夢

お昼寝をして見た夢をﾛﾛﾛに代理してもらったやつ

ご本人様には一切関係ありません、マジで。

夢なので突然始まって突然終わります。

夢なので全部曖昧です。

夢なので倫理観もくそもありません。

ガチで短い2000ちょい

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〜自室

現在時刻14時30分、長期任務後の休暇を利用して、やりたいことをある程度やって、今現在少し暇である、昼寝でもしようかとベッドに横になり、目を瞑る、涼しい部屋で、こんな昼頃に休めるとは、なんて幸せなんだ

それに、両隣の部屋主がどちらとも任務やら仕事やらでいないため静かである、最高だ

[…ｽｰ……ｽｰ……]

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的当てゲーム

[……]

これは…銃？

ここにいるヤツらを、殺せばいいのか

[…………]

走り出せば、1人の人間が出てくる、肉親だ、俺の

バンッ

1発、その人間に撃つ、撃った時の感覚が妙にリアルだ、反動があって、撃たれた箇所は血が溢れ出した。

返り血を浴び、匂いこそないものの、少し生暖かい。

[この先は…]

バンッ

今まで殺してきた、他人が次々と、的当てゲームの的のように、現れては、俺に撃たれて消える。

足部を、腕部を、腹部を、頭部をどこを撃ち抜いても、倒れて、死体となってそこに転がる。

しばらくすれば、戦争をした国のお偉いさんが出てくる、こいつは、抵抗するのか。

バンッ

頭を撃ち抜けば、パタリと動かなくなる。

こいつは、昔仲の良かった奴？今は何をしているのだろうか

バンッ

もう、考えるのもめんどくさくなるくらい沢山撃った。

見たことある、仲が良かったのかもしれないやつも撃った気がする、ヒョウ柄のやつとか、水色のサスペンダーのやつとか、紫のライダージャケットのやつとか、ミルクティー色のベストのやつとか、神って書かれた雑面のやつとか、緑のパーカーのやつとか、黄色のオーバーオールのやつとか、紫のストールのやつとか、バツのマスクのやつとか、サッカーのユニフォームのやつとか、青いスーツのやつとか、赤のマフラーのやつとか、トルコ帽のやつとか、たくさん、何も、考えないで。

ずっと、ずっと、何を目的としているのかも分からないし、音も、銃声だけがなって、ここがどこかも分からなくて。そろそろ、目が覚めてもいいんじゃ？

誰か、後ろにいる

｢やぁ、楽しかったか？｣

振り向けば、見慣れた顔の奴がいる

[……]

｢随分穢れたが変に似合ってるな｣

ｶﾁｬ

｢もうないだろ｣

[あぁ、ないね]

｢的当てゲームはこれで終わりだ｣

[そうみたいやな]

ｶﾁｬ、バン

｢早く目覚ませよ、飯の時間だからな｣

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その後は？

[……]

あぁ、続きだ、沢山殺したけど、歓迎されているみたいだ、誰も喜んでないが

｢お前の大切なもの、捨てたるわ｣

[…..心？いらんわ]

顔が見えない誰かが持っていた心を掴んで川に投げる、心は割れて、川の流れに身を任せて流れて行った

ドンッ

誰かわからないそいつを川に突き落とす

その場を後にし、

[…..]

なにかの、会場のような場所につく、さっき的当てゲームをしたところだ。ここだったのか。

｢……….｣

[…..]

誰も、何も言わない、無音で、傷の残った死体だけが蘇って、荒れた会場はそのままで。でも、思うことなんて何も無くて。

短い夢だった、でも体感は何時間、何十時間と長い間見ていたような気分だ、そろそろ目を覚ましたい

｢裏切り者｣

[黙れ]

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〜自室

[……….]

[…はぁ…気ぃ悪]

目を覚ますと、汗と、嫌に早い鼓動が出迎えてくれる、そんなお迎えいらんわ。

いいとは思えない夢を見て、心底ひとりで昼寝したことを後悔する。

[…気ぃ悪いし、あいつらにも共有しよ]

時計を見れば、ちょうど夕食の時間であることに気がつく、ラッキー

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〜食堂

[さっきさ、昼寝してん]

｢おー、よかったやん、普段できないやん｣

[まぁな、悪夢やったけどな]

｢wどんな夢見たん？｣

[肉親と、他人と、昔仲良かったやつと、お前らのこと銃で撃ち殺す夢]

[最後グルッペンに撃ち殺されたけど]

｢心無いやん｣

[夢ん中で心川に捨ててた…..]

｢ほんまに無くなったんとちゃう？｣

[かもな]

｢否定せいや｣

｢てかなんでそんな夢共有すんねん｣

[いや、目覚め悪かったし…、撃った時の感覚とか妙にリアルで、返り血とか生暖かくて]

｢今まで何回もやってきたことやからな、染み付いとんのやろ｣

[うーん…まぁ、そうかもしれへんけど]

｢w今晩一緒に寝たろか？｣

[きしょ、頼むわ]

｢どっちやねんw｣

｢まぁ…俺も最近悪夢見がちやからなぁ｣

[一緒に寝たろか]

｢頼むわ｣

[お前もかい、まぁええわ、風呂入ったらこっち来いや]

｢ええんかい、お菓子持ってくわ｣

[歯ブラシも持ってこいよ]

｢わかったわ｣

[ご馳走様、先に行っとるで]

｢ういー｣

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｢シャオローン｣

｢ゾムどうした？｣

｢さっき何話しとったん？めちゃ楽しそうやったで｣

｢いやロボロが昼寝した話聞いとった｣

｢悪夢見たらしいねん｣

｢それであの笑顔…？｣

｢最近俺も悪夢見がちやからさー、一緒に寝るかってなってさ｣

｢え、シャオロンも悪夢見るん？｣

｢も、ってことはゾムもなん？｣

｢そそそ、目覚め悪くてさ…まじで気ぃ悪いんよな｣

｢ほな今日の夜ロボロの部屋集合な！｣

｢俺もええの？｣

｢いっぱいおった方がええやろ、決定｣

｢ゲーム持ってくわ｣

｢よろしく｣

おわり