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嫉妬




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青柳冬弥(☕)


音楽の仕事をしている。

家での作業が多いのでペットを2匹買っている。

お世話が大変だが癒しでもあるのでペットには感謝してる。



猫(🐱)


一言で表せば冬弥が大好きな自由人。(自由猫(?)

冬弥の膝の上に座るのが大好き。



犬彰人(🥞)


一言で表せば冬弥が大好きなしっかり者の犬。

冬弥が猫ばっかり構うので嫉妬するが頑張って我慢している。

冬弥と2人きりで遊んでもらうのが好き。

でも猫とは仲がいい場面もあるが冬弥の話になると喧嘩が多い。





スタート!























🐱「みゃぁ~」


☕「こっちおいで。」


ぴょこんっ(冬弥の膝に乗る。)



☕「…」


🐱「^^」


方カタカタカタ…



🥞「(冬弥…仕事途中なのに猫は構ってもらえていいな…)」


俺は犬だからあんな猫みたいにコンパクトに縮こまって膝の上には乗れないから…いいな。

俺はしっぽがでかいから猫みたいに乗れないし。

てか、仕事中も構ってもらって仕事終わったあとも構ってもらえるのずるいだろ。いいな…俺も猫に生まれたかった…。


毎回こうだ。俺なんか要らなかったんじゃねぇの?

そう思う。

我慢してるけど本当は猫見たいに甘えたいし構ってもらいたい。

今日もこんな気分で1日いるのは嫌だと思い俺は他の部屋に行くことにした。














🥞「(暇だし冬弥が買ってくれたおもちゃで遊ぶか…。と言っても2人でしか遊べないモノの方が多いし。紐噛むのも飽きたし…)」


🥞「(あれ、よく見たら猫の方がおもちゃの数が多い…。いいな、ずるい、。)」




🥞「(…こんなもの無くなっちゃえばいい、そうだ!猫のおもちゃ壊してやる!)」




俺は特徴的な歯を利用して猫のおもちゃを少し壊してやった。

あいつどんな反応するかな。冬弥は俺の相手をしてくれるかな。

正直気分は良かった。これで俺の方がおもちゃの数も多くなった。

これで俺を見てくれるに違いない。





ガチャ…


☕「彰人。ここに居たのか。仕事終わっ…」


なんだこれは、…猫のおもちゃが壊れているでは無いか、。もしかして彰人がやったのか?


☕「彰人。このおもちゃ彰人が壊したのか?」


🥞「おう。」


あぁ、これで俺だけを見てくれるに違いない…。すごいなって褒めてくれるかな。



☕「彰人。やっていい事と悪いことの見分けも分からないのか?これは猫が大切にしていたおもちゃだぞ?」


🥞「…」


結果は逆効果で怒らせてしまった。

何がダメなのだろう。

俺には…分からないな。


☕「彰人。お仕置だ。外に行け。反省するまで外にいろ。」


🥞「…は、」


☕「俺は怒ってるんだ。猫が見たらどうなるだろうな。悲しくて泣いちゃうぞ?彰人が大切なおもちゃ壊されたら嫌だろう?ほら、反省しろ。」


🥞「…」


俺は冬弥に外に連れて行かされ「反省したら入ってきてもいい」と言われて外に出された。


🥞「…」


冬弥のペットになんかなるんじゃなかった。

2匹も買って猫の方ばっかり可愛がるくらいなら俺は冬弥に買われなくなかった。

もうこんな家出てってやる!









着いたのは謙さんの店。

今なら杏も居るだろうか。暇だったら遊んでもらおう。





カランカラン…



🎧「いらっしゃー…彰人!久しぶりー!」


🥞「久しぶり。杏。今暇か?」


🎧「今から店閉めるからこの後暇だよー。」


🥞「じゃあ店閉め終わったら遊ぼうぜ!」


🎧「いいよー!店CLOSEにしてくる!」














🎧「てか、今日は冬弥居ないんだね。猫の方も!」


🥞「冬弥が…猫の方ばっかり構って…遊んでくれない。しかもおもちゃも猫の方が数多い!冬弥は猫の方が好きなんだ…。だからムカついて、…猫のおもちゃ壊してやったら冬弥怒って外で反省しろって…それで外に出されて。もう冬弥なんかと居たくないから謙さんの店に来たんだよ。」


🎧「なるほどね…辛かったでしょ。」


🥞「冬弥はきっと俺の事なんてどうでもいいんだよ。猫なんか…仕事中も冬弥の膝に乗ってるんだぜ?」


🥞「本当は…辛い、ずるい、…俺も、構ってもらいたい…(泣」


🎧「そっかそっか…。」


🥞「…(泣」


🎧「…じゃあ彰人特別にパンケーキ出してあげるよ!猫には秘密だからね!」


🥞「ほんとか…?やった、!」


🎧「じゃあちょっとまっててね~。」












🎧「はーい!パンケーキ!」


🥞「うわ!美味そう!食べていいか?!」


🎧「じゃあ…待て!」


🥞「えぇ!早く食いたい、」


🎧「…よし!食べていいよ!彰人は我慢できて偉いじゃん!猫は待てできないんだよ。」


🥞「俺は待てできる。でもあいつ猫だから待てできないし自分勝手なんだぞ!」


🥞「ん!美味い!ふわふわだな!」


🎧「へへ、喜んでもらえてよかった。」









🥞「…もう食べちまった…」


🎧「いい食べっぷり!」


🥞「…なんか疲れて眠い。寝てもいいか…?」


🎧「いいよいいよ~!私は食器とか店の片付けしてるから!」


🥞「ありがとな。」


















プルルルルル…プルルルル




🎧「…冬弥?なんだろ。」



🎧「もしもーし。」


☕「白石!彰人!彰人見てないか、?居ないんだ、!」


🎧「…冬弥。落ち着いて。彰人は私の店にいる。」


☕「本当か?!よかった…」


🎧「その前に。ちょっと聞いて。」


☕「なんだ、?」


🎧「冬弥さ、彰人の気持ちちゃんと考えた?」


☕「え…」


🎧「彰人ね、猫ばっかり構う冬弥を見て辛かったんだって。もっと俺の方も構って欲しいって。」


🎧「冬弥最近彰人を構ってあげたのいつ?彰人は優しいから我慢してたんだよ。」


☕「…言われて気づいた。最近構ってあげてない、。最後に構ってあげたのは…1週間前だ、。」


🎧「1週間もだよ?彰人どんな気持ちだったかわかる?彰人が猫のおもちゃを壊したのはちょっとでも冬弥に気持ちを寄せて欲しかったからだと思うよ。」


☕「彰人…、今すぐそちらに向かう!」


🎧「はい。気をつけて。」




ピッ…






🎧「(…これで良くなるといいけどな、)」





















ガチャッ…!!



☕「彰人!」


🥞「…、」


☕「彰人?」


🥞「ん、…とや、?」


☕「彰人!ごめん!構って上げられなくてごめん!」


🥞「…冬弥、」


☕「我慢させてごめんな。猫ばっかり構って彰人の事構ってやれなかった。おもちゃを壊したのも構って欲しかったからなんだよな。」


🥞「…俺の事嫌いになったのか、?猫は冬弥の疲れの癒しになって膝の上にも乗れて…可愛くて、…俺はなんにもいい所がない。猫のおもちゃ…壊しちまったし、…。だから、…構ってくれなかったのか?俺のどこが嫌だったんだ、?なんで…俺だけッ…冬弥と遊ばせてくれなかったのッ…(泣」


☕「彰人ッ…違う。嫌いなんじゃない。最近…仕事につまずいて…上手くいかなくて…言い訳みたいになるが、…構ってやれる余裕がなくて…。おもちゃを壊した時…つい彰人に八つ当たりして壊した理由も聞かずに怒鳴って…外に無理やり出した事も…全部俺が悪いんだ。彰人は何も悪くないのに八つ当たりして悪かった…。ごめんな。猫も彰人も俺の大切な家族なんだ。それはずっと変わらない。」


☕「それに、彰人は可愛い。可愛くないなんて言わないでくれ。ちゃんと俺の癒しになっていた。日々の行動も可愛いし、周りが可愛くないと言っても俺は彰人のことを可愛いと思ってる。それに…彰人はちゃんと周りを見て俺の為に布団を用意してくれたり,猫と遊んでくれたりしただろ?俺はちゃんと見てた。ありがとう。」


🥞「…冬弥、俺と遊んでくれる、?俺の事どうでもいい?」


☕「遊ぶに決まってる。家に帰ったら遊ぼう。彰人の事どうでもいいわけないだろ?彰人は俺の大切な家族だ。」


🥞「また猫ばっかりだったら俺…俺、…悲しいからな…、」


☕「うん。分かった。もう悲しませない。家に帰ろう。」



🎧「ふー、解決してよかった。」


☕「ありがとう白石。おかげで気づけた。」


🎧「大丈夫だけどまた彰人悲しませたらもう彰人の事返さないよ?」


☕「分かった。絶対悲しませない。」




















☕「彰人。おいで。」


🥞「わんッ…、!」


☕「いい子だ。膝の上乗っていいぞ。」


🥞「ほんとか?重いぞ、?」


☕「いいんだ。ほら。」


ぽすっ…(膝の上に座る。)


🥞「!」


☕「彰人。ごめんな。これからはちゃんと彰人と遊んでやるからな。それに、仕事中でも話しかけてくれて構わない。甘えたい時は甘えてくれ。」


🥞「…!今、甘えたい、」


☕「ふふ、いいぞ。」



♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡









END





どーだったでしょーか!

2匹は大変ですね…。

実はこの話猫の彰人と犬の彰人の話にしようとしたんですけどあまりにも猫の彰人が悪人見たいになっちゃって可哀想なので急遽普通に猫に変えました。でも猫ちゃんも可哀想。

猫ちゃんを責めないであげてください😽

感想などはコメントにお願いします!


おつたに!

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