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・ 🍌メスガキ
翌朝。目を覚ますと、時刻はとっくに10時を回っていた。まずい、あと数分で授業が始まってしまう。慌てて体を起こし、朝の支度を済ませようと起き上がると、ぐいっ。と何かに袖を引っ張られた。何かに引っかかったのか?と、隣を見ると、どこか不機嫌そうにこちらを見つめるおんりーがいた。
「おんりー、ごめん。これから授業あんねん、自室戻っといてくれへん?あ、朝飯は作らんでええよ」
「……ん、」
寝起きなのか、本当に拗ねているのか。そんな歯切れの悪い返事をし、おんりーは僕の部屋から出ていった。腰が痛いのに出ていかけたことを申し訳なく思いながら、僕はとりあえず服を着替えたり、髪の毛を整えたり、ついでに散らかりまくった事後の部屋を片付けた。
「…あ、そういや。おんりーにあのTシャツ貸したままやったわ」
僕が持っている服は少ない。ファッションにそこまで興味が無い。というのもあるけれど、それ以前に自分にかけるお金がないのだ。おんりーは欲しがりだから、あれ買って、これ買って。と、僕にねだってくる。それ本当にいる?みたいな、僕には理解出来ない、無駄に高い シルバーアクセサリーは流石に買ってやらないが。僕自身、弟のためにお金をかけることが好きなので、別に損はしていない。
「跳ねてるとこは…おっけー。玩具は…多分見当たらん。よし」
1回部屋の周りを確認してから、ノートパソコンを開く。運がいいことに、僕が入ってきたタイミングが、ちょうど授業開始の5分前だったらしい。
『皆さん、おはようございます。…ふむ、欠席は大原さんだけのようですね。では、授業を始めます』
かおる、また寝坊したな。と苦笑する。かおるは約束した時間にキッカリ来ることはないようなルーズな人で、金目のものに飛びよって興奮しているお金好きだし、なんか異様に僕に寄ってくるしで、まぁとにかく変な奴だ。だからこそ、ウチのクラスでは人気があるのだろうけれど。
『今ファイルに送った資料を開いてください。今日はこの問題を50分の間で解いて下さい。先に解き終わった方は、先生用のファイルへ添付し、先に自習していて下さい』
あ、そうだ。昨日の記憶が完全におんりーで侵食されていて忘れていた。今日は英語の単語テストがあったのだ。お陰様で何も勉強していないし、そもそもどこの範囲が出るかも覚えていないので、当てずっぽうじゃ当たらないだろう。
(終わったー……)
絶望しつつ、先生から添付された資料。基、テストを確認する。まだ表紙だけなので内容は分からないが、僕は英語がとにかく苦手なので、出来る自信はそこまで無い。てか無い。絶望だ。
「にーちゃん、♡」
「っへ、?」
いつの間に入ってきたのかは分からないが、気づけばギリギリモニターに映らない位置におんりーが居た。
『おらふくん、どうしたんですか?』
「あ、いや。ちょっとシャーペンが落ちたので…」
まあまあ分かりずらいような嘘を吐き、とりあえずおんりーを机の下に入れる。シャーペンで『なんで入ってきたん?』というのをメモに書き、おんりーに渡す。すると、字汚。wと一言文句を言い、絝越しに僕のちんぽにキスを落とした。
「っちょ、何して…っ!?」
「にーちゃんテストでしょ、頑張れ、♡」
そう言い、おんりーは僕のチャックに手をかけた。
コメント
7件
さいっこうです。続きいつまででも待ってます!!
メスガキおんりーかわいすぎやろ、、、
めっちゃ予想外な唯一無二の所好きです🫰 ☃テストだめだめそうw 🍌に貢いじゃう?の尊い😭