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・誤字、脱字あり

・語彙力は遥か彼方へ飛んでいきました。

・ご都合設定

・キャラ崩壊

・季節、時間軸は改変しました。

・原作ガン無視

それでもいい方はゆっくりしていってね。


〜パーカー野郎〜

それから俺は度々場地圭介に殴り合いをけし掛けている。2桁は軽く超えた。どちらかが勝つより、引き分けになる方が多かった。

場地圭介にケンカ売ってんのを見て、松野が殴りかかってくることもあったが俺は、ぶっ倒していた。まあ、伊達に場地圭介と張っちゃいないしな。当たり前っちゃ、当たり前だ。

何回もけし掛ける内に周りの人間も慣れて、またやってるくらいの認識になった。

そしてネコというあだ名もつけられた。名前を名乗らないからだが、まあ、なんでもいいが。


…今の環境に心を満たされを感じてる自分もいるが、ダメだ。それじゃあ、俺のケジメになんないんだ。早く、早く区切りをつけないと、情が移る。そしたら、俺は、場地圭介を殴れるのか、?…もし、殴れなくなったら、俺は、この心をどうすればいいんだ…?


〜場地〜

ネコが殴り掛かってきてから俺達は、何度も拳を交した。あいつとの殴り合いは正直楽しい。けど、あいつは時々悲しそうに、苦しそうに殴り合いをする。そういうときのあいつはスキが多くて殴り合いが早く終わっちまう。なんか考えてんだろうなあ。でも、あいつのあんな面は心臓がぎゅって痛くなるから、あんま見たくねえんだよなァ。それに…ずっと、嫌な感じがする…。

ーーーーーーーーーーー

今日は公園の近くで偶然2人は出会った故に、殴り合いをすることになった。天気が良いのだから絶好の殴り日和だろう。公園の入り口にネコは自転車を停め、さあやるぞといったときだった。電話の着信音が聞こえた。どうやらネコのモノのようだ。仕方なく2人は戦闘態勢をオフにした。

ネ「…悪い」

一言詫びを入れ電話に出る。

ネ「…はい、もしもし、……え、兄さんが?ッすぐに向かいます!場地圭介、悪い急用ができた。今日は帰る。じゃあな。」

そう言い、ネコは走ってどこかへ行ってしまった。場地は不審に思った。ふと、目を向けた先にはネコの自転車があった。

圭「あいつ、チャリ忘れてやがる…しゃあねえ、持っててやるか。」

ネコが気になる気持ちもあったため、場地はチャリに乗ってネコのあとを追っていった。ネコに追いつけそうなところで、場地は止まった。ネコが入っていった建物は病院だった。場地は嫌な予感がし、すぐにネコのもとへ行きたかった、が、行けなかった。足が動かないのだ。場地が棒立ちしていると、そこへドラケンがやってきた。

堅「ん?場地じゃねえか。こんなとこに突っ立って何やってんだ?」

圭「あ、ドラケン、」

いつもと様子が違う場地にドラケンは不審を抱いた。

堅「何があった、」

圭「ネコに、電話かかって、顔、青くて、あいつのチャリ持ってきて、ネコ、病院入っていって、それで、」

堅「落ち着け。ゆっくりでいい」

圭「、ネコの後、追おうとしたんだ、嫌な感じしたから、でも、足が動かねえんだ、」

堅「…」

今までどんな喧嘩でも、どんな時でも、こんな場地見たことなかった。ドラケンは戸惑いを隠しつつ、場地の肩に手を置き、目を合わせた。

堅「とりあえず、俺らはここでネコが出てくるの待ってようぜ。それで少しは冷静になろう、な?」

圭「おう…」

それから2人はネコが出てくるのを待っていた。時間の流れは感じられなかった。会話はなかった。ただひたすらネコが出てくるのを待った。

日が暮れて夕日が出てきた頃、ネコは病院から出てきた。

圭「!ネコ…!」

ネ「え、なんで、場地圭介がここに、?」

堅「お前のチャリこいつが持ってきたんだよ」

ネ「ああ、ありがとう、こんな時間まで、…とりあえず、お前らも帰れよ。家の人心配するだろ」

堅「その点に関しては俺ら不良だから遅く帰ることなんてザラにあるから大丈夫だ」

ネ「胸張って言えることじゃねえだろ、」

圭「…なぁ、何があったんだよ」

ネ「、何も」

圭「そんな酷い面して何もねえわけねえだろ!」

堅「落ち着け」

ネ「……場地圭介」

圭「、なんだよ、」

ネ「今から付き合えよ」

圭「あ?どこに?」

ネ「殴り合いだよ」

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