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ああ…もう、この回めっちゃ沁みました…。 たっつんの「好きな奴の面倒見るん、迷惑ちゃう」が刺さりすぎて、そこから目が離せなかったです。 しかも「落ち着いてへんよ」「大事やから」って本音をこっそり見せてくれるのが、もうずるい。 ベッドで隣にいて、頭撫でながら「何回でも起きたる」って…こんな夜があっていいんだって思えました。 読んでて胸がぎゅっとなる、じんわり温かい優しさが溢れる1話でした…!🖤
夜。
泣き疲れたあなたは、たっつんのベッドにもたれたままぼーっと天井を見ていた。
部屋の灯りは暗めで、机の上の小さなライトだけがぼんやり光っている。
たっつんは隣でスマホをいじっていたけど、途中でふと画面を伏せた。
「……なぁ」
「ん?」
「まだしんどい?」
その声は、昼間よりずっと静かだった。
あなたは少し迷ってから、小さく笑う。
「……ちょっとだけ」
「そっか」
否定しなかった。
“もう大丈夫!”って無理して言わせるんじゃなくて、ちゃんとそのまま受け止めてくれる。
たっつんはベッドの背もたれに寄りかかりながら、隣のあなたを見る。
「今日は色々ありすぎたしな」
「……ごめんね」
「また謝った」
「だって迷惑かけたし」
するとたっつんは、軽くあなたのおでこを指でつついた。
「好きな奴の面倒見るん、迷惑ちゃう」
「……っ」
「むしろ頼られへん方が嫌」
さらっと言うから余計に心臓に悪い。
あなたが黙り込むと、たっつんは少しだけ笑った。
「また考え込んどるやろ」
「……バレた」
「顔見たら分かる」
そう言って、たっつんは隣へ近づいてくる。
肩が触れる距離。
「スマホ、まだ怖い?」
あなたはこくりと頷いた。
「通知来るだけでちょっと怖い……」
「ほな今日は見んでええ」
「でも……」
「ええねん」
たっつんはあなたの手からスマホをそっと取り上げると、机の上へ置いた。
「今は休む方が先」
そしてそのまま、ぽんぽん、と頭を撫でる。
ゆっくり、安心させるみたいに。
「……たっつん」
「ん?」
「なんでそんな落ち着いてるの」
「落ち着いてへんよ」
「え?」
たっつんは少し困ったみたいに笑った。
「ほんまは、泣いてるお前見た時めちゃくちゃ焦った」
「……」
「でも俺まで慌てたら、お前もっと不安なるやろ」
その言葉に胸がぎゅっとなる。
たっつんは視線を逸らしたまま、小さく呟いた。
「……大事やから」
空気が熱くなる。
あなたが見つめると、たっつんは照れたみたいに眉を寄せた。
「見るなやそんな」
「だって嬉しくて」
「……反則」
そう言いながらも、たっつんは離れない。
むしろそっとあなたの頭を肩に引き寄せる。
「今日はこのまま寝ろ」
「……いいの?」
「一人にした方が心配や」
低い声がすぐ近くで響く。
「夜って余計考え込むやろ」
図星だった。
たっつんは小さくため息をついて、あなたの髪をくしゃっと撫でる。
「……しんどくなったら起こしてええから」
「寝てても?」
「ん」
「ほんとに?」
「何回でも起きたる」
その言葉が優しすぎて、また少し泣きそうになる。
するとたっつんは苦笑しながら、あなたの目元を指で軽くなぞった。
「今日は涙腺ゆるゆるやな」
「……誰のせいだと思ってるの」
「俺か」
「うん」
「しゃーない。責任取って甘やかすわ」
そう言ってたっつんは、安心させるみたいにあなたの頭をぽんぽんし続けた。