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「…へ?もっかい言って?」
「…っ、だから!元貴の!舐めたい!」
突然。俺の恋人、若井が顔を真っ赤にさせてこんなことを言ってきた。
打ち合わせが終わり、流れで俺の家まで一緒に帰ってきてご飯を食べてお風呂に入ったあと。もちろん俺らはまだまだ歳的にもお盛んな恋人同士なので、自然とそういう雰囲気になってきた頃。
冒頭のセリフを若井が放った。
「なんでまた急に」
「だ、だって、いっつも俺ばっかイっちゃってんじゃん…」
「……だから今日は俺のを口でしようと?」
「うっ、……そうだよ!覚悟してよね!」
最初は戸惑ったが、断る理由なんてひとつもないし、ぐっと拳を握りしめてる若井がかわいいのでもちろんOK。なにより、自分のを舐める若井の姿なんて、悶絶級にエロいに決まっている。ぜひとも今後のひとり遊びのおかずにさせてもらおう。
なんて邪な事ばかりを考えなからベッドに座り壁に背を預けると、股間のあたりで若井が蹲った。
うわ…もう正直これだけで勃ってくる。
「じゃ、じゃあ…ぬがします」
「ふっ、めっちゃ緊張してんじゃん」
「うるさいなぁ…って、わ、もう勃ってるし…」
「ちょっと、言っとくけど俺のマックスこんなもんじゃないからね」
「いやってくらい知ってるよ!なにそのプライド!」
会話自体、いつもの俺と若井の雰囲気なのだが実際ふたりとも顔を赤くしている。ちくはぐなこの感じがまた照れくさい。
パンツ越しにでも俺のモノが首をもたげてきたのは丸わかりで少しばかり羞恥心が湧いてくるが、それより興奮の方が勝っていた。
覚悟を決めたように若井はおずおずと舌をだし、パンツ越しに舐める。
「…ん、」
ざら、と若井の舌の感覚が伝わる。もどかしさと絶妙な快楽に小さく息を漏らすと、若井がこちらを上目遣いで見てきた。どくんと心臓が脈打ち、はやる気持ちを抑えるのに必死だ。
「若井…それもいいけど、直接舐めてくれる?」
「っ、うん」
自分でパンツを下ろすと、ガチガチに膨張したものがぶるんっと飛び出てくる。ほぼゼロ距離にいた若井は顔をさらに真っ赤にして息を呑んでいた。
「ひ、」
「…なに。ほら、してくれんでしょ?」
「ま、まってよ…!こんなの咥えられないって」
「んー、じゃあ一旦べろ出して?」
すっかり俺のに怯えてしまった若井にそう言うと、恥ずかしがりながらも舌を出してくれた。
「まずは舐めるだけでいいから…ね?」
若井の頭を撫でるように手を置いて、優しく髪を握ると、ふにゃりと微笑む彼。
あーもう、ほんっと可愛いな。
真っ赤な舌をおずおずと伸ばして、まず鈴口を舐める。とぷとぷと溢れる俺の我慢汁に少し困ったように笑って、また舐めてくれた。
「もとき、おれ、うまい?」
「それはまだわかんないけど、見てる分にはすごくエロいよ。興奮する」
「…なんだそれ」
口をとがらせてそう言う若井。そんなこといって、本当は少し喜んでるんだよな。そんなとこもエロくて可愛い。
またゆっくり舌を出して鈴口を舐め、行けると思ったのか口を大きく開けて亀頭の部分を咥え込む。若井の口はちっちゃいから俺のを咥えるだけでだいぶ大変そうだ。 少し苦しそうに眉を寄せて、俺のを口淫する若井の姿は予想どおり、かなりエロい。それに、若井の口の中は熱くて気を抜くとすぐ達してしまいそう。
カリ首のあたりを舌で弄んだと思ったら、その後はじゅぽじゅぽとやらしい音を立てて頭を上下に動かす若井。
「ん、ふっ、」
やばい、普通に気持ちいい。口を手の甲で押えて声はあまり出ないようにしてるけど。これほんとすぐイきそう。
若井って器用なとこあるから、こういうのも上手いのか?こういう面でも器用なのか…。
「ん、はぁっ… 」
息が苦しくなったのか、急に離される。本人は意図してやってないのだろうが、寸止めされたような感覚でもどかしい。若井と俺のものの間に唾液やら我慢汁やらが銀色の糸として引いていて、それもまた官能的で、もう目に映るもの全てに興奮してしまう。
「…へへ、元貴、きもちい?」
グロテスクな赤黒い肉棒に手を添えて、上目遣いしながらそう言ってきた若井。体勢が体勢だから基本的にデフォルトが上目遣いになるのは盲点だった。
エロい、今すぐぶち犯してやろうかなんて野蛮な思考が浮かんでしまうほどにエロい。
「ほんと、若井はもう少し俺の理性に感謝した方がいいよ」
「えぇ、元貴に理性あるなんて一度も思ったことないけどなあ」
「はぁ?」
「んふふふ、だって、いっつも急に襲ってくるじゃん……まあ、べつに、嫌じゃないけどさ 」
そう笑顔で言う若井を見て、ブチっと、理性の糸が切れる音がした。もう無理。さすがに俺も仙人じゃない。
嫌じゃないと言った。それなら、いいだろう。
我ながら悪魔みたいな思考だ。