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Hayato×Jinto
とある日のインスタライブ
「こんばんはー」
画面に向かって手を振る、そこまでは普段通りだった
コメントが大量に流れてきて、メンバーが目を細めて追うと
メンバーに 「かっこいい」などのコメントの他は
〖さのじん〗
〖ペアリング?〗
〖薬指!?〗
というようなコメントで埋め尽くされていた
さりげなく仁人が自分の指を確認すると、普段人前でつけることを控えていた勇斗から贈られた指輪があった
なんでこの距離でみんな気付くんだろうな
仁人はポーカーフェイスを装いながらも、背中に嫌な汗が伝うのを感じつつどのように話をそらすかを考えていた
なお、勇斗の方も同じように確認をし、アワアワと狼狽えた
狼狽えるな、余計怪しまれると仁人から密かな焦りが見えた時、太智が口を開いた
「え~佐野さんと吉田さん指輪お揃いなん!?」
わざとらしい口調に、興味ないくせにあえてぶっこむなよ、と他の全員思ったが、この大量のコメントに反応しないのも逆に怪しいか、と仁人は覚悟を決めのっかることにした
「ん?なんですか」
「ほら、佐野さんと吉田さん指輪お揃いや~やって」
笑ってはいるが、太智の目に光はない
「デザイン違いますよ、似ているだけですね」
仁人は冷静を装い一応お決まりの否定をしておく
いつもそうだ、と言い聞かせている様子が見えた
「もう、認めとき~や~」
「はいはい」
ため息をつき
「あ、皆さん知ってるでしょ、僕ら入籍してるんで」
諦めたように仁人が言うと
〖おめでとう〗
〖結婚式呼んで~〗
〖覚悟を決めた吉田仁人〗
爆発的にコメントがあった
「はい、その話はこれくらいにして、まずは~」
仁人はその後、何事もなかったように、進行出来た…はずだ
「おま、気付け、言え」
インスタライブ終了後、仁人が勇斗を睨みながら言った
端から見ているとただの上目遣いである
「昨日記念日だからつけてとか言ったのお前だろ」
「仁人だってつけてくれたじゃん」
「それは今いいんだわ言うな、とりあえず言い出したお前が気付け」
「もうつけてるキャラでいいじゃん」
「よくないわ」
仁人は一人熱くなっていることにはたと気付いた
「てかお前、大事な時黙ってんな」
「俺しゃべったら多分すごいボロ出てたよ?」
「…でしょうね!」
冷静か!とつっこむ仁人に周りから「あはは」と作った笑いが出ることもなかった
実はペアリングをしたままだと知っていた舜太は「またいちゃついてるー」とその様子を見ている
太智は既に興味なさそうに真顔でスマホを触る
柔太朗は「好きだねー」と言いながら乾いた笑いをこぼす
もう、好きにやっとけ?
が、3人の総意であった
fin.
ひか様、リクエストありがとうございました!
例のお揃いの指輪ではなく、薬指にしてほしかったので新たにあげた設定です…
コメント
1件
ありがとうございます😭 さのじんに世界一興味ないだいちゃん大好きなんです😭😭😭