⚠️ATTENTION⚠️
・付き合ってる設定
・媚薬、Kissing描写少々あり
・色々許せる人向け
それでもいい方は💁♀
「っ……」
おかしい、なんだこの感覚は、妙に頭がくらくらする。
歩こうにも身体全体が泥のような重さで足が動かせない、身体を立たせるので精一杯だ。
何故だ……もしや、数分前に飲んだコーラがだめだったのか…?
確か、Tordにほい、と缶が開かれたコーラをもらった、その中の液体はいつもより少しドロっとしていて、甘味が強かった気がする。
「…アイツ絶対なにか盛ったな……」
ふう、と溜息を1つ吐いてTordの元へ向かおうとした。
けれども身体はさっきより重たくなっていて立つのも限界なくらいだった。
その途端、急に下半身がきゅう、と切なくなった。
うわ、これ絶対あれだ、媚薬だ、薄い本とかで何度か見たことあるぞ。
そんな呑気なことを考えていると下半身はもっと切なくなっていった。
もう立っているのすらも辛くて床にへたり込んでしまった。
「は、ぁっ……ふぅぅぅ…」
もうここ、リビングで自慰行為をしてしまおうかと脳裏をよぎったがまだ理性があるうちに自分の部屋に行きたい、そう思った途端、
「なぁにしてんの?」
今もっとも憎らしく、俺の恋人である人物の声が耳に届いた。
「と、Tord……お前、俺になにかしただろ…?」
「ん?さあ?」
いつもしているニヒル顔が今日は一段と憎たらしく思えた。
「なにも疑わず勝手に飲むお前が悪いんじゃね―の?」
不意に後ろに立たれていたTordに耳元でそう囁かれる。
身体の力が抜けてそのまま床に倒れ込んでしまいそうな俺をTordは支えて近くのソファへ運んだ。
そして俺をソファに座らせた後、顎をくっと引かれ、Tordの唇と俺の唇が重なり合う。
最初は軽いキスだったが、次第に深くなっていった。
くちゅくちゅと唾液が混ざる音が部屋に響く。
Tordの舌が俺の舌に絡みつき、頭にも音が響いてくる。
くちゅ、と可愛らしい音と共にTordの顔が離れていった。
Tordは普段見せないような熱っぽい顔をして俺を見つめてきた。
「……ここでしていいか?」
「せめて部屋連れてけ……。」
過去作
コメント
1件
てか区切り線みたいなのあんま効果なくね爆笑