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ㅤㅤㅤ ㅤ ㅤrbr×syp
ㅤ
ㅤㅤㅤㅤ ㅤ ほのぼの
ㅤㅤㅤㅤ ㅤ体調不良
ㅤ rbr『』
ㅤ syp「」
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ㅤsyp視点
ㅤ「…あ」
ㅤ目が覚めた。 身体が鉛のように重い。
ㅤこのだるさ、絶対熱やん、
ㅤ体温を測らないことには何も始まらない。
ㅤ体温計を取りに寝室から移動する、が
ㅤ「…ッ」
ㅤ
ㅤ上手く歩けない。
ㅤ立ち上がった途端目眩が、
ㅤほんまは呼びたくない。
ㅤ呼びたくないけど。
ㅤ仕方なく彼氏を呼ぶことにした。
ㅤrbr視点
ㅤ「すみません、来てもらってもいいですか」
ㅤそう言われ急いで準備をする。
ㅤここからショッピの家までは… 本気で
ㅤ走れば5分くらいか、?
ㅤ
ㅤ俺は信用されていないのか滅多に
ㅤ呼ばれることがない。悲しい。
ㅤ
ㅤ本人の声的に体調不良…とかなんやろな
ㅤ
ㅤ恋人の体調不良にも関わらず自然と
ㅤ喜んでしまう。
ㅤ俺を頼ってくれていることが嬉しい。
ㅤsyp視点
ㅤ
ㅤピンポーン
ㅤあ、きた、 って思っても俺は動けない。
ㅤロボロさんに電話をかける
ㅤ「すみません、動けなくて、」
ㅤ「合鍵使っていいので、お願いします」
ㅤそう声をかけるとガチャ、と音がした。
ㅤ『お邪魔しま〜す』
ㅤ『ってショッピ大丈夫かー!』
ㅤ『どこやー!』
ㅤ相変わらず声がでかい、
ㅤそれとドタドタうるさい…
ㅤ『お、いた』
ㅤ「いた、じゃないですよ」
ㅤ「こちとら病人なんですが」
ㅤ『え、やっぱ体調不良か?』
ㅤロボロさんには体調が悪いことが
ㅤ伝わっていたらしい、
ㅤなんか、嬉しいかも…照
ㅤ『熱は測ったん?』
ㅤ「それが動けなくて、まだなんです」
ㅤ『あー…なるほど…』
ㅤ『どこに置いとる?』
ㅤ「テレビ下の引き出しに閉まってます」
ㅤロボロさんはすぐに動いてくれた。
ㅤ『動けんなら手伝うで、』
ㅤ「た、体温くらい自分で測れます!」
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤrbr視点
ㅤ
ㅤいや、頼むから体調悪いぐらい時は
ㅤ頼ってくれや…
ㅤ
ㅤ
ㅤショッピは顔を赤らめている
ㅤこいつは脇が弱い、やから
ㅤ自分で測るって言ってるんだろう
ㅤ
ㅤ熱で顔赤いだけかもやけどな?
ㅤ
ㅤ
ㅤピピピッ
ㅤ
ㅤ俺にも見せろ、と言わんばかりに覗く
ㅤそこに書かれた数字は39.3℃。
ㅤいやいや、おかしいやろ
ㅤいくらなんでも高すぎんか…?
ㅤ
ㅤ「はは…元から体温高いしな」
ㅤ『それでも高いわこれは』
ㅤ
ㅤ病院に連れていくべきやろか、
ㅤまだ10時頃、病院は開いとるはず。
ㅤ
ㅤ『病院行こか?立てる?』
ㅤ
ㅤそう声をかけると小さく
ㅤ
ㅤ「いやです」
ㅤと呟いた。いやです じゃない…
ㅤ『なんで行きたくないんや?』
ㅤ
ㅤ俺は優しく聞いた
ㅤ本当は今すぐ連れて行きたい。
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤsyp視点
ㅤ
ㅤ『なんで行きたくないんや?』
ㅤ
ㅤそう聞かれ俺は黙った。
ㅤ
ㅤ理由はちゃんとある、
ㅤロボロさんに看病してもらいたい
ㅤ
ㅤいや、言いたくないやん!
ㅤ言ったらはずか死ぬ、余計体温上がるわ。
ㅤ
ㅤ言いたくない…
ㅤでもロボロさん心配そうな顔しとる
ㅤ
ㅤ「ロボロさんに…看病してもらいたい…」
ㅤ
ㅤああ〜!土にでも埋めてくれ
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤrbr視点
ㅤ
ㅤ「ロボロさんに…看病してもらいたい…」
ㅤ
ㅤえ、かわいすぎんか?まじで?
ㅤ余計に顔赤くしとるけど大丈夫か?
ㅤ「あー!いやですっ!もう!」
ㅤそう言って布団に潜り込んでしまった
ㅤ
ㅤツンデレの良さってこういう時よな
ㅤほんまにかわいい。
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤsyp視点
ㅤ
ㅤなんでロボロさん黙っちゃうん、
ㅤ真顔で固まんなや…はずくて無理
ㅤ
ㅤ俺は耐えられなくなり布団に潜り込む。
ㅤ
ㅤぺろ、と布団を捲ってきて
ㅤにやあ…とにたついている彼氏、
ㅤ
ㅤ『ショッピかわええとこあるやん♡』
ㅤ
ㅤいつもかわええけどな、と付け足す
ㅤ
ㅤ伝えるのも恥ずかったけど
ㅤこれはこれで恥ずいよ〜…あ〜…照
ㅤ
ㅤ『看病するで、隣失礼するな』
ㅤ
ㅤ
ㅤㅤ
ㅤそれから
ㅤ次の日の朝まで一緒にいてくれた、
ㅤ体温はちゃんと平熱まで下がった。
ㅤ何も食べずずっと家に籠って
ㅤ体調を崩したことは秘密、な、
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ 終
ㅤ
コメント
5件
待って神作品見つけた。
わぁぁつ 👀✨ ほのぼのもいいですねぇ、!!!!! 特にsyp君が 、否 、 ツンデレが 甘えてくる時ってほんとに 可愛いですよねぇー!!!💓💓