辰哉side
去年盛り上がってた借り物競争に
今年参加することにした俺は
翔太と一緒に同じ競技の人と集まって
先生の話を聞いていた
その中に
愛しい彼女の姿をみつけた
翔「お、あの子いんじゃん」
「てか、どうなの最近」
辰「まあ、距離は縮まった、かな?」
翔「なんだそれ笑」
そんな話をしながら先生の話を
聞いたあと
実際に練習を始めた
あっつい中なんでやんなきゃなんねぇんだろ
走るだけだし練習いらなくね?
とか心の中で悪態ついてたら
バタッ
人が倒れる音がした
△「〇〇!?しっかりして!!」
その声に俺は思わず駆け寄った
辰「△△ちゃん、だよね」
△「はい、!」
辰「先生に伝えといてくんない?」
△「わ、わかりました!!」
そう言って俺は〇〇ちゃんを
お姫様抱っこして保健室へと運んだ
後ろから聞こえてきた
俺のことが好きな女子らの悲鳴は無視して。
保健室には幸か不幸か
先生はいなかった
とりあえずベットに寝かせて
様子を見ることにした
保健室に来てから10分後
〇「……ん、」
辰「お、起きた?大丈夫??」
〇「…え、なんで深澤先輩がここに、」
辰「ちゃ、大丈夫かって聞いてんの、」
〇「だ、大丈夫です、」
辰「良かった…」
「俺が〇〇ちゃん運んできたんだよ」
〇「へ!?重くなかったですか!?」
そうやって勢いよく起きるもんだから
ふらっ
辰「…っとあぶね」
〇「…っ、ちょ、深澤先輩!?」
彼女を抱きしめる体制になった
辰「まだ体調悪いんだから」
「勢いよく起き上がんなって」
「まだ寝てな?」
〇「…すみません、」
辰「…ほんと顔青白くてびびったんだから」
「…ご飯食べてる?」
〇「…や、今日時間なくて、笑」
辰「それじゃん、ちゃんと食べな?」
「軽すぎだもん」
〇「う…すみません、明日は食べます、」
辰「頭痛いのとか治まった?」
〇「大丈夫です、」
辰「なら良かった、じゃあ俺、行くから」
そう言って立ち上がろうとした時
きゅ
彼女が俺の袖を引っ張った
辰「っ、」
「なに?どした?」
〇「…運んでくれてありがとうございました」
「…深澤先輩」
辰「っ!」
彼女の上目遣いほど
破壊力の強いものは無い
俺の心臓はドキドキしっぱなし
でも、俺だって
辰「…かわい、」
〇「…へ!?」
〇「な、なにゆって、」
辰「ふは、顔赤くなってやんの笑」
〇「っ、もう!」
たまには
俺の事で頭いっぱいになればいい
そう思いながら
彼女の頭をぽんぽんして
保健室を後にした
next…
お姫様抱っこで運ばれたいよね😮💨😮💨💜
細いくせにひょいって持ち上げちゃうのよ🙄
好きな子なら腰痛くても
運んじゃうふっかさん✌️
リアコふっか爆誕だー💕︎
でもたまには翻弄されてほしいという
主の願望の詰め込みました( ˶’ᵕ’˶)⸝♡
いかがでしたー?
皆さんのご期待にそえてますかー?🫣
コメント
4件
うっ?!イケメンふっか最高すぎ💜
やばいめっちゃ幸せ❤︎
イケメンふっか、サイコー