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俺たちが、,李潤軍と大連軍を同時に相手にしていた時のことだ.
その時大連と,翠華が向かい合い2人とも戦闘状態になっていたんだ.
「貴様に倒されたことは永遠の屈辱,命を持って貴様を終わらせるために我は来たのだ.」
大連は自分が起こした外道行為で,翠華に落とし前として倒されていたんだ.
自分が倒されたという大連からすれば永遠の屈辱,それを晴らすための今日と言っても過言じゃない.翠華も,外道行為をした憎き怨敵がまた目の前にいる,腑が煮え繰り返る思いだろう
まず先手を取ったのは,大連だった奴は重い鉾を持ちこちらへと突き進む.
そして放たれたのは強靭な突きに他ならなかった.
しかし翠華はそれを避ける,しかし大連の突きは爆風と言って差し支えない.
空気が,爆ぜ、翠華の体制が少し崩れたんだ,それを逃す大連ではない.
そのまま翠華へ斬撃を振り翳す,しかし翠華の回避力は世界で見てもトップレベル.
大連の突きに対して全てを見越したかのような回避だ.
しかし猫手で大連に傷をつけることはリーチ範囲からして不可能と言って良い.
「あの時の因縁か,貴様以外には使わなかったこの武器二丁のロングナイフで戦おう.」
大連戦で使い以降一向に使ってなかった武器翠華のロングナイフだ.
そして翠華が高速の一閃を放つ,その攻撃は大連をも超えた.
大連が胸を十字に切られる,中々に深い一撃だったしかし大連の勢いは止まらない.
次々に重い攻撃を小枝のように繰り出すその攻撃に対処できる人間は世界で見ても稀だ.
しかし翠華はその戦闘力が稀な人材,全てを躱し切る.
そしてその時大連が斬撃の軌道を大きく変えたんだ,今までとは全く違う斬撃に翠華の
反応が遅れたんだ.そして
「貴様にようやく一撃繰り出すことができる!こんな愉悦まさしく久方ぶりよ.」
その隙を大連は逃さない,まともな一撃が翠華をも襲ったのだ.
その一撃で翠華が吹っ飛ぶ,しかし翠華はタフネスもろ限界を既に超えた男骨の強度も異次元だ.
そのまま吹き飛ばされた翠華が今度は攻勢だ,そしてお互いに凄まじい斬り合いへと現場は動く.
そして斬り合いで大連が動きを見せたんだ!大連の極振りのせいで草っが翠華へ向かって飛び散った,そうここは草原であったんだ.
その一撃で視界が一瞬潰された,ここを好機と言わんばかりに大連が一閃をする.
何とそこで翠華が英断をしたんだ,翠華は奴の斬撃より速く光速の斜め切りを大連へ向かって放った.
そしてそこからはもう防御ができない,大連の一撃をもろに翠華は食らったんだ.
いかに頑丈な翠華でさえ,こうも食らっていたら骨が折れだす.
数本肋骨が折れ,翠華はその時吐血をしたんだ.
大連も切られてはいるがまだ戦えるというような面持ち.
「貴様が我について来れていない,ただそれだけの事よ.」
大連がそう冷静に見下しながら翠華へ言う.
しかし翠華はまだ諦めていなかったのだ,そして更に戦闘力のオーラが上がったように思えた.
「何を言う貴様には絶対に負けん!無実の女性を無理やり陵辱したり,薬漬けや人身売買などもはや人ではない.」
そして翠華がこう言ったんだ.
「俺は貴様の存在を認めん!!」