bigbang
↳前編を見ていない方は前編も見てね。
スンリは最後の方で出ます。
‼️🐲視点‼️
昨日のスンリとの連絡のあと、メンバーの皆との都合を合わせ、三日後に皆で集合することになった。
🐲「はぁ〜。楽しみ。」
僕は待ち遠しくて仕方が無かった。
集合場所はもちろん僕の家。
その理由は単純で、下手に店で気を遣わせるのは申し訳ないと思ってしまったから。
僕の家のほうが彼は安心すると思う。
100%そうと言う訳ではないけれど…。
でも、ただ普通に迎えるのは面白味が無いと思った。
🐲「んー…。どうしたら喜ぶかな…。」
🐲「盛大に祝ってみたいし…。」
10分程考えていると、僕は一つ思い付いた。
🐲「サプライズだ!!」
🐲「部屋を飾り付けて..すんちゃんの為にケーキも買って…!」
僕なりには中々の名案だと思った。
🐲「こうしよう!」
そう言ったが、行動に移す前に少し真剣に考えてみた。
一人だと確実に間に合わない。
そう察し、僕は信頼できる人に手伝ってほしいと伝えた。
もちろんすぐに賛成してくれて、明日にはやろうと言ってくれた。
—翌日—
ピンポーン…
朝の9時にインターホンが鳴り、僕は急いでドアを開け、彼を出迎えた。
🐲「おはよう、ヨンベ!」
☀️「おはよう、ジヨン」
僕はヨンベを家に入れ、ソファーに腰掛けるよう言った。
それと同時に僕は自分の提案を伝えた。
🐲「何個か提案があるんだけれど、〜〜〜。」
☀️「うんうん」
🐲「こうしたらいいと思う。ヨンベはどう?」
☀️「僕は…」
しばらくして、僕達は意見をメモ帳にまとめた。
〜メモ〜
1 パンダのケーキ
2 部屋の飾り付け
3 プレゼント
4 スンリの好きな食べ物を沢山用意する
🐲「やっぱり、すんちゃんはパンダが似合うね」
☀️「クマ、治ってるかな?」
そう茶番を言って、僕達は一緒に一笑(ひとわらい)をした。
🐲「ふぅ…。さ、早速必要な物を買おっか!」
そう僕が言うと、ヨンベは深く頷いた。
それを見た僕はヨンベに微笑みかけて、メモ帳を手にし、外へ出た。
—外出—
☀️「こうして一緒に出掛けるのは久々だね」
🐲「懐かしい感じがして良いね」
そう僕は返すと、ポケットに入れてあった五人の時のアルバムを見た。
🐲「……..。」
僕はどこか寂しいような感じがした。
ずっと見つめていると、ヨンベは覗き込んでアルバムを目にした。
☀️「懐かしい」
🐲「あ、あぁ、見てたんだ」
☀️「急に黙り出すから覗いただけだよ」
🐲「ごめんごめん、よし!行こう!」
僕はすぐにアルバムをポケットに戻し、歩き始めた。
しばらくして、僕達は目的の場所に着いた。
🐲「ここだ!ここになら沢山売ってるはず」
☀️「大きいモールだね」
🐲「でしょ、結構探したんだよね」
僕達は早速中に入り、メモに書いてある物だけを目的に探した。
🐲「まずは一つ目、パンダのケーキかぁ…。」
パンダのケーキなんて滅多に見かける事が少ない。どうすれば良いものか…。
☀️「ジヨン!!」
ヨンベが僕の名前を叫んで、早く来いと言わんばかりに小さくジャンプしながら手で合図してきた。
僕は小走りでヨンベの方に向かって問いかけた。
🐲「どうしたの?」
☀️「これ、パンダのケーキみつけた。」
🐲「おお!流石、やっぱり仕事がはや…い…。ヨンベ、?これはレッサーパンダ。」
☀️「でもパンダって書いてある。」
彼の天然っぷりに僕は少し驚いた。
パンダとレッサーパンダは名前が似ているだけで全然違う動物なはず…。
彼は何と勘違いしたのだろうか?
ヨンベのポンコツに付き合いながらで時間が掛かったものの、全て必要な物は整った。
🐲「ふぅ…。」
☀️「いっぱい歩いたね。」
🐲「それはヨンベが…、」
僕が話そうとしたとき、ヨンベは誰かに指を指した。
🐲「こら、ヨンベ。人に指差すのは…だ…め…」
僕はヨンベが指を指した方を見て、思考が停止した。
どこかに見覚えがあった。
背が高くて
ハンサムで。
只者ではないオーラ。
僕は瞬きをすることが出来ず、喉が鳴った。
誰かに似てる…。
ジロジロと見ていると、奇妙に感じられたのか、早歩きで彼は姿を消した。
☀️「ジヨン?」
🐲「…」
☀️「ジヨン!」
🐲「!ごめん。」
☀️「さっきの人、何か見覚えあるよね。」
🐲「だね。って、もう19時じゃんか。早く帰って準備しよう。今日は僕の家に泊まっていきなよ」
☀️「お、ありがとう。」
僕は頷いて、家まで帰る事にした。
—21:32—
僕達はご飯も済ませ、あとやる事は準備のみ。
僕達は話し合いながら着々と進めていった。
🐲「ここはこうで…こうすると…」
☀️「ここは絶対これ。」
🐲「あ、たしかに。」
☀️「〜〜〜?」
🐲「〜〜〜。〜〜!」
🐲「ふぅ、終わった、かな。」
☀️「多分」
やっと、やっと終わった。
今は夜の1時。
ぶっ通しでしていた為、僕達はヘトヘトだった。
☀️「喜んでくれるといいね。」
🐲「だね。」
楽しみだ。彼の反応が。
スンリはサプライズに対して泣いて喜ぶ事が少ないため、正直言えば内心不安だった。
でもヨンベと何時間も準備して用意した物だから、流石のスンリでも涙腺には来るはず。
そう期待しながら、スンリとの約束の日を迎えた。
—集合場所—
僕が家で待っていると、必ずと言っていいほど一番最初に来るのはヨンベ。でも今日はテソンも一緒に来ていた。
テソンがこんなにも早く来るのは珍しい。
🐲「テソンがこんなにも早く来るなんてね…」
☀️「テソンはいつも遅いから僕が連れてきた。」
ヨンベがそう言った後、僕はテソンの方を見た。
明らかに眠そうな雰囲気で、目が死んでいた。
意識があるのか不安になり僕はテソンの名前を呼んだ。
🐲「テソン?」
👼「……..」
駄目だこりゃ。
そう思って僕は彼をソファーに寝転ばせた。
🐲「スンリ、まだかな?」
☀️「もうすぐじゃないかな」
スンリもテソンと同様に遅いから不安だった。
少し不安だったものの、すぐにインターホンがなった。
ピンポーン…
🐲「スンリが来た!!」
僕は走ってガチャ、と玄関を開けた。
玄関の先にはスンリがちょこんと立っていた。
昔はもっと堂々と立っていたんだけれど…。
でもそんなことより久々にスンリと会うことが出来ることに興奮した。
🐲「すんちゃん!!!!!」
🐼「ジヨンヒョン…、お久しぶりです」
🐲「おいで!」
僕は昨日用意したサプライズを見せたかった。
☀️「こっちにサプ…」
僕はすぐにヨンベの口を塞いだ。
サプライズがあると言ってしまえば、感動が薄れてしまう。
🐲「静かに…」
☀️「ごめん、ジヨン。」
🐼「….?」
🐲「まあとにかく、おいで」
🐼「はい。」
僕は扉を開け、それと同時にクラッカーを鳴らした。
🎉…
スンリはその光景に驚いたのか、僕達に向かってこう口にした。
🐼「ーーーーーーーーー」
長々と書いてしまったのですが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は特に自信ないです。
誤字・脱字は見つけ次第修正します。
↳4/13 誤字があったため、修正致しました。
【場所に付く→場所に着く】
それとリクエストください!
次回は多分「再開Ⅱ」
スンリはなんと口にしたのか….。
コメント
7件
もう既に泣きそうですていうか泣いてます。続き楽しみにしてますフォロー失礼します、!
もう、好きです。大好きです。土下座します(?)背が高くてからもうにやつきました、
好きすぎる💖スンちゃんの言葉気になる🤔