一回何故か投稿したのに下書きにしてもう一回投稿するって言う馬鹿(見られてないと思ったから)
あと修正してる所とか付け足してる所あります。
⚠嘔吐表現、血の表現あります。
あ、一人称何か俺です
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start
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俺はやってしまった。
任務遂行中に敵に背後を取られ、先輩が庇って、先輩が重症だ。
今までこんな事は無かった。
今先輩は治療中。一ヶ月間起きなかったら…死と言われた。
あぁ……きっと…皆に攻められるんだろうなぁ…………
syp「……………先輩……ごめんな…さい……」
俺に涙なんて出なかった。
はは、俺、心無いなぁ…
他の人は泣いてるのに。俺だけ。
だから嘘泣きをした。
先輩、貴方は、心、ありますよ。
本当に心が無いのは俺。rbrさんにも心がある。
zm「syp……お前の…お前のせいで………!」
tn「zm!…やめろ!」
zm「でもっ!シッマが…!」
syo「……全部、全部、sypが……!シッマを…!」
「お前が敵に背後を取られて無かったら!シッマは今も元気だったはずやん!」
「お前何か…!お前何か…!」
「”仲間じゃない”!」
zm「そうや!お前何て…!幹部を辞めろ…!
syp「………ッ…!」
ut「ちょ!syo!zm!流石に言い過ぎ…」
syo「ダダダダッ」
zm「……………」
ut「あ………」
tn「syp…気にせんといてな…knがこの状況だから皆嗚呼なってるだけや…」
syp「………はい…」
「……ちょっと…外行ってきます………」
tn「…え、ちょまて!外大雨降って…!」
syp「スタスタスタ…」
tn「あ……」
外
ザーザー
雨と共に、頬から水のような物が垂れる。
…何で、今なん?
syp「ッ……*ポロポロ*…」
syoさんとzmさんに言われた言葉を思い出すと、余計に涙が止まらなくなる。
駄目だ…俺が泣いてちゃ…zmさんやsyoの方が俺の何十倍も辛い…
いや…大先生が1番辛いはずや…相棒が嗚呼なってるから。
必死に涙を堪えてるの、バレバレなんすよ。
歯を食いしばって涙を流さないように頑張ってたけど。
そんな事を考えていると、雨が強くなる。
………痛い。
そんな感覚だけを残して、遠い所をボーっと眺める。
手と足が凄く冷たい感じがして。それで動こうとしても
この場から動けなくて。
ひたすら自分を責める事しか出来なくて。
『仲間じゃない!』
………あの言葉を思い出すと、心が痛くなって、気持ち悪くなって、
やっぱり自分はあの人達と一緒にいちゃいけないって、
心の何処かで呟く。
何故か血が出てきた。色んな所から。
俺は、その血を綺麗だと思ってしまう。
ザシュッ
雨の中、尖った石で腕や足を傷つける。
段々、全身の感覚も無くなってきた。
でも、これで死んだら、罪の償いになる。
そしたら好都合。
どうせ戻っても無視されたりするだけやろ?
意識が段々と遠のいてくる。
視界も段々ボヤケて、視界が暗くなっていく。
嗚呼、これで、先輩への償いが出来る。
早く。早く死なないと。
…我儘を言うなら、先輩と、
syp「もう…少しでいい…から…話し…たかった…な……」
パチッ
白い天井に白い壁、そしてカーテン等を見る限り、
此処は、、医務室か………
…死ねなかった…んだなぁ……
シャー
カーテンが開く。
sn「!?syp君起きたの!?」
syp「ぁ……は…い…」
「…迷惑かけて……すみませんでした……」
床に足を付けて立とうとする。
グラッ
syp「ぇ……」
ボフンッ
ベッドにダイブする。
sn「ちょ!動かないで安静にしてて!」
「あと、迷惑じゃないから、頼ってね?」
syp「え……でも…」
sn「いいから!!!」
syp「……はい」
また、迷惑をかけてしまった。
迷惑をかけてないと言われても、俺は皆に迷惑をかけていると感じてしまう。
やっぱり俺は有能何かじゃない。
紛れもない、無能。
人が重症なのにそれで皆が泣いてる時は泣けなくて、
その癖雨にまぎれて泣いて、仲間から言われた言葉に勝手に傷ついて。
もう、そんな俺は、幹部じゃいられないやろ…?
rbr「!syp君…!大丈夫か…!」
tn「syp君…!」
ut「syp君!大丈夫か!?」
3人が駆けつけてくる。
syp「嗚呼、大丈夫ですよニコッ、心配かけてすみません」
tn「いや、大丈夫や!」
rbr視点
sypは笑って誤魔化す。
でも、俺には分かってるんやで…?
腕や足には、血の染みた包帯が巻かれている。
そして、今のsypにはハイライトなんてものは無い。
死んだ魚のような目をしていて、今にも消えそうな
作り笑いをしている。
何で、頼ってくれないん?
sypはいつも1人で抱える癖がある。
sypは前、一般兵に虐められていた。
その一般兵の処分等は終わっているけどな。
その時も、sypは作り笑いで、明るく頑張って振る舞って、
本当の自分なんてものは消して。
まるでsypじゃない、sypに似た誰かのようだった。
zmやsyoがあんな事言ったから?
仲間じゃないなんて言われたから?
……sypを救えるのは、knだけや。
はよ、起きろや。……阿呆。
syp視点
さっきから俺はずっとボーっとしている。
そして空気が何となくだけど気まずい空気だ。
どうする?話しかける?いやでも、、いいか。
俺は、2日間医務室で入院になった。
勿論拒んだ。でもsnさんが
「今の状態のsyp君じゃ、いつ倒れるかも分からない」
なんて言うから、しょうがなく医務室にいるけど。
今はsnさんはknの方を見に行ったりしている。
ふと、”ある物”に目をつけた。
*キランッ*っと光るそれを手に取った。
そして、気がつけば俺の腕は、血だらけになっていた。
両腕とも血が溢れ出ていて。
グロいんだろうけど、俺にはどうしても綺麗だと思ってしまって。
こっそり包帯を取り、腕に巻いた。
そして、ある物に付着している俺の血を拭き取り、
元の場所に戻した。……すると。
ドクンッ
急に吐き気が襲ってきた。
俺は、近くにあったビニール袋を持ち、
吐いてしまった。
⚠嘔吐表現あり
syp「お゛ぇ゛ッ…ゲホッ…」
*ビチャビチャ*…
吐き気がおさまらず、10分くらいずっと
吐きっぱなしだった。
後半は胃液しか吐かなかった。
でも、この吐き気は、先輩を嗚呼した
罰なのだろう。
そう思うと、また吐き気が襲ってきた。
syp「ゲホッおぇッ…ゔぇ゛ッ…」
*ビチャビチャビチャッ*…
ずっと胃液しか出なかった。
俺は、やっぱり罰を受けたんだなって思って。
snは幸い来なかった。
急に眠気が来て、俺は眠りについた。
rbr『彼奴のせいでknがあんな怪我を負ったんに…!』
ut『sypのせいで俺の相棒が重症になったんだけど…は?マジで消えろよ』
tn『あんなんただのお世辞だって事気づかんのかw馬鹿やなぁw』
syp「ガバッ」
「ハァッ…ハァッ…夢……」
夢だと分かったけど、本当の事なんだろうなと信じてしまう。
sn「あ、起きた?魘されてたけど、、大丈夫?」
syp「あ…おはよう御座います……大丈夫っすよ…」
sn「そっか…」
本当は、大丈夫な訳が無い。
頭が痛いし、視界も若干ボヤケて見えるし。
…そうだ。そんな事より、knさんは…。
syp「…snさん、knさんは……起きましたか?」
sn「…いや…まだ…だけど、大丈夫だよ、まだまだ時はあるから」
syp「そうッ…すか……」
やっぱり。俺は相当重罪な事をしてしまっている。
皆に嫌われるのも無理はないか…(笑)
……
syp「死にたいな(笑)ボソッ」
2日後?
食堂
syp「…………」
rbr「あ…syp君、体調は大丈夫そ?」
syp「ぁ…ぇと…はい、もう大丈夫っすよニコッ」
rbr「…そうか」
「ならよかったわ!」
zm「~~~~–w」
syo「—–ww」
syp「ぁ……」
zmさんとsyoさんだ。
どうしよう……謝るか………?
嫌でも…2人が喋ってるし……辞めておこう…
zm「…………」
syo「…ん?zmどうした?」
zm「ん?あぁ、何でもないで」
syo「そか!でさ~~~~~」
zm「~~~‼w」
聞こえないけど、どうせ、俺の悪口
言って楽しんでるんやろうな。
……生きててごめんなさい。
こんな俺に…生きる価値なんてないっすもんね…?
とりあえず…ご飯を………
…腹空いてねぇ………此処は無理矢理にでも…
パクッ
syp「!?」
吐き気がまた襲ってきた。
すぐにトイレに駆け込んだ。
syp「う゛ぇッ…ゲホッゲホッお゛え゛ッ…」
ビチャビチャッビチャッ
syp「…ハァッ…ハァッぉぇ…」
「……気持ち悪………」
また食べたら、また吐き気が来るだろうか。
gr『至急、会議室集合だ』
…ヤバい、今…?
……行くしかないか…
トコトコトコ
syp「……遅れました…」
tn「あぁ全然大丈夫やで大先生とか来てへんから」
syp「そ……すか…」
ut「ハァッハァッ…オクレマシタ」
tn「………よろしい」
gr「え~、一週間後に戦争をする事になったんだぞ」
tn「それはいつから届いた?」
gr「ビクッ…5日前なんだゾ…」
tn「……セーフ」
gr「フゥッ」
gr「で、配置なんだが、」
「knが居ないから、前線等はこうなったんだゾ」
「前線、syo、zm、rbr、後方?がsyp、ci
指示役がut、em、tnはいつも通りだ」
syp(前線はrbrさんが追加か…)
zm「了解や」
syo「…」
訓練場?
バンッバンッバンッバンッ
練習を始めてから何時間経ったのだろうか。
撃ってる最中も、knさんは自分のせいで…なんて事
を考えながら必死に練習をする。
昼間から始めたはずの練習が、いつの間にか辺りは真っ暗になっていた。
syp「……自室戻らな」
ヤバい。書類を忘れていた。
早く出さないと……。
syp「カキカキカキ…」
数十分後
コンコンコンッ
syp「t…tnさんッ…ハァッ…ハァッ…書類ッ…持ってきましたッ…」
tn「珍しいな、syp君、てか走ってきたん?大丈夫か?」
syp「大丈夫ッ…で…すッ…」
tn「てか大丈夫か?もう夜中の3時やで?」
syp「………ぇ?」
時計を見ると、時計の針は午前3時を指していた。
tn「…もしかして、気づいてなかったん?」
syp「まぁ……はい」
tn「はよ寝な」
syp「………はい」
syp「…………」
眠れない。眠気が来ない。
寝ようとしてもすぐに起きてしまう。
そうして朝が訪れた。
食堂
tn「あ、syp君おはよう、眠れたか?」
syp「あぁ、まぁ、」
「…で、tnさんは何徹目ですか???」
tn「えっと……6?」
syp「………医務室へ連行っすね」
tn「え、ちょ、」
グイッ(tnの腕を引っ張る)
syp「snさん~、tnさん寝かせて下さい~、6徹目らしいっす」
sn「おお、syp君ありがとう(*^^*)」
「じゃあtn?医務室へGO!」
tn「ウワァァァァ!」
すみません、tnさん、これくらいしないとtnさん寝ませんよね。
……tnさん、隈酷かったなぁ………
クラッ
syp「!」
壁にもたれ掛かる。
syp「……ハァ…」
ため息が出る。
俺がくたばってちゃ駄目だ。
rbr「……ん?syp君どうしたん?」
…勘の鋭い人に遭遇してしまった。最悪だ。
syp「いや…別に何もないっす…よ?」
rbr「………嘘やろ?」
「何もないって」
「…knの事で、ずっと自分を責め続けてたんやろ?」
syp「ッ…!」
rbr「無理すんなy…」
syp「rbrさんに!!俺の何が分かるんすか!?」
「rbrさんは本当の俺を知らない癖に!分かってたような
事言わんといて下さい!」
「この…!偽善者が!」
あぁ…違う…俺は…こんな事言いたい訳じゃない…
こんな事言いたくない……
何で…?……
rbrさん…ごめんなさい。こんな
無能な奴でごめんなさい………
rbr「……ッ…」
「そ…うか……ごめん…な?」
rbrさんが立ち去る。
やっぱり…嫌われたよな……
悲しい顔してた。
…やっぱりご飯食べたないわ。
…自室戻ろ……
自室
…………。
無数の罪悪感に襲われる。
本当はあんな事言いたくなかった。
でも、口が勝手に動いてしまった。
rbrさん…knさんが嗚呼なってるのに更に
辛くなったよな。
そして突然、インカムから声が聞こえる。
ut『rbrが…倒れた』
……嗚呼、またやってしまった。
俺のせいでrbrさんが傷ついてしまった。
とりあえず、医務室に行くことにした。
医務室
sn「ん~、ストレスが溜まって体が耐えきれなくなったって感じだね」
「…腕にリスカの痕もあるし、体中ボロボロ」
syp「…………」
俺は誰よりも先に医務室に来た。
rbrさんはまだ目覚めていない。
…また?また俺は………
でも、今の俺じゃrbrさんと合わせる顔が無い。
…リスカしてたんか、rbrさん。
俺は何故かバレなかったけど。
俺は静かに、医務室を出ていった。
それから3日間、rbrさんは起きたが、数日間医務室入院となった。
俺は、rbrさんが倒れてから、一睡もしていない。
鏡を見ると、隈が酷い自分が居た。
でも、そんな事どうでもいいと思っていた。
今はただ、起きないknさんと、rbrさんの事を心配する事しか出来なかった。
そして、最近、書類のミスが増えてきてしまった。
tn「なぁ、syp君、最近どうしたん?ミスが大量やで?」
tnさんにも心配をかけてしまった。
syp「……すみません、rbrさんとかの事があって気持ちが少し整理出来てなくてニコッ」
とっさに嘘の事を言う。
tn「そうか、、、」
気持ちが整理出来ていないのは本当だ。
でも、rbrさんの事の責任は全部俺。
だから、rbrさんは何にも悪くない。
そう、悪いのは全部俺。
自室
またボーっと遠くを眺める。
そして、机に置いてあるナイフに目を向ける。
俺はそのナイフを取り、
スーーーッ
一本の赤い線を入れる。
その時の快楽がたまらなくて、
何本も何本も線を入れる。
数日間くらい付けていた包帯はとっくに取り、
腕が血だらけになっても、俺は手を止めなかった。
ザクッ
急に我にかえる。
血がドクドク出てきて、止まらなくて。
抑えても血は出るばかり。
syp「!?カヒュッ…ヒュッ…ケホッ…」
突然息が苦しくなってきた。
息が出来ない。苦しい。辛い。
でも、このまま死にたい。
syp「ハヒュッ…カハッ…コホッ………」
過呼吸?が収まった。何でや?
神様、何で死なせてくれないんや?
俺は沢山の罪を犯したはずやろ?
それなのに、、それなのに、、
どうして、俺を死なせてくれないんや?
そのまま、眠ってしまった。
次の日、起きて部屋全体を見た。
……結構残酷な光景だった。
床には血の池が出来ていて。まだ染みてなかった。
ナイフは全体的に血が付いていて、乾いている
為結構グロい。
壁にも血が少し付いていた。俺は、
その血が綺麗だと感じて、処理をしなかった。
そして、部屋に何故かあった包帯を巻いて部屋を出た。
バンッバンッバンッバンッ
それからまた何時間も練習して、ご飯は食べない。
それを続けたせいで、俺は皆に
「syp君痩せすぎじゃね?」等と言われるようになった。
俺は、「大丈夫ですよニコッ」と返していた。
そしてついに、戦争の日が来てしまった。
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前編だけでこうなりました。
あとよく分からないですよねすみません。
疲れたので、
NEXT⇨❤1000
にします。
……syp君の一人称、俺だって事は気にしないで。