TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

類司です。地雷の人はbrowserbackしてください。


スタート














おかえり!

シーン。もちろん、誰も反応はしてくれない。オレは空気みたいな存在だ。母さんや父さん、弟や妹からも無視されている。今日もご飯を作る。家事も全てオレが担当している。そうしていれば、いつかは褒めてもらえると信じて。




ご飯出来ました!

オレはそういうだけ、あとは勝手に食べてくれる。前は美味しい状態のを食べて欲しくてしつこく言ったらビンタされたな~w。うーん、難しい(笑)

作り終えたらオレの部屋に行く、オレの部屋は屋根裏部屋だ。部屋があるだけでも有難い。



食べ終えたみたい。今日は食べ物が残ってた。久しぶりのご飯だ。無い日も普通にあるがな、家族が風呂に入っている時は食器洗いなどをする。




上がったらしい。家族が入ったあとにオレも入る。多少ぬるいが入れるだけでも有難かった。オレは鏡をあまり見たくない。オレの姿など、興味無い。




風呂からあがったら明日のご飯やお弁当の仕込みをする。それが終わったら勉強だ。オレはもう18になるが、高校も大学も行ってない。親が駄目と言うからだ。




朝は早く起きる。たまに寝ない時がある、それは仕方がないことだ。




家族がみんな仕事や学校にいった。今日はご飯などを買ってくる日だ。なるべくセールの時間を狙う。親はあまりお金を出さないので自分のバイト代からで補っている。





買い終わって帰ろうとしたら、家族が帰っていた。緊張と寒気で気持ち悪かった。でも、家族の前では失望されると思い我慢をした。


だが、無理だった。オレは弟の前で吐いてしまった。舌打ちをされた。まぁ、オレにはそれがお似合いだ。母から汚いと言われた。分かっていたが血を吐いていることまでは驚いた。驚いてもどうすることも無い。だって、病院にわざわざ行く必要も無いのだ。こんなオレよりももっと苦しんでいる人にするべきだ。




ぴ、、、ぴぴ、、、

目覚ましを止める。

目覚まし時計は弟のものだ。何でオレが使っているかって?たまたまあったから、使った。でも、壊れている。別にオレは気にしない。



朝ごはんに取り掛かる。




よし、できた!家族を呼んでこよう




コンコン

「おはようございます、朝ごはんの支度が出来ました。」

4人分回る。回り終わったら自分の部屋に向かう。家族とはあんまり合わないようにしている。あっちがそうして欲しいと言われたからだ…。嫌な顔をされるよりはマシだ。ふわぁ、、なんだか最近は眠いな…






体中痛くて起きた。いつの間にか寝ていたみたい。…しまったっ!昼ごはんを作っていないっ!シーン、…………、みんな居るのか…?そう思ってリビングに行ってみた。



居なかった。そういえば今日は旅行か…、まだ、捨てられない。それだけで安心する。でも、1人…、自分は生きているのかな…。そう思って心臓に手を当ててみた。トクン、トクン。

大丈夫、まだ生きている。、、オレは、一応人間だ。生きている。なんで、家族に嫌われているんだろう。何かしただろうか、、謝る、何でもするから……




1人にしないで。

この作品はいかがでしたか?

300

コメント

16

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚