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『二章 哀する友達へ』
次の日の朝、妙に周りが騒がしくて少し早くに起きてしまった
荒「ミライ!手紙、見てみろ!」
そう言われ枕元を見ると、手紙が置いてあった
中身は…
『雷電ミライへ
オマエの師匠は誘拐した。師匠を殺されたくなければ
誰かを殺せ
モノクマより』
その手紙には写真までついており、写真には師匠が縛りつけられ、師匠は傷だらけだった
荒「嘘だろ…」
飯「…え」
星「これってダミーだよね…!そうだよね…?」
懐「…」
円「あら…」
舞「い、いやぁ…」
蛇「随分と舐めたことを…」
藤「ふーん…」
チ「…」
三「…」
みんな各々と驚きを隠せていなかった。こんなんがきっと動機になってしまう
荒「だ、だいじょうぶだ!これはモノクマが仕込んだ動機!ダミーだ!」
舞「そ、そうかもだけど…。絶対この中に信じてる人はいるはず」
星「絶対信じちゃダメだよ…、こんなもの」
飯「そうだよ!こんなのきっと嘘だよ!」
そんなことをお互い言い合い、その日はみんな不安で過ごした
【就寝前】
チ「ミライ」
雷「どうしたんだ?チハヤ」
チ「俺を体育館の扉前に置いてくれませんか?」
雷「え?何でそんなこと」
チ「今日、きっとコロシアイが起きます。だから俺が体育館前で見張って止めるんです」
雷「そうしたらチハヤが危険なんじゃ」
チ「 俺には防犯機能のようなカメラが付いています、自分で解除しない限りは
止められないので大丈夫です。」
雷「…わかった。」
そういい、体育館の外にチハヤを置いた
チ「ありがとうございます。ではまた明日」
雷「あぁ、また明日」
そんなことを言い合い、眠りについた
【次の日】
荒「ミライ…!」
俺は朝早くに瑞稀に起こされて、目が覚めた
雷「何でこんな朝早くに」
荒「チハヤがいないんだ…!探しに行かなきゃ」
雷「あぁ、チハヤなら外に」
荒「体育館の周辺にもいないんだ…!」
雷「え…?」
俺はすぐさま起き、体育館を出てチハヤを探した
防犯機能がついてるから大丈夫なはずなのに…!?
がむしゃらに探し続けて5分後
地下につながる階段の近くの教室に
チハヤは変わり果てた姿で見つかった