二次創作 本人様とは関係御座いません本人様のご迷惑となるコメントはお控えください
腐要素あり 脅威贔屓
“腐要素が強くなります、センシティブな表現も含まれますので”
それでも良いという方だけお進みください
zm視点
zm「お前ら……食堂のときの…」
見られた…けど…こいつら食堂に居たやつか、整った顔立ちしとるから覚えてるわ
ci「え、見てたんや 」
syp「…」
多分やけど…シャオロンが言ってた幹部入りも期待されてる後輩か?明らかに他の奴とは格が違う、なら見られてもこいつらやったら幹部入りするやろうし、というかシャオロンから世話任されてるよな俺…よしここは先輩らしくするか
zm「あ〜、こんな形でごめんな、俺は新しく入ったゾムや、よろしくな」
ci「あ、え〜俺はチーノです… 」
syp「ショッピっす」
ci視点
いや困惑するわ…ショッピもいつものクールな表情を浮かべてはいるが瞳には少し興味がわいてきたようだった。
ci「えっと…盗み聞きするつもりはなかったんですが…」
大嘘や、俺等なら入るタイミングなんかいくらでもあった。
zm「ふ〜ん」
先輩もといゾムさんは目は見えないが何処か冷たいものを感じた。こういう感覚は始めてや…俺もショッピも正直この場にあまりいたくない
zm「…まぁええわ、それよりそろそろ次の訓練の準備したほうがいいな、俺先行くから」
パッと表情を変え笑ったゾムさんはそう言い残し、去っていった。
syp「どう思うチーノ」
ci「…悪くない」
俺等は悪く口を吊り上げゾムさんの去った方向を見ていた。ちょっと合同練習が楽しみになったな
ci「ショッピ、行くぞ」
syp「あぁ」
syp視点
退屈な合同練習が始まるが今日は違うかもしれない。そう思い俺は先輩の中にいるゾムさんに目を向ける。彼もまたくだらないと思っていそうで、真剣に聞いていないようだ。俺も別にそこまで熱心な訳では無いチーノもゾムさんの方を流し目で見ているゾムさんは流石に怒られるからか身につけていた緑のフードを取り目隠しとインナーだけになっていた。ゾムさんに熱のある目線を向ける先輩や同期の奴はいる。それに何故か面白くなさを感じてしまう。当の本人ら気づいていないみたいですけど…
教官「それではまずランニングから始める!上級生と下級生が混ざるように並べ!」
俺とチーノも素早く列を整え、ゾムさんの後へと並ぶことができた。ランニングが始まり走り出す。
最初は皆余裕そうだったが合同練習だからかいつもより過酷な練習メニューだった。上級生も息が荒くなってきた頃、ゾムさんは呼吸が乱れずに汗をかいているだけで淡々と足を動かしていた。チーノも俺も結構体力がある方だがゾムさん程ではない…これほんまに期待できるかもな。
走り終わった後、息を整えていき、ふとゾムさんが目に入る、汗が首からつたっているのがスローモーションに見える。それをインナーで拭うときに見える筋肉が程よくついた腹も、酷く色っぽく見える。…チーノも釘付けになっていたようで見定めるような鋭く熱のある目線を送っていた
ci「へぇ〜…」
syp「…」
zm視点
たくさんの視線を感じる…あいつらからも…ちょっとからかってやるか
俺は少し笑い、流し目でショッピとチーノを見て人差し指を口に当てる
zm「…だめやで」
口パクでそう伝えると、彼らは驚いたように目を見開かせた後少し顔を赤らめこちらを見て笑っていた、その目は獲物をみる目だった
zm「これは…やばい奴らに目ぇつけられたな」
そこから難なく訓練をこなしていき、模擬戦でも一度も負けることなく合同練習を無事終えた、ショッピとチーノとも手合わせしたが、どちらも伸びしろがある優秀な後輩だった、全く、この軍には驚かされるばかりやな
訓練を終えた俺は晩飯を食べて就寝時間なので、寝ることにした
zm「あれ?そういえば俺って何処で寝るんや?」
シャオロンからも何も聞いてないし幹部たちからも何も聞いてへんな…
zm「どうしよ」
もう周りに聞けるような人は残っていない皆自室に戻ってしまい、今は俺ぐらいしか食堂に残っていない。しゃーない通気口を通って総統室にでも行くか、そんな軽々と行くものではないということは、分かってるけど、こればっかりは他のやつに聞いても分からんやろ、ということで俺は通気口を通り総統室に向かうことにした
zm「グルッペン」
gr「!…どうしたゾム」
上から顔を出した俺にグルッペンは少々驚いた様子だったが俺は気にせず話を続ける
zm「いや俺、何処で寝ればええんか、聞いてへんなと思って」
gr「あぁ…そういうことか、それなら…ーーーーーー。」
zm「!」
ci視点
この軍では大抵4人部屋だが人数の調整で、俺らはショッピと2人で同室だ。今は就寝時間で俺はショッピとゾムさんのことを話していた
ci「いや〜ゾムさん予想以上やったな」
syp「そうやな」
ci「お前、ゾムさんのこと好きやろ」
syp「お前こそ、むっちゃ見ていたやろ」
ci「まぁ…」
syp「否定はしないねんな」
ci「つーか、もう寝ようぜなんか疲れたわ」
syp「そうやな」
俺等がもう寝ようとしたとき、ガチャリとドアが開いた、そこから出てきた人物に俺達は目を見開いた
zm「あ〜、久しぶり?」
好きな人が来たんだから
syp「ゾム…さん」
ショッピも固まっている
zm「えーと、同室になったゾムです」
ここでは後輩と先輩が同室になることは珍しくなく普通のことだ、やけどこれは…
zm「何でと思うやろうけど、そう言われたから…」
困ったような声色で喋るゾムさんに、ついフードと目隠しをしているのがもったいないと思ってしまう
ci「まぁ取り敢えずもう遅いですし寝ましょう」
zm「そうやな、急でごめんな」
そう言うと、余っているベットに向かい寝転んだ。俺とショッピは目を合わせてため息一つこぼし、眠ることにした
zm視点
あいつらはもう寝たな俺は確認をして、窓から静かに出る、と言ってもここは一階ではないのだが、華麗に着地をして、自分の基地に向かう。何でも屋の仕事を放棄するわけにもいかなく俺はこの仕事が好きだ。バレたら色々面倒くさいので言わないけど…さて今回の依頼は何やろな。
to be Continue
コメント
6件
続き気になる〜!! 最高!
続き楽しみです!✨