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持ち帰った動画を編集している最中、ミナミがふと呟く。
「ねぇハルカ。あの写真……見れば見るほど、あれ私たちだと思うんだけど」
「でもあれ昭和とかでしょ？さすがにそれはないって」
「じゃあ、あの学校にいたのは……私たちの“前の人生”だったとか？」
「やーめーてー！ホラーのネタとして最高だけど、信じたくない〜！」
冗談半分で笑い飛ばしながらも、編集途中の動画に奇妙な異変が現れ始める。
フィルターをかけてないのに映像がセピアに変わる
音声が加工されていないのに「…いっしょに…」という声が入っている
動画のサムネに、投稿してない“謎の第三の顔”が現れる
「これ……本当に、使っていいやつ？」
「……逆に、使わないと呪われるんじゃない？」
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