ーーーー注意ーーーーー
18号×まちこりーた
百合 同棲
キャラ崩壊注意
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最近、18号が怪しい。
証拠という証拠はないのだが……
「どしたの?まちこ」
もちろん、私が悩んでいる素振りを見
せると心配してくれる。
だけど……
「最近、18号忙しいの?」
「うん、ちょっとね。」
「大丈夫?何かあったら言ってね!」
「………………うん。」
反応がおかしいのだ。
もしかして浮気?
そう、頭によぎってしまう。
18がそんなことをしないのはもちろん
知っている。
だけど……
不安にもなるよ……
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次の日
あれ……? 18がいない。
いつもなら、私の横で寝ているのに。
今日は18号と3時から出かける予定がある。
なんで……?
「18が……いない……」
朝起きたらすぐ横に18がいたのは幸せ
だったのだと今更実感する。
もしかして、私に飽きて違う奴の所
に……
と、とりあえず外に出て探してみよう。
「さっ寒っ!?」
12月の空気は冷えきっている。
クリスマスシーズンだということで街中
にはカップルで賑わっている。
(私も、18号と2人でここに来れたら なぁ)
「ニキ君、おかしい〜笑」
聞き覚えのある声がした。
「そう?18?これもいいと思うけどなぁ」
衝撃の自体に頭が回らない。
……え?
ニキニキと18ってそういう関係なの?
私はただのお遊び?
18……恋しいよぉお
18号が他の男と楽しそうに話している
のを見ているだけで嫉妬していたのに
こんなの……
自分でも抑えきれないほどの独占欲が
溢れ出る。
18号は私のものじゃないの……?
とりあえず2人を尾行することにした。
最初は雑貨店、次はファストフード店
現在は……
宝石店にいる……。
なんだよ!こいつら!!!
結婚指輪でも買うつもりなんですか!?
…………18号がニキと一緒にいて楽しそう
彼女として、18号の幸せを願った方が
いいのだろうか。
そんなの、私は報われないじゃないか
目から大粒の涙が次々出てくる。
なんでっ……18号の嘘つきっ
私に連絡もよこさないで男と2人きりで
出かけるなんて……
酷いよ……
「まちこ!?」
「ふぇ……?」
気が済むまで泣いていたら、どうやら
見つかってしまったようだ。
恐らく、私の顔は赤く腫れているだろう
こんな顔……見せたくなかったな
「おい、まちこり大丈夫か!?」
「だ、大丈夫だから……」
「ほ、本当に??」
「2人で仲良く……歩いてなよ。」
私の事なんて、もう忘れて
「っそんなことできないよ!!」
「えっ……へっ!?」
急に大声をあげた18に動揺が隠せない
こんな声を張り上げた彼女の姿を見る
のは滅多にない事だ。
「だって、こんなに泣いていて……」
「そだぞ、まちこり。早く家に帰ろう」
そんな……優しくしないでよ……
18号は、浮気現場を見られたというのに、汗ひとつかいていない。
おかしい……何か隠しているな……
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帰宅
「まちこ!どうしたの?」
「…………」
「ほら、正直に言いなさい。お母さんも困るわよ」
「18が朝見たらいなくて……」
「外ヘ探しに行ったらニキニキと……」
「あ〜なるほどね。」
「まちこりすごい勘違いしてるな」
「……へ?」
それからの話はあまり覚えていない。
18号を疑っていた自分が恥ずかしすぎ
て茹でたこになっていた気がする。
「……ってことなの……ごめん!まちこ」
「い、いやいや全然いいよ!
私の勘違いで……ごめんなさい」
「んじゃ、僕は2人の恋路を邪魔せぬようここらで退散しますよ」
「ごめんね〜ニキ君!」
「マジごめんニキニキ!!」
「18はいいけどまちこりは後で叙々苑 な」
「……えっちょっはぁ!?」
「…………くすくすww」
「18!笑わないでよォ」
「まちこ……渡したいものがあるの」
「ん?なになに〜ありがとう!」
「これなんだけど……」
18号の手のひらには指輪が……
「……ん???」
「……結婚、しませんか?」
「えっちょ!?勿論するけど!!!」
「やったぁ!…………
これからは心配させないから。」
「…………はい。」
最初は私の勘違いから始まり、
18は私が嫉妬していたことを喜んでい
た。
なんて悪趣味な奴だ!!
な〜んて、でも最後の告白の時、
18号に惚れ直したことは絶対に墓場ま
で持って言ってやるんだから。
END
コメント
2件
最高です!
初 め て 百 合 系 見 れ ま し た 🤣 天 才 で す 👏