コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
女の子「勇者君、戻ってきたんだね?って事はもう4つ集めたんだ!すごいね」
勇者「うん!レインがくれたんだ!」
女の子「あっそ、じゃあ次は魔王の持つ石を集めないとだね」
勇者「うん!まずは…森の魔王…シャイニーに会いに行こうかな…ダーネックスの事もあるし…でも道がわからない」
女の子「………大丈夫、案内してあげるから」
勇者「え?分かるの?でも…あの森迷いの森みたいにすごく迷いやすいんだよ…?」
女の子「大丈夫だから…それに急がないと」
勇者「うんそうだね、急いでこの雲をどうにかしないと」
勇者「ここが森の入り口だよ怖くない?大丈夫?」
女の子「僕が怖いかって?怖いわけないよ」
勇者「入ろっか…」
勇者「うっ…この前来た時よりも森の中がめちゃくちゃだ…ん…何か光が」
???「シュルルルルル」
???「キュルキュルキュル」
勇者「わぁこの前の可愛い妖精達だ」
女の子「ねぇ、こいつら勇者君をどこかに案内したがってるよ」
勇者「え?」
女の子「ほら、耳をすませて聞いて見てよ」
???「キュルキュルキュル…シャイニー…シャイニー…」
???「シュルルルルル…ミズノナカ…ミズノナカ…」
???「キュルキュルキュル…ズット…ズット…」
???「シュルシュルシュル…マッテル…マッテル…」
勇者「水の中…」
女の子「案内してもらおうよ」
???「シュルシュルシュル…ツイテキテ…ツイテキテ…」
勇者「………!案内してくれるみたい!ついていこう」
勇者「ここに…シャイニーが…?」
女の子「ドス黒い色してるね、こんな所本当にいるのかな」
勇者「…僕が行くよ…君はここで待ってて」
女の子「…そう?ならそうするけど…汚れたくないし」
勇者「僕は大丈夫だからね安心して待ってて」
女の子「行ってらっしゃ〜い」
勇者「ふぅ…水に潜って結構時間経ったけど…まだ何も見えない…この水の装備のおかげで息ができるけど…あかりだけでも持ってくればよかった…」
勇者「う…どんどん暗く…これ以上暗くなったら何も見えない…ん?下の方に明かりが…?まさか!?」
勇者「シャイニー!シャイニー!」
シャイニー「だれ!?……あなたは!」
勇者「シャイニー…ダーネックスは…?」
シャイニー「…見つからないの…どこへ行っても…」
勇者「なんでこんな薄暗い所に…」
シャイニー「私の光は強すぎるの…このまま外に出たらみんなを…傷つけてしまうわ…あなたの事も…」
勇者「僕…賢者の石を集めてるんだ、ダーネックスの石も欲しいし一緒に探そうよ!」
シャイニー「賢者の石…私も持ってるわ…あの子も持ってたからすぐにでも渡してあげたいのに…」
勇者「ここから出ようよ…きっと見つかるから…」
シャイニー「ごめんなさい…そうしたいけど…やっぱり私の光は危険だわ…ダーネックスを助けたいけど…この森にはいないみたいだし…」
勇者「分かった…僕が見つけてくるよ…そしたらここから出ようね…」
シャイニー「ええ…そんな奇跡が起きれば…ね…」