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僕が住む地域にはこんな噂がある
「満月の日の0時丁度、坂の上の鳥居をくぐると異世界にいける」
本当かどうかはわからないが、確かに行方不明になる人達はいる
多いときで一年に2人ほど
行方不明になった人達は全員学校で虐めを受けている
親が厳しい
会社の理不尽な残業
など心身に関わることで病んでいる人ばかりだった
僕の家族もその中の1人だった
誰かはわからないが
家族だったのは確か
そして
今日
僕、梓早 雫が行方不明になる日
中二になってから色々と疲れてきたから異世界に行くことにした
そして今日の夜
坂の上の鳥居から家はそんなに離れてないから23時50分に家を出た
坂を上った
いくら9月でも地球温暖化の影響でびっしょりと汗をかいた
坂の上の鳥居の前に来た
腕に付けておいた腕時計を見てみる
針は12を指していた
今だ
意をけして鳥居をくぐった
その瞬間
僕は意識を失った
「ん…」
目を覚ました時、僕は林?森の中にいた
でもなんだか下の方が騒がしい
?「君!危ない!!」
その声が聞こえた時、森の中に
外から何かが飛んできた
手だ
人ならざる者の手だ
恐怖で身動きを取ることが出来なくなった
その人ならざるものの手が僕に降りかかる
終わりだ
と思った時目の前に人影がいた
?「大丈夫かい、君」
その人は顔が見えなかった
隠していた
”朱雀”と書かれた布を頭に付けて隠していた
「っは、はい、大丈夫です…」
?「良かった」
?「君、顔隠してる?」
「え、あいえ…」
?「!?、今すぐ隠して!」
「えっ」
朱雀の布をつけた人は僕の顔を覆う布を頭に着けて結んでくれた
?「この布はまじないをかけてあるから、前はちゃんと見えるよ」
「あ、ありがとうございます…」
?「あ、名前を言ってなかったね」
?「僕は霾伍、またの名を」
「え、朱雀って平安京を守ってたって言われてる四神の…」
霾「そうだよ、詳しいね」
「京都が好きで…」
霾「まぁ、この世界の説明も出来ていないからね」
霾「説明するよ」
霾「この世界はね、彼岸、別名で」
「異境界…?」
その瞬間目の前がぐにゃりと歪み僕は倒れてしまった
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