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新連載
『初恋を醜く飾る。』
⚠グロ(後編殺人要素有)·エロ(前編無)
⚠Rに近いびーえる
⚠残虐·桃虐·青橙くず
⚠青桃·橙桃
▪️人物紹介▪️
楜桃 桃九‐くるみ ももく‐ 17
引き笑い愛想笑いが多い。高2後期副会長 ストレスのせいで記憶をなくす。
橙山 橙李‐とうやま だいり‐ 18
関西人で桃が大好き。高2後期書記
桃が自分の恋心に気づいてくれないのが不服。
浅黄 青野‐あさぎ あおの‐ 18
兄の黄とは犬猿の仲。女狂。高2後期生徒会長 本命は桃なんだとか。
赤藤 赤葉‐しゃくどう あかば‐ 18
橙桃の親友で紫黄の一番弟子。高2
勇気が出ずいつも流されてしまう。
白上 白野‐はくじょう しろの‐ 18
桃の中学時代の元親友。高2…?
あることを犯し少年院に収容されている。
浅黄 黄陽‐あさぎ きよう‐ 19
青の兄。表情筋が硬い。高3前期生徒会長 いつも笑ってる桃を気にかけている。
橙山 咲紫‐とうやま さきむ‐ 19
橙の兄。大阪出身を偽ってる。高3前期副会長 弟の恋路を応援している。
_prologue _ START
『ただいまぁ ほんまに長かったんやけど、笑 警察さんの話、笑』
『あ、おかえり どーだった?』
『怪しいって言っとるくせに全く聞いてこんの、笑 ほんまバカやわ〜』
『あははッ 笑あ、そーだ桃くん帰ってきたよ、おかえりって言いな。』
『おっ!帰ってきと‐たん!またかわええ顔見れてうれしいわ〜、♡
おかえり桃ちゃん。』
セミがうるさく鳴いて今年も夏がやってきた。そんな中キラキラ輝く正門を潜り
教室向かって廊下を歩く。歴史ある校舎が、俺の登校を見守っているようだ。
俺は、楜桃 桃九。………って、
そんなメタメタな自己紹介いらないか。
ここ、俺の通っている歴史深い高等学校
私立苺種高等学校。いちご市唯一の高等学校で、多種多様な生徒が、笑顔を見せ合いながら過ごす高校。
そんな中、階段を上がってやってきた
2年4組の教室を眺める。普段だったら、
がやがや騒ぎまくってて五月蝿い教室はもぬけの殻だった。
そんな教室を見つめ、一人唸る。
桃『あ”~、?!えっ、?今日休み…?』
今日はきっと、いや絶対木曜日。地学ても金曜日なはずだ。必ず学校はあるはずだというのに、何で誰もいないのだろうか…? 俺は、昨年よりも倍に暑くなった猛暑の中、エアコン一つも付いていない教室で、自分の席にへたり込んだ。
溶けそうな脳の中、考えをまとめる。
今日は、木曜日……7月4日は…学校あるはずだし……。って言うかないわけないし…
そう思いを馳せながら、カレンダーをちらっと見る。そこには何故か、7月5日まで、赤いバッテン印が描かれていた。
きっと、昨日の日直が頭バグって、間違えて3日分書いてしまったのだろう。
いや、そんなことある?
半分熱中症の体は、登校中に走ったせいで、目眩すらも覚えているほどだ。
そろそろ、冷房をつけよう、そう思い立ち上がったとき、…
『……楜桃くん…?』
後ろから声がした。聞き覚えのある声に一瞬驚きつつも、身を翻して、〝彼〟を見た。やはり見ると、クラスの違う青が不思議な顔で立っていた。後期副会長の俺よりももう一段階上の立場。若干焦ってしまう。
青『何やってるの、?』
冷たい声色に、身がたじろぐ。左右の色が違う瞳に、すっと刺されるように睨まれる。
桃『いやぁ、ちゃんと時間通りに来たつもりなんですけど、誰もいなくて、笑 今日木曜日なのにおかしいなぁって思ってたんです、笑』
〝いつも通り〟の空元気を見せつつ、笑顔で向かい入れる。青と俺は年齢は一つ違うものの同級生。それなのに、向けられた冷たい視線が、より彼を恐怖へと飾った。そして、彼は、意味のわからないことを当然みたく、呆れ声で言った。
青『今日……土曜だけど…、』
お久しぶりです~!
新連載何卒宜しくお願いします!!
楽しく描いていきますので~、\(^o^)/