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bigbang
↳メンバーに寄せてるつもりですが似てないです。
‼️ジヨン視点‼️
スンリはその光景に驚いたのか、僕達に向かってこう口にした。
🐼「ヒョン達…俺なんかにこんな物まで…」
僕はまさかの反応に戸惑った。
まさにスンリらしくない反応だった。
正直、スンリならば目の前にあるパンダのケーキに食らいつくと思っていた。
でも、スンリが喜んでくれたのは間違いなく、嬉しかった。
🐲☀️「気にいってくれた?」
🐼「もちろんですよ、ヒョン!!!」
そう言って、僕たちに抱き付いてきた。
🐲「おわっ、」
☀️「…」
僕もヨンベも突然の事で頭が真っ白になっていた。
☀️「あはは」
ヨンベはいきなり笑い、スンリに抱き返した。
ヨンベと同じように僕もスンリに抱き返すと、スンリはほっとしたかのように肩の力が抜けていくことがすぐに分かった。
そうすると、いきなりスンリは僕たちから離れ、背を向けた。
何事かと思い困惑していると、スンリは話題を変えた。
🐼「ぁ、これってパンダのケーキですよね!」
今更感が凄く、いきなり話題を変えたのはびっくりしたが、この方が逆にスンリらしくて安心した。
だが、僕は一つ違和感に気が付いた。
少しスンリの声が震えている。
🐲「…?」
僕がスンリの顔を覗き込もうとすると、スンリは避けるようにぷいっと背を向けた。
🐲「すんちゃん…?」
ヨンベも異変に気付いたのか、スンリに声を掛ける。
☀️「しんどいの?」
🐼「いや…、」
スンリがこちらをちらっと振り返り、僕たちの事を見つめた。
よく見ると、スンリの目から涙が零れ落ちていることが分かった。
🐲「す、すんちゃん!?」
☀️「だ、大丈夫ですか?」
🐼「なにもないです。」
いいや、何もない事ないだろう…。
🐲「大丈夫じゃないでしょ…」
恐らくスンリは僕達に泣いている姿を見られたくなく、どうにかして誤魔化そうとしていたのだろう。
どうにも隠すのが下手だ。
🐲「…ふふふ」
僕は思わず笑ってしまった。
🐼「な、なんで笑うんですか、ジヨンヒョン」
🐲「いや、誤魔化すの下手だなぁって。」
そう冗談半分で言うと、スンリは口をぷくーっと膨らませた。
🐲「ふふっ。さ、ご飯もあるから食べよう。昨日ヨンベと準備したんだよ」
🐼「で、でも朝ごはん食べてきました…」
☀️「じゃあお昼に食べる?」
🐼「ああいや!ヒョンたちが作った物は別腹です!!」
そう調子に乗って、スンリはソファーに腰を掛けようとした。
🐲「あ!!そこに、は!」
僕が止めようとした時はもう遅かった。
スンリは僕の方をみて「え?」という顔をしていた。
ぼふっ
👼「あがっ!」
🐼「わっ!?テソンヒョン!?」
👼「スン…リ…ヤ…」
やってしまった。
完全にテソンをソファーに寝転せているのを忘れていた。
🐲「…へ、へへ…」
僕が気まずそうに笑うと、ヨンベはテソンの方に向かって歩き、心臓マッサージしようとした。
👼「ちょ、ちょっと!ヨンベヒョン!!僕生きてますって!!」
ヨンベはピタッと心臓マッサージしようとした手を止め、ほっとしたような顔で言った。
☀️「良かった。死んだかと思った。」
👼「ヨンベヒョン…」
🐼「ご、ごめんなさい。テソンヒョン…」
👼「大丈夫だよ。ちょうど目が覚めたし…」
🐼「良かった、です?」
👼「スンリヤ、見ないうちに変わったね」
🐼「…そうですか?成長しましたか?俺。」
👼「うーん、してない」
テソンがそう言うと、スンリはしゅんとした。
🐼「そうですか…」
🐲「ほらほらー、食べるよ!」
☀️👼「はーーい!!」
🐼「は、はい!!ヒョン!!待ってください!」
僕達は雑談をしながらご飯を食べ、飲み合ったりとし、スンリにプレゼントも渡した。
もちろん言うまでもなく充実した一日であった。
—01:34—
僕はもうこんな時間か。と思いながらパソコンのソフトを立ち上げ、作曲をしようとした。
僕がパソコンに向かって黙々と作業をしていると、ガチャ、と扉が開いた。
🐲「ん?こんな時間にだれだ、?」
僕が扉の方を見ると、スンリがいた。
もちろん先程まで呑んでいたからベロベロだった。
🐼「じよ”ヒック”ヒョン、こんなじか”ヒック”んまでパソコン触ってたらだめですよっ”ヒック”」
{ジヨンヒョン、こんな時間までパソコン触ってたらだめですよ。}と言っているんだろう。
だが、それまでもお酒を呑むとスンリは昔のように生意気で無邪気であり懐かしいように感じた。
🐲「そうだね、スンリ。寝よっか。」
そういうとスンリはゆっくり頷き、僕のベッドに潜っていった。
🐲「そこは僕のベッドなんだけれどなぁ…」
🐲「まあ、いっか。」
僕はスンリの横に寝転び、すぐに寝たスンリの寝顔を見つめた。
🐲「僕は幸せ者だな。」
そして、一緒に眠りに落ちた。
—???—
🐲「ふはぁ、よく寝たぁ。今日はすることないし、暇潰しにカフェに行こう。」
—カフェ?—
正直言って、このカフェでbigbangのメンバー以外の客を見た事がない。
🐲「いつも通り、誰もいないなぁ。」
🐲「ミルクコーヒー、ください」
僕は注文した物を待っていると、入口から音がした。
カランカラン…
明らかに誰かが店に入ってきた。
🐲「んん、ここに人が来るなんて。」
僕は誰が来たのかと気になって仕方が無かった。
出来るだけ体を伸ばし、見ようとした。
僕は人影を見て、はっと息を呑んだ。
🐲「ヒョ…ン….?」
相手も僕に気付き、僕の名前を呼んだ。
???「ジヨン…?」
🐲「うっ、」
🐲「あれ…。夢…?」
僕が先程見ていたのは夢であった。
🐲「誰だっけ、うぅ。思い出せない。」
あくまで夢であり、はっきり顔を覚えていなかった。
🐲「…」
僕は必死に思い出そうとした。
🐼「じよんひょん…おきたんですね。」
ふわふわとした寝起き感満載の声で僕に声を掛けてきた。
🐲「あ、すんちゃんおはよう。」
🐼「おはよう、ございます…」
🐲「考えてる暇はない、か。」
僕はスンリをしばらく見つめ、ベッドから体を起こした。
そして振り返り、もう一度スンリを見つめた。
🐼「どうしたんですか、ひょん」
スンリが不思議そうに首を傾げ僕を見つめる。
そして僕はスンリに問いかけた。
🐲「すんちゃん、bigbangに戻る気はない?」
この前の僕の言葉に
スンリはbigbangに戻るという決断をした。
そしてその決断の後
僕達bigbangはまた活動を再開することを決めた。
今度はスンリと共に。
🐲「四人で復活。気を引き締めていかなきゃ。」
🐼「はい!」
👼「がんばりましょー!」
☀️🐼🐲「おー!」
まだ何か寂しいように感じるが、そのようにあたふたしている暇ではない。
今は前を見るべきだった。
僕の掛け声と共に、僕達は前に進み出した。
歓声がコンサート場に響き、止まなかった。
夢に出てきた人物は一体…?🤔
今回も長々と書いてしまいました😿
そして更新一週間ぐらい放置してました!!
すみません!!でも次の話の内容はほぼ決まっているのですぐに更新出来ると…時間があれば。
文章構成ぐちゃぐちゃですが、気にしないで頂けると幸いです…。
次の物語の題名(予定)は「僕の唯一の〇〇〇」
↳〇〇〇の部分はネタバレになるので伏せ字です。