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???
prfがやばい。
_/
m4の家にて。
『大輝、』
『顔出ししたんだね。』
「あ〜、うん。まぁね。」
この前、本当に最後の《ラップバトル 大説教》にでた。前々から憧れを抱いているピーナッツ君に会うことができ、こんな経験二度とないと感じた俺は今まで頑なに外さなかったサングラスの下を顕にした。ただ、俺自身もアレが一生に一度の顔出しだと勝手に思っているのでそこまで気にかけていなかった。
『前までは見てたの俺だけだったのに…』
「えぇ、キモっw 嫉妬してんの?w」
「え、ぁっごめッ___」
『ん?どうしたの、大輝。』
「あ、いや、別になんでも。」
そうだ。今、俺の前にいるのは未来じゃないんだ。こっちにくるの久しぶりだから変に気を使っちゃうな。
俺は今、未来と人生最大の喧嘩中で余りにも一緒の空間にいると気分が悪くなってしまうため。現時点でゆうまが住んでいる家に一晩泊まりに来ているのだ。あの伝説のLIVEを超える喧嘩をするなんて眼中になかった。でも、今回こそは未来の浮気まがいな行動が悪い。はっきりそう言える。
とはいえ、
「あ〜、未来に会いた〜い!!」
『うわぁ、喧嘩したくせに良く言うよ。』
「少なくともゆうまと居るよりはマシだしね。」
『はぁー?大輝ひどー、』
11:00p.m
『ふぁっ、』
「っ、? 眠いなら寝れば?」
『いや、寝たいんだけど寝れなくて…』
「え、」
寝たいんだけど寝れない。という発言をしたゆうまに驚き今まで逸らしたままだった目を引いてしまった。丁度そこでゆうまがトイレに行った為ゆうまを部屋に勝手に入った。ゆうまのデスクにはPC、マイク、フィギュアの他に空っぽの大瓶が数個あった。きっと、本人は寝れなくて焦っているんだろう。
(他は何も無いか、)そう思い部屋を出ようとした。だが、俺の考えの1枚上手をいったゆうまが部屋に入ってきた。俺が居なくて心配したとかなんとか。正直、今はそこに重視している場合では無い。そんな事よりも…
『大輝、? 』
「なぁっ…ゆうま、これ…」
『ぇ、えっ嫌、ごめんなさい。辞めて。それもう嫌なの、』
「は?いや、そうじゃなくて」
「……1回に何錠くらい飲んでるわけ、」
『ぇ、いや〜、』
『その、だから___』
「…何錠?」
『………わかんない。適当…』
「ッ、…」
「だから食べたもん出てくるんじゃないの?」
『ぇ…あ、うん、ごめんなさい…』
「夢叶えようと頑張るのもいいけど、こんな物飲んでたら身体が先に壊れるよ」
『…ぅっ、ふぇ…ッ、ごぇん…なさっ、泣』
「ん、おいで」
今まで我慢していた本音が溢れたゆうまを抱き寄せる。自分がやりたい事を我慢してまで仕事をしているから。
「大丈夫。ゆうまは人一倍頑張ってるよ。」
『でもッ、俺だって…大輝みたいになりたいもんっ、泣』
「…」
『俺、ほんとは大輝とずっと一緒が良かったの。うぅ”っ…泣 』
「そっ、か…」
それから、ゆうまはほぼずっと泣いていてそれを俺は子供をあやすかのように撫でていた。そこで泣き疲れたゆうまは俺の腕の中で静かに眠った。
眠ったゆうまを布団に寝かせ、リビングの方に戻る。少し落ち着いてから俺は酒に溺れた。
どれくらいたっただろうか。普段、酒の強い俺が珍しく頭がポーっとなるまで飲んだ。俺は何を思ったのか、ゆうまが寝ている部屋に引っ張られるように入っていく。
「ゆーまぁ」
「ゆーま、おきてぇ。」
「ゆーまさびしい。だからおきてよー」
ゆうまのベッドの横に置いてある時計を見ると、時刻は2:45を回っていた。起きないゆうまのお腹辺りに顔を埋めた。
「ゆ、ま。ずっと、いっしょ…」
次目が覚めた時でも外は暗かった。(寝ちゃってたのか、)と状況を理解してから時計を見た。時刻は4:30。そんなに寝てはいないが酔いは覚めていた。
昨日何していたんだっけ。
確かゆうまを寝かせた後、ヤケになって酒を飲んで寝たんだっけ。
いや、何か…違う、?
微かな記憶が蘇る感覚が頭にあった。
『んぅ…// あっ…だい、き?』
ゆう…ま、?
絶対違う。俺はゆうまをそういう目で見た事は1度もないし。
じゃあ、誰だよ…
ねぇゆうま、そろそろ起きて話聞かせてよ。
_/ m4 side
《いつかの夜の事》
『………はッ、あぁ…?んぅ”っあ、』
何処かしらの違和感で目覚めた。何か「ぴちゃぴちゃ」といやらしい音がする。だけど、部屋の明かりが眩しくて目も開きずらい為、今開けられる限界まで目を開けた。
あー大輝か、
(腕舐めてるだけ?良かった、)
少し冷たいという感覚を覚えるところに目をやると大輝が俺の傷跡を舐めていた。だけど音の正体はそれだけじゃなかった。大輝は珍しく泣いていたし、床には腕から流れた血でいっぱい。起きたら掃除大変だな、
大輝のことは好き。
だけど、大輝がする事は好きじゃない。
無理やり変な薬大量に飲ませてくるし、
生活だって監視されてるから自由に出来ないし
レイプされるし、ほって置かれるし、
殴られるし、その癖リスカバレた時はギューしてくるし、
食事は用意されるけど、必ず何か入ってるし…
まぁどうせ吐くからいいけど。
そんな事を考えてる間に寝ていた。
あれ、これ夢?
何だが寝ている感じがしない。意識はあるし、
いつものぼんやりとしていて気持ちが悪い感覚が無い。何か、地獄から解放された気分。
俺は最後に何をしたっけな。
あー、そうだ。
大輝にリスカバレて、抱き締められて、全部どうでも良くなって、いつも以上に深く切ったら血止まらなくなってトんだな。
大輝は傷口必死に舐めてたけど、そんなんじゃ止まらないよ、
俺が大輝みたいになりたいって言った日の事覚えてる?大輝は今言われたみたいにずっと復唱してるけどさ、もう言ったの2年前だよ。
大輝はさ、横田未来と付き合い初めてから変わったよね。
俺、どうすれば幸せになれたと思う?
俺の人生、大輝のせいで全部クソだよ。
来世があって人間になれたら…
大輝みたいになりたくないし、大輝みたいな人に出会いたくないよ。
知らない内にやばいことしてるprfを描きたかった。
求めてたのと違う。
もうぐっちゃぐちゃ。