなぁ。
そう言えば、死ぬ前にあの子達は言っていた。
エクスデス 「至高神様、どうかこれだけは覚えていてください。私を愛して下さり、
ありがとうございました。大好きです」
エクスデスはずっと私を崇拝してくれていた。
カオス 「至高神様、俺、バカだけど、世界で一番幸せでした!大好きですよ!」
カオスは最後まで優しい笑顔で居てくれた。
ゼロムス 「お願いします。どうか…笑っていてください。貴方の笑顔が…大好きです」
ゼロムスは弱った声で、涙を流していた。
アルテマ 「至高神様…私は…貴方が大好きですよ。これからもずっと、
家族ですからね…!」
アルテマは昔言っていた言葉を忘れていなかった。
バハムート 「至高神、後の事は頼んだ…私の愛した場所を…最高神界を…頼んだぞ…
大好きだ…」
バハムートは幻獣界以上に私たちが居た場所を愛してくれていた。
ゾディアーク 「今まで…迷惑をかけて…ごめんなさい…私は…幸せでした…至高神様と、
アイツらの事が…大好きです!」
ゾディアークは今まで涙を私の前で流した事はなかった。それなのに、最後は優しい笑顔で
死んでいった。
そうだ、みんな「大好き」だなんて優しい言葉を私にくれた。
今の気持ちを全部吐いて叫ぶ事は出来る。
でも生きるのが辛くて、しょうがない。
「生きる」「死ぬ」「泣く」「笑う」
解けない問だらけばっかりだ。
気付けば私は、あの子達の墓に来ていた。
私 「私はどうしたら良いんだ?ごめんな…こんな私で…」
もう死ぬ事を考えていた…
「大好きですよ、至高神様」
後ろから優しい声が聞こえた。
振り返ると、そこには誰も居なかった。
きっと、最期に会いに来てくれたんだろう。
ありがとう。私も…大好きだよ…