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〜2.5次元舞台「東京ブレイド」稽古5日目〜
GOA「やっほ♪来ましたよっと♪(※売れっ子脚本家)(29歳)」
金田一「おうGOA。調子はどうだ?」
GOA「別件の脚本スケジュールがガタガタでね…朝までに修正寄越せとか言われて大変だったよ…眠い眠い」
アクア「…脚本のGOAさん来てるな」
あかね「うん…」
アクア「今日は原作者も来るらしいから…挨拶がてらかな…」
あかね「…ねぇ、この脚本ってどう思う?(脚本を見る)」
アクア「ん?」
あかね「ちょっと原作とは違うでしょ?」
アクア「嗚呼…でも割と原作に準拠した脚本だと思うぞ?」
あかね「えっ?」
アクア「俺が前に出たドラマの脚本に比べたら”90倍はマシ”(真顔)」
あかね「今日あまは酷かったもんね…(汗)」
アクア「気になる所があるなら直接聞いたらどうだ?」
あかね「!駄目だよ!演技の指導は演出家から受けるもの。多くの人にあーだこーだ言われたら…役者も混乱するでしょ?他の役者と演技の駄目出しし合うのも金田一さんは良しとしてない位だし…(汗)」
アクア「ふ〜ん…(歩き出す)」
GOA「”スマッシュヘブン”の公演は来れそう?まだ席用意出来ると思うけど…」
金田一「ああ…」
アクア「すみません」
金田一とGOA「?」
アクア「黒川が”脚本について質問がある”みたいなのですが…」
あかね「!!?(汗)」
アクア「演出の金田一さんの意見も踏まえてお伺い出来たら…」
あかね「ちょっと!アクアくん!💦」
アクア「?2人同時に聞けばスジは通るだろ」
あかね「それはそうだけど…!(汗)」
GOA「んー?何々?(汗)」
金田一「言ってみろ黒川。」
あかね「!あの…鞘姫のキャラクターなのですが…なんて言うか…脚本からだとキャラが少し理解出来なくて…この意図と言うか…(汗)」
GOA「ああ…原作より大分好戦的な感じだしね」
あかね「!そうなんです!原作だともっと葛藤が…!(汗)」
GOA「…まーね…そこは僕もかなり悩んだ…ただ、その葛藤を演劇というメディアに変換した時…出来ない事はないんだけど…やや”尺”を取りすぎてしまう…漫画では大ゴマの表情一つで語れた心情を…板の上で遠い席のお客に伝える為にはそれなりに時間の長い演技が必要になる…ただでさえ登場人物が多く、様々な思感が錯綜する群像劇を2時間程度の尺に入れ込むとなると…”シンプルに整理”する必要がある…じゃないと全てのシーンが散漫になるし、お客に伝わりづらい作品になってしまう…全て原作通りにするなら脚本家という職業は要らない。盛り上がる所をしっかり定めて、要素を取捨選択していく…僕も原作ファンだからさ〜…あんまり手を入れたくないんけどね。そういう汚れ役も僕の仕事の内だと思ってるからさ…」
あかね「……」
GOA「と言っても演じるのは黒川さんだから…引っかかってる部分があるなら今からでも直すよ?」
金田一「甘やかすな…俺も原作は最初の何巻かは読んだが、鞘姫の心情を入れれば間違いなくノイズになる…いっそ活発なキャラにした事で対立構造がシンプルになり、魅せたい部分を分かりやすく魅せる事が出来ている…作劇としてこの判断は間違っていない…だから採用した。この舞台においてお前の役割は人物の深さを魅せる事じゃない…人物達の対立を分かりやすく明示する。舞台装置としての説得力なんじゃないか?」
アクア「…だそうだけど…納得出来たか?」
あかね「…うん…」
〜しばらくして休憩時間〜
あかね「…(書いたメモを見る)分かりやすくかぁ…」
雷田「はーい!お疲れ〜!スペシャルゲストがお越しでーす!♪」
アビ子「…あ…えと…こんにちは…(汗)(小声)(※『東京ブレイド』作者)(22歳)」
吉祥寺「『東京ブレイド』作者の”アビ子”先生!(汗)…と付き添いの吉祥寺と申します(※『今日は甘口で』作者)(34歳)」
かな「!吉祥寺先生お久しぶりです!!♪」
吉祥寺「!有馬さん!今日あまの打ち上げ以来ですね!♪アクアさんも!またお会い出来て嬉しいです!♪(アクアを見る)」
アクア「光栄です」
メルト「先生おひさっス(汗)」
吉祥寺「あっ…ども…(※塩対応)」
メルト「…分かっちゃいるけど…”やや塩対応”だな…(汗)」
アクア「そりゃお前…今日あまでは”滅茶苦茶してた”しな…原作者からしたら、親の仇みたいなもんだろ」
メルト「…まぁな(汗)」
あかね「…先生!」
アビ子「!(汗)」
あかね「初めまして♪」
アビ子「…!!(汗)サッ(吉祥寺の後ろに隠れた)」
吉祥寺「!ほら先生、ちゃんと挨拶して(汗)」
アビ子「イケメンと美少女は…目を合わせただけでテンパる……」
吉祥寺「まぁ分かるけど…(汗)」
雷田「あはは…ゆっくり見学なさって下さい」
吉祥寺「!ありがとうございます♪」
かな「〜〜!〜〜!!(演技してる)」
アクア「〜〜…(同じく演技してる)」
あかね「…〜〜〜…(同じく)」
鴨志田「〜〜〜…(同じく)」
姫川「〜〜〜!!(同じく)」
アビ子「…✨(目が輝いてる)」
雷田「どうですか先生?」
アビ子「皆…演技上手…!良い舞台に出来ると思う…✨」
雷田「そりゃ!ララライは一流の役者しか居ませんから!♪」
アビ子「皆きっと…沢山練習してくれるんですよね…♪」
吉祥寺「先生、舞台の時は練習じゃなくて稽古って言った方が良いですよ」
アビ子「あっそうなんですか?すみません…私何も知らなくて…凄いな…私には出来ない…(脚本を握る)だからこそ…あれですよね…(立ち上がる)私が言わなきゃですよね…(歩き出しながら)」
吉祥寺「……(汗)」
アビ子「…脚本って…今からでも直して貰えますか?」
雷田「んんっ!?(汗)」
GOA「…!(汗)」
雷田「勿論ですが…どの辺を…?(汗)」
アビ子「どの辺っていうか……その………」
アビ子「………”全部”?」
次回へ続く…!
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