非水 「ただいまー」
非水母 「おかえりー」
非水 「ママー今日友達の家行ってくる」
非水母 「今日はダメよ、お母さんの買い物についてくる約束でしょ?それとも何?私が嫌なの?」
非水 (また始まったよ)
非水母 「そうだよね、私なんかいらないもんね、ついてこなくて車に気づかなくて死んじゃえばいいよね、」
非水 「そういうことじゃないんだけど」
非水母 「じゃあどういうことなの?私が嫌いなの?」
非水 (将来こんな大人になりたくないな)「ううん今日は遊ぶ気分なだけ、嫌いなわけじゃないよ。」
非水母 「わかったわ、行ってらっしゃい」
〜数年後〜
非水 「ずっと好きでした!付き合ってください!」
非水の彼女 「はい!お願いします!」
非水 「ありがとうございます!」
非水の彼女 「これからもずっとよろしくお願いします」
〜さらに10年後〜
非水 「ただいまー」
非水の彼女 「おかえり!カレーできてるよ!」
非水 「ありがとう!楽しみだなー」
非水の彼女 「それでさ、私たち今日で付き合って10年じゃん。」
非水 「うん」
非水の彼女 「それであげたいものがあるんだけど」
非水 「なに?」
非水の彼女 「指輪」
非水 「どうしたのそんないいの」
非水の彼女 「バイトして頑張って買ったんだ。」
非水 「いいの?ありがとう!」
非水の彼女 「それでさ、そろそろ結婚考えてるんだよね」
非水 「え、、結婚?いいの?」
非水の彼女 「もちろん!同棲もしてるんだし、それで結婚式の資金がなくてさ、、」
非水 「それじゃあ2人で頑張って貯めよう!」
非水の彼女 「いいの?ありがとう!」
〜現在に戻る〜
田ヶ原 「そろそろ疲れましたね、休憩しましょう。」
非水が指輪を見る、反射した光が眩しい。
非水 「あいつ元気かな、、」
田ヶ原 「どうしたんですか?」
非水 「結婚式を挙げる彼女を思い出して。」
田ヶ原 「それならなお一層ここから出ないといけないじゃないですか、彼女さんにも心配かけますし。」
非水 「一応言ってはいるんですけど、早く会いたいです。」
END
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