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それはまるでー
「傑!誕生日おめでとう!」
「…えっ」
「何ボケーってしてんだよ!?今日お前の誕生日だろ!?」
そうか、誕生日…
「ふふっありがとう、悟」
この世界では私は心の底から笑えなかった
…はずだった
不思議とその時は心が軽くなって純粋にその、「誕生日」を楽しめた
そう、誕生日を祝ってもらうということは私が生まれたことを祝ってもらうということ
私は、私がこの世界にいても良いって言うことを認められた
だから、 「嬉しかった」
今はそれと同じ気持ち
「…ありがとう 美々子、菜々子」
「…ありがとう 悟、しょうこ」
同じ言葉
「夏油様!はいこれ!」
そう言いながら美々子は私に箱を渡した
「私と菜々子からのプレゼント!」
「開けて良いかい?」
「いいよー!」
箱を開けると、そこにはー
後編3へ続く