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「東の村―――
そしてドーン伯爵領とブリガン伯爵領の間の
新規開拓地の街……
2つともそれぞれ1時間くらいで行けるように
なったってか」
公都『ヤマト』の冒険者ギルド支部で、
そこの最高責任者であるアラフィフの筋肉質の
男性がつぶやくように語り、
「便利になったもんッスねえ」
「どちらも1日がかりで向かうような
場所だったんですけど―――
それを思うともう、昔とは比較にならない
くらいです」
褐色肌に黒の短髪の次期ギルド長の青年と、
彼の妻であるタヌキ顔に丸眼鏡の女性が
しみじみと話す。
「おかげで、最近は公都への一極集中が
少し和らいだと聞いています。
というか、それぞれの村や街もかなり発展
しているはずなんですけどね……」
実際、東の村なんかは村と称しているものの、
規模としては小さめの街と表現していいくらいに
栄えているし、
西の方の新規開拓地は結構後になって開発を
進めたためか、かなりの速度で発展し―――
今では千人以上を収容出来ると聞いている。
「何より驚いたのは、本当に10日くらいで
出来上がってしまった事ですね。
早く出来るに越した事は無いんですけど」
「土魔法の使い手も多いっちゃ多いからなあ。
そういやお前さんのところでは、やっぱり
こういう方法の交通手段は一般的なのか?」
私の感想にジャンさんが答え、続けて
質問してくる。
ここは支部長室で、基本的に私が異世界人=
『境外の民』だと知っているメンバーしか
入れないので、そういう問いも普通だ。
「そうですね。
都市部に多いと思います。
やはりメリットとしましては、
地上に一切関わる事なく、障害無しで
突っ切る事が出来るのが魅力かと」
「魔物とかはまあ別としても、
地下なんて邪魔は入らないッスからね」
「川や湖の下でも、でしたっけ?
それなら橋をかけたり、上の地形は一切
関係なくなるわけですから……」
続けて、レイド君とミリアさんが感想を述べる。
それを聞いてギルド長がうんうんとうなずき、
「ここは最初に下水道を作っちまったから、
直接乗り込めなくなったのは残念だが。
ん? いや待てよ?
じゃあお前さんのところじゃ、どう両立させて
いるんだ?」
事実上の公都の最高責任者として、ジャンさんが
疑問を口にするが、
「その場合は深さを変えます。
基本的には、下水より深い場所を通って
いましたね。
地下に行けば行くほど、地盤がしっかり
して来ますので」
それを聞いていた次期ギルド長夫妻が、
「あれ? でもそれなら」
「最初からその『地下鉄』も、深いところに
作った方が良かったのでは―――」
単純に疑問に思ったであろう事を2人が
口にすると、
「こちらでは初めての試みでしたし、
何かあった時の事を考えると……
もし生き埋めなんて事になってしまい
ましたら―――
私の能力でもどうにも出来ませんし。
それで浅い方を掘る選択をしました」
私の言葉にギルドメンバーは、『あ~』という
声を出すと共に納得する。
「そうだなあ。
さすがに災害や事故まではシンにもどうにも
ならんしなあ」
ギルド長がそうつぶやくように言うと、
「お、そうだ。
そういえばフラーゴル大陸の件が落ち着いたと
いう事で、正式にライの野郎とあのお姫様?
ティエラ様の婚約が発表されるそうだぜ」
「おお」
私が驚き半分、喜び半分の声を上げると、
「あー、ずっと先延ばしになっていたッス
もんね」
「国外というか、海外との結婚なんて
初めてじゃないですか?」
レイド君とミリアさんもその話に食いつき、
「やっとアイツも身を固めるのかと思うと、
俺も感慨深いぜ。
サシャやジェレミエルともそういう
仲だっただろうが……
前国王の兄としては、ずっと独り身という
事になっていたからなあ」
あー、やっぱりそういう関係か。
それについては今さら驚かないけど。
「え?
本部長って本当にずっと独身だったんスか?」
「おと―――
ギルド長と同じくらいの年齢でしたよね?」
息子・娘同然の2人が彼に聞き返すと、
「アイツも弟に王位を譲った後、
下手に結婚とか子供とか出来ちまうと、
不用意な争いを招く、とか言ってな。
だから今のラーシュ陛下の体制が固まるまで、
そういう話は一切断っていたんだよ。
今の年齢で言えば隠居していてもおかしく
ないしな。
今さらその子を王に、なんてヤツも出て来ない
だろう」
ギルド本部長は仮の姿で、その正体は
王族だものなあ。
いろいろと考えなければならないか。
そこでコンコン、とドアをノックする
音が響き、
「ン? 入って来い」
部屋の主がそう返すと、
「失礼します。
あの、ミレーヌちゃんがぐずっちゃって……
お母さんに来てもらえないかと」
女性職員がおずおずとそう話すと、
「もー、仕方ないわね。
お仕事中なのに」
「いいから行ってこい、ミリア。
レイドも。
こっちももう、話す事は無いしな」
ジャンさんの言葉で2人は愛娘のところへ
向かい、私もしばらく彼と雑談した後、
ギルド支部を後にした。
「ふーん。
ティエラ様と本部長が―――」
「国同士となると、また大きなお祝いに
なりそうじゃのう」
アジアンチックな童顔の妻と、ドラゴンの方の
モデルような目鼻立ちの妻が感想を語る。
夕食時、家族団らんの中……
私は今日の出来事を彼女たちと共有していた。
「でもおとーさん、遅かったねー?
ギルド支部に行くだけなら、もっと早く
帰ってこれたんじゃ」
黒髪ショートに真っ赤な瞳を持つ娘が、
帰宅時間について疑問があるようで、
「ギルド支部の後に、カーマンさんのところにも
寄ったんだよ。
ちょっと相談したい事があるという話
だったから」
「へー」
「それはどんな?」
メルとアルテリーゼが興味がてら、それぞれ
息子を手元に置きながら聞いてきて、
「馬車を扱う人たちから、不安の声が
上がっているって聞いてね。
それの対策を話し合ってきたんだ」
「不安? 何でー?」
今度はラッチが聞き返してきて、
「ホラ、『鉄道』が出来てからだいぶ経つけど、
今度は『地下鉄』が出来ただろう?
それで、輸送にもう馬車は必要なくなるんじゃ
ないかって―――」
「まー、その不安はわからなくもないけど」
「だが『鉄道』が出来た頃は、そんな話は
聞きはせんだが」
妻2人がそう返してくると、
「『鉄道』の頃はまだ長距離だったからね。
それで住み分けというか区別はまだ
出来ていたんだ。
だけど今回の『地下鉄』は近場だし……
いよいよマズい、って危機感を覚える
人たちが出てきたんだよ」
ふむふむ、と3人はうなずいて、
「シンのところはどうだったのー?
こういう問題は起きたー?」
メルの質問に私は一息ついて、
「そもそも『鉄道』とか『地下鉄』とかは、
ある程度地上の開発が進んでから
やるものだったしね。
本来は、道路とか街道とかの整備が
一通り終わってからやるものなんだ」
「なるほどのう。
まずは普通に地上を走れるようになってから、
大量輸送はどうするか?
って問題になる」
「でもおとーさん、そういうのが終わる前から、
いろいろ導入しちゃったから―――」
アルテリーゼとラッチが母子で分析して返す。
前にあった、サンチョさんやラジーさんたちの
件でもそうだったけど、今でも馬車はこの世界の
輸送のメインを担っている。
(■302話 はじめての すわけ)
しかし新しい輸送手段の登場で、今は金額の面で
まだ優位ではあるものの……
いずれ取って変わられるのではという恐れは、
当然あって然るべきもので、
「それでどうしたの?
何か対策は?」
人間の方の妻の質問に私は天井を見上げて、
「正直、この世界の馬車の事をよくわかって
いなかったんだよね。
でまあ、どのような用途に使われているのか、
聞いてみたんだけど」
「んー、お貴族様の馬車とかならともかく……
商人なら輸送のため、それ以外なら依頼を
受けて、どこかに行く感じ?」
「そう、そうなんだよ。
何ていうか、あくまでも個人が運用する、
という意識が強くてさ。
だから今度、馬車の関係者を集めて―――
商会を立ち上げてもらおうかなって思って」
「人間の乗り物はよくわからぬが……
貴族が専用に雇っているのであれば、
まあそちらは問題あるまいし」
「それで、商会を作ってどうするのー?」
アルテリーゼとラッチの問いに、
「定期便、というのを作ってもらおうかと
思っている」
そこで妻と娘は顔を見合わせ、
「定期便って、確かワイバーンのものが
あったよね」
「そうそう。
王都と公都を結ぶヤツだが」
妻たちの言葉に私はうなずき、
「そういうものだと思えばいいよ。
ただワイバーン便なんて、平民には
手が出せないし―――
そもそも重要人物とか情報を乗せて
くるものだからね。
だから手軽に行き来出来る交通手段として、
馬車を活用したいんだ」
そこで私はいったん仕事の話は区切り、
その後はシンイチやリュウイチの話などをして、
夜はふけていった。
「また面白い事を考えたな。
一定時間毎に、人や荷物が満杯でなくても、
定刻通り出発する交通手段、か。
一見非効率だが合理的でもある」
「私の考えではなく、地球では当たり前の
ものだったんですけどね。
しかし公都まで出て来て頂いて助かりました」
白髪の混じったグレーの短髪の、アラフォーに
見える男性に、私は頭を下げる。
彼は冒険者ギルド本部長にして、前国王の兄・
ライオネル・ウィンベル様。
ティエラ様との婚約が正式に発表されるとの
事で、そのお祝いの言葉を伝えようと……
ギルド支部の魔力通信機を使ったところ、
話の流れでふと馬車の定期便の件を出して
みたら、それに食いついてきて、
馬車の関係者たちとの会合にもついてきて、
説得に一役買ってくれたのである。
「まあ、普通の商売として考えりゃ、
どう考えてもまともじゃねーし。
だが盲点だったぜ。
『鉄道』だって定期便だ。
それで正確なスケジュールが立てられる。
あと―――」
「手紙、ですか」
私がそう言うと、ライさんはコクコクと
首を縦に振る。
この世界……
手紙や文書もまた、定期的に集めて
届ける機関は無い。
誰かに依頼するか、貴族や豪商クラスが
直接手の内の者に命じて届けてもらうのだ。
「魔力通信機だって―――
そうおいそれと誰でも使えるものじゃない。
だが国の支援で、手紙を出す事が容易に
なれば……
今以上に人や情報のやり取りが盛んになる。
何より新たな雇用を創設出来る。
これはデカい!」
「公都でも人が多くなり過ぎて、そろそろ
新事業の立ち上げでも、と思っていた
頃でしたからね。
不安を吹き飛ばすにはちょうどいい
機会でした」
やはりというか、『鉄道』『地下鉄』は
馬車関係者の心配事になっていたようで、
そこへ降って湧いた―――
『各地への定期便』
『手紙・文書の配達』
の話に彼らは興味を示し、
さらにそこへ、前国王の兄である
ライオネル・ウィンベル様が直々に
お墨付きを与えた事で……
彼らは胸をなでおろしたようだ。
「それに、公都もなかなか広くなったようだが、
王都はそれ以上だ。
東西南北、その端まで行くには時間がかかる。
王都・フォルロワにはすでに環状鉄道が
あるが―――
やはり値段はまだまだ平民の手が届く
ものじゃない。
幸い地面は整備されているし、そこに
馬車の定期便も導入すれば、ますます
物流は盛んになるだろう」
ライさんの言う通り、すでに山手線のような
環状鉄道は王都に敷設されている。
(■268話
はじめての えんしゅうりつ参照)
だが、庶民には高い足のようで……
一般的な交通手段とは言い難いらしい。
「しかし、結局国を巻き込んでしまう形に
なってしまいましたが、大丈夫でしょうか?」
そう、今回ライさんは正式に、ウィンベル王族
ライオネル・ウィンベルとして出席してくれた。
つまり国の庇護を約束したも同然であり、
そこには当然予算もつく。
私がそれを心配していると、
「今、ウィンベル王国は空前絶後の
好景気なんだ。
誰かさんのおかげでな。
それにフラーゴル大陸の不安定要素も
無くなった。
しかも雇用対策、ひいては治安維持に
つながるんなら文句はねぇよ。
あ、そうそう。
正式な婚約発表の際、ランドルフ帝国の
皇帝陛下にもこれを進言するつもりだから。
ま、祝いとして受け取っておくぜ」
本音もあるだろうが、こちらに負い目というか
後ろめたさを感じさせないためだろう。
その気配りに心の中で頭を下げる。
「そういえば、その―――
サシャさんとジェレミエルさんの姿が
見当たりませんでしたが。
今回はお一人で?」
「あー……
確かに今の俺は王族としての立場だから、
あの2人を連れていたら不自然、というのも
あるが―――
来るっちゃ来たんだよ。
で、来た瞬間ここの児童預かり所へ一瞬で
走り去った」
「ブレないですね……」
「本当になあ」
私と王族の男性は苦笑しながら、
いったん冒険者ギルド支部へ向かう事にした。
『さあここ、ザハン国で―――
初の『神前戦闘』が開催されようと
しています!
獣人族と鬼人族、男女合わせて20名の
選手たちが、今、リング上に並びました!』
同じ頃……
フラーゴル大陸・ザハン国商都スタットでは、
復興計画の1つにあった『神前戦闘』が、
始まろうとしていた。
「しかし、ずいぶんと人が多いな……」
「クアートル大陸からも観客が来ている
ようです。
あちらでも大盛況で、ファンも大勢
ついているとの事」
そこにいたのは、やや青みがかった短髪に
白髪が混じる初老の男と―――
その従者である短髪の青年、
ドルミンとプラクス……
モトリプカの中心人物、その主従であった。
「話によると、元々は獣人族における
神事であると聞いたが」
「そうですね。
他の国にも、神様に捧げる行事や戦いは
ありますが―――
それを現代風にして、ショーとして
発展・興行化したものらしいです。
その発端は辺境大陸とも」
彼らは、モトリプカで行われる『神前戦闘』の
下見に来ていた。
まずは、沿岸国であるザハン国でそれが
行われると聞いて、
自分の目でそれを確かめるため、お忍びで
商都スタットに潜入したのである。
「だが、鬼人族もいるようだぞ?」
「資料では、辺境大陸では獣人族だけが、
古来の行事を復活させたのですが、
後にクアートル大陸でも興行を行った際、
そこにいた鬼人族にも、『神前戦闘』のような
行事があったらしく……
合同で行うようになったとの事」
いわゆるパンフレットや、調査してきた
書類を元に、プラクスはドルミンに説明する。
「しかし、亜人同士の戦いを見世物―――
あまつさえ興行にするとは、何を考えて
いるのだ?
辺境大陸やクアートル大陸は、人外に
寛容な施策を取っていたのではないか?」
「自分にもそこがよくわからなくて……
とにかく見てみましょう。
それでかの大陸の思惑がわかるはずです」
そして彼らはギャラリーに溶け込み、
『神前戦闘』を観戦する事となった。
「行けー!! バグナー!!」
「シュテン、返せー!!」
やがて試合が進むにつれ、彼らは熱狂する
観客の中に巻き込まれ、
「魔法を使わない、ただの肉弾戦が―――
こんなにも多種多様な戦いになるとは」
「打投極、というのが基本のようです。
突きや蹴り、投げ、関節や絞め技を極める……
それだけですが、種類が異様に多い。
初めて見ますが、体の大きな亜人というのも
あって、すごい迫力です」
事実、彼らのプロレスは元ネタである地球は
元より、もはやゲームに近い動きで、
その1つ1つが観客を魅了していた。
「うむぅ、興行として人気というのも
うなずける」
「その選手ごとにも、商品があって
すごい人気らしく―――
確かに、新たな商売としても注目される
でしょう」
あくまでも2人は、客観的な立場で
分析を試みる。
「うん?
次の試合は女性か」
「そうですね。
まあ、男より迫力は無いでしょうが」
そして今度は女性選手の試合を観戦する事に
なるが、
「キャー!!
パメラお姉様ー!!」
「スイレン様ー!!
負けないでー!!」
と、黄色い声援があちこちから上がり、
「うーむ。
男のような迫力は確かに無いが……」
「身軽で、まるで空を飛び回るような
戦いですね。
なるほど、女性選手はこういう戦い方を
するのですか」
ドルミンとプラクスはうなずきながら見入る。
パワーは確かに男に劣るだろうが、スピードと
テクニックを多用したそれは、男に勝るとも
劣らない試合を見せつけ、
「それに華やかだ。
鬼人族が入場する時に来ていた衣装も、
異国や種族の特徴を表しているのだろう」
「それぞれの主張が出ていますね。
衣装にも戦い方にも個性があって、
見ていて飽きません」
そして試合の合間には、巨大なスクリーンに
これまでの試合のハイライトや今後の興行予定、
そして―――
『さあ試合だ!!
今日もボーロ(カレーの事)を食べて
勝つぞ!!』
『獣人族の伝統料理ボーロ、近日発売!!』
と、人気選手がいろいろな商品のCMを行い、
「あれも上手いな。
よい商品の宣伝となる」
「悔しいですが、商売に関しては学ぶところが
多いと思われます」
そして彼らは最後まで……
『神前戦闘』を堪能した。
その夜―――
自分たちの宿泊施設まで戻ったドルミンと
プラクスは、
夕食を終えて、主人は窓の外を眺め、
従者はその後ろに控えていた。
「どう思う? プラクス」
「え?
『神前戦闘』の事でしょうか。
我が国でも導入する価値はあると
思われますが」
その答えにドルミンは振り向かず、
外の景色を見つめたまま、
「あれは……使える」
「と言いますと?」
従者の問いにようやく主人は振り向き、
「我が国は―――
これまで、所有奴隷至上主義とも言うべき
価値観で動いてきた。
何かあればお互いの奴隷同士の戦いで
決着し、勝ち続けて奴隷を多く所有するほど
尊敬を勝ち得た」
「それが、『神前戦闘』と何の関係が」
その言葉にドルミンは体を傾け、横目で外を
見るようにして、
「あれはあくまでも戦闘に見せかけた
行事だが……
それなりの強さは要求され、しかもただ
強いだけでは人気につながらない。
戦い方、見せ方、主張、個性―――
その全てを駆使しなければならん」
「確かに……
戦いではあっても殺し合いではありません。
どう戦いを演じ、それが観客の支持を得るか、
かなり高度なものに見えました」
彼はプラクスの答えにいったんうなずいた後、
「今後、所有奴隷はあの選手になり得る。
人気のある選手を抱える事こそ―――
至高の価値となる。
そして人気はただ強いだけでは得られん。
いかに多くの者の支持を得るかが鍵となろう。
そして、各種族に対し寛容性も示せる」
ドルミンは指導者として頭をフル回転させ、
所有奴隷至上主義に代わる価値観を提示し、
「で、ではモトリプカに戻りましたら、
支配地域での神事や行事を調べましょう」
「そうしてくれ。
戦闘でもなくとも構わん。
神への奉納の行事はどこもあるはず
だからな」
こうしてモトリプカでも、『神前戦闘』の
創設が決まった。
91
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うわあ第326話も最高だった…!✨「地下鉄」の話から馬車業界の不安、そしてライオネル様の後押しで誕生しそうな郵便・定期便構想、すごく現実的でワクワクしたよ〜!📮💕 あと急に出てきた『神前戦闘(プロレス)』、モトリプカまで影響与えてるの熱すぎる!!ドルミンが「所有奴隷に代わる価値観」として見出したのが胸熱🔥 次回も楽しみすぎる!!