続きー!!
監禁スタート!
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「ん、ぅ、、はッ」
少し寝ぼけた状態で、足首に感じる冷たい重りに気づいてはね起きる。
「は、、な、なにこ、れ、、」
訳が分からない、
足には、ベットに繋がれた鎖が着いていて、
昨日は、、確か
「わ、かいが、、?」
怖いはずなのに、何故か若井ならいいなと思ってしまう自分がいる。
変、になっちゃたな、やっぱり
ガチャ
「ッ、ぁ、若井、、」
「あれ、涼ちゃん。おはよ」
「ん、お、はよ、、」
「、、これについて、何も言わないの?」
「、僕、別に若井なら、いい、、」
「え、」
「ほんとだよ?、、ちょっと、、こわい、けど」
「、、なら良かった、」
それ以上、若井は何も言わなかった。
僕も、何も言わなかった。、言えなかった。
なんだか、若井の顔が悲しそうに見えて、しまって
「、あのね、若井?」
ビクッ
「ぁ、ご、めん、いやだよね、、」
「ちがうよ、、若井、こんなにしなくても、僕はどこにも行かないよ、、」
捨てられない限りはね、、
そう心で吐き捨てた。
「、、涼ちゃん、ごめん、外すね、、」
「ん、ありがとう、、」
別に外して欲しかった訳では無いけど、落ち着かないから、外してもらった。
「、、涼ちゃん。、俺、涼ちゃん、のこと、、離したくない、、ッ」
「うん、」
「誰にも取られたくない、、」
「ん、分かってるよ、、昨日僕ら、分かり合えたでしょ?」
「ッ、で、も、涼ちゃんが恋を避けてた事は知ってるよ、、」
「え、」
「元貴、から聞いた、、ごめん、」
「あ、ぁいや、大丈夫、、」
「過去に、、何があったの?」
「、ッぁ、、」
「俺、涼ちゃんが過去のせいで俺から離れたりしたら、、ってなって、、」
「わ、若井は関係ないよ、!僕、があれは、悪かったの、、」
「、、お願い、話して」
「、、、、わ、分かった、」
「若井、、気を悪くしたら、ごめん、、」
「、、頑張る、」
これまでは、フツウに女の子が好きだった。
お付き合いまでいったことはなかったけど、ちゃんと、フツウの人と同じように恋ができてた。
でも、中学、かな。
2年生のクラス替えで、すごい陽キャ?の男の子と隣の席になったんだ。
話しかけてくれて、明るくて、面白くて、
僕は、だんだん、彼を好きになってしまった。
だめだって、分かってた。
自分はフツウじゃないと。
僕の学校は2年生からクラス替えがなくて、3年生も一緒だったんだけど、自分の思いに嫌気が差して、もうこの感情は出さないでおこう、と思ってた。でもね、彼が、卒業式のとき、、告白してくれたんだ。
彼、凄くモテて、、自分なんかには釣り合わないし、釣り合う気もなかったけど、あの時はすごく嬉しくて、、僕らは初めてお付き合いしたんだ。
そこから高校いって、大学行って、元貴と出会う前、、までかな。付き合ってたのは、。
彼が、浮気して、、さ。
女の子、だった。
もう、別れよう。と思った。
やっぱ男はやだったんだ、と思ったし、
卒業してからの彼の変貌ぶりは凄くて、、酒癖は悪いし、暴力的になったし、、あの、、あういうことヤるときも、、自分中心で、僕はただの道具としてしか思われてなかった。結局、体をボロボロにされて、お金も散々吸い取られて、、
捨てられた。
もう、自分の生きる意味、を無くしたから。
何もする気になれない、ぼんやり生活してたなか、
元貴に会った。運命、だった。
「、、で、そこから若井を好きになって、みたいな、、ね、、」
「あ、、」
「も、ぅ、ほんと馬鹿馬鹿しいよ、、ッ」
「若井、のこと、好きになった時も、自分は、どうせフツウじゃないから、、
また、いいように使われて捨てられるだけだ、って、、ひどいよね、、若井は、何も悪くないのにッ泣」
「、、涼ちゃん、、」
「ほんと、、ごめん、ね、、」
「なんで謝るの、涼ちゃんは悪くない、」
「で、も、、ッ僕は、やっぱ、、フツウじゃ、」
「、涼ちゃん、あのさ、フツウって誰の基準なの」
「ぇ、、、」
「全部全部世の中に、合わせてもさ、自分のフツウがわかんなくやるだけだよ、、
そりゃあフツウに合われないとダメな時もある。
だけど、そればっかじゃ、涼ちゃんの色が、、出てこないよ、、」
「ッ、、」
「それに、さ、俺は涼ちゃんの元彼じゃないよ?
そいつと一緒にしないでよ、、もっと信用して、」
「ぁ、ご、めッ泣」
「、ん、泣かないで、、俺も泣きそうだから、」
「ッぁ、、ぅ」
「俺のこと、好きになってくれたんでしょ、?」
「う、ん、、ッ泣」
「じゃあもう一生離さないよ」
「ん、ッ泣」
「涼ちゃん、後悔、しないでよ、、」
「若井、が捨てない限り、僕は若井に尽くすよ」
「捨てるもんか、ッ泣」
そこから、少し歪な愛のカタチの表現が始まった。
監禁、という形ではあるけど、若井同伴であれば外出もできるし、フツウに過ごせる。
若井がいない時は、若井が、心配なのかは知らないけど部屋に閉じ込められて、それが少し窮屈なだけで、これと言った不満は無いし、自分も若井の1番そば良さにいられて、嬉しい気持ちもある。
彼の、弱った姿も頑張る姿も怒る姿も笑う姿も、、
全部全部、見守れる、。
これは、僕の、僕らの、、
フツウではない愛の物語だった。
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はい、2話めしゅーりょーね
このシリーズR18なしっていったけど
入れるかもで す
いやぁ、自分でかいてて訳分かんねーや
ばいばーー?i