……司センパイの事が好きだ。
ある日その感情に気づいた。
気づいたら目で追っているし、見ているとドキドキする…
男同士なんて、気持ち悪いよな…
そう思っていても、気持ちを伝えられなかったある日。
モブ「なあなあ彰人、お前知ってるか?3年生の変人ワン(司)、彼女いるらしいぞ!」
え、嘘だろ…?
あの司センパイが?
驚きを隠せない。
彰人「その話、本当か?」
モブ「噂だけどな!ツインテールの金髪の女性らしいぞ〜!誰かが帰り道一緒にいるのを見たって!!」
嘘だろ…そんなわけ…
”あの”司センパイが…?
昼休み、司センパイは俺の教室に来た。
司「おーい彰人!!一緒にお昼食べないか!?」
彰人「声でかいっすよ…センパイ…」
司「む?元気がないのか…?」
なんでわかるんだよ…
彰人「そんなことないですよ…?」
司「なにかあったなら俺に話してくれないか?」
彰人「……司センパイって、彼女いたんですね」
司「…え?俺は… 」
彰人「あー、いいですよ、わかってるので」
司「違…俺は…!」
彰人「いいんですよ、お幸せにね」
そう言って俺はこの場を走り去る。
いきなりこんなことセンパイに聞くなんてどうかしてた。
あれ、涙って、どうやって止めるんだっけ…?
続く…?
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