H × H
キル × ゴン
注 ┊ r15 ・ ショタ × ショタ ・
アルカちゃんとミトさん出てきます ・ 誤字脱字有 ・ 原作内容ちょい無視 ・ ほぼキルア目線途中ゴン目線有 ・ おばあちゃん今回は出てきません ・ 少し病み(ヤンデレ気味) ・ 展開が急等の内容ごちゃ .
何でも許せる方向けです 👍🏻
ピトーとの戦いでゴンが負傷したのをアルカの能力で治した後 、俺とアルカはゴンに誘われゴンの故郷であるくじら島へと一旦向かう事にした。
ゴンいわく 、今までの出来事や俺の妹であり自分を治し救ってくれたアルカをミトさんに教えたいらしくくじら島へ一緒に来てほしいみたいだ。
俺とゴンとアルカは今まで俺とゴンで旅をしてきたヨークシンなどで遊びながらくじら島へと向かい数日かけてくじら島へと到着した。
ゴ)なんだか久しぶりに色んなところで遊べた気がするね ! アルカちゃんも一緒にくじら島まで着いて来てくれてありがとう !!
キ)今までずっと森ん中で戦ってばっかだったもんな
ア) お兄ちゃん達が冒険して来たとこ、すごい楽しかった ! あたしもお兄ちゃんと色んなとこ冒険して色んなとこ行きたいから着いてくのー!!
ゴ) アルカちゃんはキルアお兄ちゃんのこと大好きなんだね !
ア )うん!あたし世界で1番お兄ちゃんのこと大好きだもん !!
ゴンは優しく笑みを浮かべながら嬉しそうに笑うアルカの方を向いて言う。
俺は ゴンの口から キルアお兄ちゃん と言う言葉が出たことに びくりと反応してしまった 、その様子に気づいたのかゴンが 目を逸らし下を向いている俺の顔を覗き込むようにして 「どうかした?」と言って見詰めてくる。
キ ) … ばーか 、… なんもねーよ 、 。
至近距離で見詰めてくるゴンと目が合い俺は慌てて他所を向いた。顔一点に熱が上がって顔が熱くなる。
ゴンは不思議そうにしながらも顔を離したが、俺を見詰めたまま 「大丈夫?」と言わんばかりでいる。… そうこうしているうちにゴンの実家であるミトさんが居る家へと着き、 ゴンが家の中へ入ろうとドアの目の前へ走って行くと洗濯物を干そうと家から出てきたところか、ミトさんが家からゆっくりと洗濯カゴを持ちながら出てきて、ゴンに気づいたその途端ミトさんが大声で「ゴン?!」と驚いたように言う。
ミ ) もー ! 帰ってくるなら手紙か何か寄越しなさいよ!前みたいにまた何も準備できないじゃない!!
ミトさんはまた連絡無しに帰ってきたゴンに向かって少し怒ったような口振りでそう言い、ゴンの後ろへ着いてきた俺とアルカに気づき あ!っと少し驚いた表情を見せながらも笑顔で 「ただいま」 と言ってくれた。アルカは初めて会うからと 「 あたし、お兄ちゃんのアルカって言います! 」と不慣れにも礼儀正しくちゃんと挨拶をする。俺はそれに付け加えるように「 アルカは俺の妹 、 家庭の事情で一時一緒に旅することになったんだ 」と言う。
ミ )あら、そうなの? 初めましてアルカちゃん。いらっしゃい
ミトさんは笑顔でまっすぐアルカのことを見詰めて出迎えてくれた。やっぱりたまにミトさんを親にもつゴンが羨ましくなる。
ゴ)ミトさん!また急にごめん!今まで起きたことミトさんに色々話したくなっちゃって、数日間居させてもらうね!!
ゴンはミトさんの横を通り抜けて家の中へと入っていく、アルカはミトさんに興味を持った様で楽しそうにその場で話している、俺はゴンの後へ着いて行き家の中へ入った。
キ)おい 、 ゴン! 待てよ、また森の方に行ってコンタ(コン)達に会いに行くのか??
俺は自身の部屋に入っていくゴンの後ろを追いかけ少しにやけながら聞く。
ゴ)んーん、コンタ達に会いに行くのは明日にする!もう少しで日が降りちゃうしミトさんにも今までのこと色々教えたいし、くじら島を出たらキルアにも一時会えなくなっちゃうからゆっくり一緒に過ごす時間もほしいしね!
ゴンは満面な笑みで俺の方を向いて言ってきた。やっぱお前には闇のない笑顔が1番似合ってるよ。なんて思いながらも俺はそれを口にはしない。
ゴ)キルア、どうかした?さっきも何か悩んでた?みたいだったし、
ゴンは少し心配そうに言って、その笑顔に見惚れていた俺のことをじっと見詰めてくる。その顔もまた俺の中でなにか来るものがある。ゴンのどの表情も全部俺は好きだ、。言動も全部全部。全部俺だけのものにしたいなんて独占欲が急に俺の中に湧き上がってくるのが分かる。
俺がじっとその場に固まっているからかゴンは俺の両肩に手をかけ揺さぶってくる。「大丈夫?!」と言って。俺は目の前に立っているゴンの手を無理に引いて強引に部屋の中へ連れて入る。手に力が入った所為かゴンが痛みに少し顔を歪ませる。それを見て不意に可愛いと思ってしまうのはやっぱり俺はゴンに対して友情や信頼を超えて恋愛的に好きになってしまっているのではないかと確信する。そのままゴンをベットの上へと腕を掴んだまま押し倒した。
ゴ)き、キルア? 、ちょっと痛いよ、ほんとにどうかしたの、?
ほんとに無防備な奴。こんな状況でまだ人の心配してるんだぜ? ばかみてぇなんて思いつつも俺は無言でゴンのジャケットのファスナーへと手をかけようとした途端下の階からミトさんが「ゴン!キルアー!」と呼ぶ声がした、それを聞いて俺は我に返りゴンから ばっ とすぐさま後ずさる様にしてベットから飛び降りる。嫌われていないかなどを思いつつ危なかった、危うくゴンに手を出してしまうとこだったなんて思う。
正直びっくりした 。 キルアが急に俺の手首を力強く、でも傷つけたりはしないように手加減して握ってきた。何か悪いことをして怒っちゃったのかと思って不安になっちゃったけどベットに押し倒されて、真剣に見詰めてくるキルアの整った顔と透き通る様な青い瞳を真っ直ぐと近くで見るとやっぱりすごく綺麗で不安よりも「綺麗だな」って感情が押し寄せてきた。
キルアがどこか俺に触れようとした時下からミトさんが俺たちのことを呼ぶ声が聞こえた、その瞬間キルアがすぐさま俺から離れて部屋の隅へと後ずさって下を向いて何か小声でぶつぶつ言っているのがわかったが、言っていることまでは聞こえなかった。
気まずい状況になるのは流石に嫌だから、俺は「ミトさんが呼んでる、キルア行ってみよ!」と何事も無かったかの様にして話かけ次は俺がキルアの手を引いてミトさんのいる1階へと降りる。移動中キルアはずっと何も言わずにまだ顔を合わせようとしない。ほんとにどうしたんだろうと少しまた心配がある。
ミ)2人とも早くお風呂入っちゃって!アルカちゃんが晩御飯のお手伝いしてくれるみたいだし、私とアルカちゃんで一緒に後でお風呂入るから!
ミトさんとアルカちゃん、いつの間にかとっても仲良くなってて正直びっくりしたけど、今のこのキルアをミトさんやアルカちゃんの目の前で見せるのはなんだか悪い気がして俺はミトさんに「はーい」と返事をしてお風呂場へと向かった。キルアはお風呂の中でもあんまり顔を合わせてくれなくて、いやに避けられてる感じがして俺もムッとなってキルアに顔を近ずけ目を離させないようじっと正面から見詰め、頬を両手で抑える。
ゴ)なにかあるなら言ってよね!なんで俺のこと見てくれないの
咄嗟に出た言葉で俺はキルアにそう言う。するとキルアは目を見開いて驚いた様に俺を見詰めてくる。俺はその様子に気づいて頬を抑えていた手をキルアの手元に移動させて、見詰めたままの目は離さないで 「キルア … 」と声を少し小さく抑えて言う。小さくその声は浴室へと響き反響して聞こえる中キルアは少し寂しそうにニヤけるように笑って俺を見詰め返してくれた。
キ)なんもねぇってさっきも言ったじゃねぇかよ 、んな心配しなくてもいいっつーの
キルアは誤魔化してるつもりなんだろうけど、流石にさっきの状況を目にしてる俺からしたら幾ら鈍感な子でも何かあったんだなってわかると思った。それにまただんだん無性に苛立たしくなってきてキルアがホントのこと言ってくれるまで口をきいてやらないようにしようと思ったけど、これで原因が俺だったらと考えると無視するのはもっとキルアにとって不満になるんじゃないかなんて思ってしまった。
ゴ)キルア … あの俺が原因だったりする 、?
原因が俺だったらと考えると不安が込み上げてきて、直球にも駄目押しで聞いてみることにした。
ゴンは俺の目の前に座って、体操座りをして、目線を逸らすようにして俺にそんな問いかけをしてきた。身体を洗い湯船に浸かっている状態からか、肩から下が見えず所々濡れ熱を帯びているのか少し赤く火照っている。好きな奴が目の前でそんな姿でいたらより一層欲が湧いて抑えられなくなりそうだ。
俺は自分の限界が来る前に目線を他所に逸らして 「別に」と素っ気ない返事をして先に湯船から上がり浴室を出る。その間ゴンは俺をじっと見詰めてきていたが何を言えばいいかなんて分からなかった。原因がゴンだってのは間違って無いかもしれない、結局俺は嫌な欲望には勝てない駄目な奴だ なんて思いながら身体を拭いて颯爽と服を着る。そうこうしている内にゴンが浴室から上がって俺には話しかけずにそそくさとタオルを取り身体を黙々と拭いている。俺はすげぇ気まずくってミトさんとアルカの居る台所へと向かう。すると、もう晩飯が出来ていてアルカとミトさんは俺を見て 「あ!」と言うと、
ア)お兄ちゃん!私ミトお姉さんとお兄ちゃんとゴンお兄ちゃんの為に沢山ご飯いっぱい作ったよ!
ミ)アルカちゃん結構覚えが良くてね、すごく助かったわ。ありがとう
と、アルカとミトさんは楽しそうに笑ってそう言ってきた。アルカの “ゴンと俺の為”って言葉が今のゴンと俺との状況に妙に敏感に反応させてきた。そんな話をしているとゴンが洗面所から出てきたのか、後ろから「わー!すごい!」と言いながら走ってきた。俺がその声に反応し後ろへ振り返るとゴンと目が合った。ゴンはすぐさま目を逸らして俺の横を通り抜けてミトさんとアルカの方へ駆け寄り「これアルカちゃんも作ったの?」と聞く。ゴンに避けられた。俺は無性にその現実に心の中で頭を抱える。
ミ)私とアルカちゃんはお風呂入ってくるからゴンにキルア、さっさと食べちゃいな
ミトさんとアルカは俺たちの今の状況を知らない為、ニコニコとお風呂場へと向かい俺たち2人を残して行ってしまった。
気まずい。 何を話せばいいのか分からないまま食事を手にかけ黙々と食べる。アルカとミトさんが作ってくれた夕飯は美味しいけど何か虚しさを感じる。
いつの間にか食べ終わったゴンは「ごちそうさまでした」と言って食器を流し台に持って行くとすぐさま部屋へと戻って行った。俺はそれを見て少しスピードを早めて食べ終わると洗面台(浴室)の前を通って「すげえ美味しかった!ごちそうさまー」と言ってゴンの居る部屋へと向かう。部屋の扉のドアノブに手をかけようとしたが、まず何て話しかけようかなんて考え詰め時間を潰してしまったがばっと勢いよく扉を開けてずかずかと部屋へ入り、ベットの奥端に身体を丸めて座っているゴンの前に立ち 「おい、ゴン」と名前を呼ぶ。
するとゴンは顔を下にしたまま「なに」と少し落ち込んだような声で返事を返してくれた。だけど俺は緊張で言葉を詰まらせ、どうしたらいいか分からずゴンの手に触れてみて今の俺をどう思っているのかを言葉にはしないが確かめてみる。ゴンはそれを驚いた様に身体をピクリと小さく跳ねさせて自身の手と俺の手を見詰めている。ゴンがゆっくりと俺を見ようとしてきて、ようやく俺は喉を動かし「ゴン 、ごめん…」と口にした。
浴槽の中で キルアどうしちゃったんだろ、 なんてまだ思っていた。別になんて絶対嘘。でも俺のせいだとしたらキルアのことだから絶対曖昧にして誤魔化すことなんて知ってる。浴室を出ていくキルアの後ろ姿を見ながら言葉が出ずにいた。なんて声をかければいいか分かんなくて料理の方に目をやりキルアを避けるようにして横を通り抜ける、もしほんとに俺が原因なら今はキルアに話しかけたりしない方がいいかななんて思った。沈黙の中ご飯を食べる、美味しいけど何か物足りないような感じがしてなんだか哀しくなってくる、俺は食べ終わった食器を流し台に置き慌てて自分の部屋へと戻り、一人ベットの上で蹲って考える。
お風呂に入る前の出来事を思い出しながら俺何か悪いことしちゃったかな、?なんて思い悩んでいると部屋の扉が勢いよく開いてキルアが入ってくる、正直ちょっとびっくりしたけど、今は緊張で心臓がどくどく言ってる。
キルアはそんな俺の目の前にきて、俺の名前を呼んできたから「なに」と返事をすればキルアは一瞬固まり、突然俺の手の甲に自分の手の平をのせてきた。驚いてその手を見詰め、ゆっくりとキルアの顔を見るようにして顔をあげるとそこには虚しそうな哀しそうな顔をして俺を見詰めるキルアが居た。するとキルアは急に「ごめん」と謝ってきた。
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No.01
「 俺だけの思いと 罪 」
5.337字 . 全 5.599字 閲覧ありがとうございました。
コメント
6件
おぅわ、、、か、かかかっ、神、、、ですよね、、?
続き遅くなりますが気長に待っていただければ幸いです‼️書く予定はあります‼️嬉しいお言葉沢山ありがとうございます🥹🥹
......小説家ですか...?