コメント
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えぇ?!?!?! もう可愛すぎて何が何だか わからん!!😘😘💖💖 涼ちゃん!! うちのコになってy(((殴 すみません出過ぎた真似を、、、
職権乱用だ!!💛🎹ちゃんは皆の💛🎹ちゃんだ!!あと最後まで神作でよき✨️
わー!もう一つ上げれたー!
書いてる間に♥いっぱい!ありがとうございます✨
ここ、一応最終話です。一応。
大森「涼ちゃん、俺、めっちゃ嬉しい!」
本当にニコニコしながら僕に抱き着いて来た。
すると若井が入ってきて、
若井「やっぱり涼ちゃん、泣いちゃったか!」
藤澤「ホッとして…糸、切れたぁ〜。」
さっき元貴に呼ばれてたらしい。
ボロボロと涙を零す僕の事を、二人は抱きしめて安心させてくれた。
大森「あ!そうだ!涼ちゃん、手!」
元貴はそう言うと、あの人に握られていた方の手を取り、チュっと口付けた。
藤澤「元貴!?」
大森「ほら、若井も!」
若井は指先を口に含んで軽く吸う。
藤澤「!っ…わか、い?」
大森「やり過ぎ!」
元貴にペシッと叩かれている。
大森「あと、こっちも。」
あの時抱き寄せられた肩に手を置いて、顔を寄せる。
大森「俺たちの涼ちゃんに馴れ馴れしく触るなんて。」
若井「そーだそーだ!」
若井は後ろから元貴と同じように僕の肩に顔を寄せる。
気持ち悪かった感触がすっかり消えたような気がした。
大森「涼ちゃん、名刺もらったんでしょ?見せてよ。」
そうだった!
僕は元貴にあの人の名刺を渡す。
藤澤「今日の事、元貴と話すって言ってた。」
大森「言ってたね。この件は事務所側にも報告する…けど…。」
元貴は名刺を見ながら考え込んでいる。
若井「元貴?」
大森「ん………。どっかで………。」
藤澤「…知ってる人…?」
大森「!少し前に…。何の時だった…?何だっけ…。ん〜。あ!番組のオファーを断った事があって…その時のプロデューサー?かな…?」
若井「何それ!いつ?ってか、何で断ったの?」
大森「涼ちゃんメインだったんだよ。でも、バンドには全然関係ない企画だったし、その時期は新曲のリリースとも被ってない時期だったから宣伝で出る必要も無かったし、次の曲のデモも渡したばっかりだから、出なくていいと思ったんだよね。」
藤澤「それが、その人の番組…だった?」
大森「後でその時の名刺見てみるけど、たぶん…合ってる。」
若井「もう、オファー来てたんだな。」
藤澤「何でちゃんと事務所と元貴通してたのに、その後で直接来たんだろう。」
大森「…。あれか。」
元貴は急に鋭い目つきになった。
大森「たまにあるんだけど、俺たちの個人的なファンだって言う力のある業界の人が何とか関わろうとしてくる時があるのよ。きっかけがあって二人が仲良くなってって言うなら問題ないんだけど、そういう人たちって引き抜こうとしてくるのよ。」
藤澤「ウソ…。え…?僕…?」
大森「そう。あまりにも馬鹿馬鹿しい話だから忘れてたけど、本気だったとはね…。」
若井「引き抜くって言われたの?」
大森「藤澤さんの独立は考えてますか?って、考えるワケねーだろ、って話じゃん。こっちは番組のオファーだと思って聞いてたらそんな話しだすし、ワケわかんねーからテキトーに断った。」
若井「テキトーって。」
大森「藤澤、藤澤って言ってたから、ファンなんだなってのは分かった。でも、ファンはファンなんだから権力利用して独占しようとしちゃダメなんだって。そんな行儀の悪いやつに払う敬意は持ち合わせてませーん。」
若井「逆恨みってやつ?」
大森「そんなとこなんじゃない?ん〜…。さて…今回は事務所にも出てもらわないとな。これじゃ涼ちゃん、安心して出歩けないよ。」
そこからの元貴の動きは早かった。
事務所の社長に連絡して、あのプロデューサーがアクションを起こす前にこちらから出向き、話を付けて来たらしい。
大森「涼ちゃ〜ん!もう大丈夫だから安心していいよー。」
藤澤「え!元貴、もう行ってきてくれたの?」
若井「大丈夫だった?あの人、全然話し聞かないじゃん。」
大森「もー本当に聞かないのよ!ただなぁ…認めたくないけど、ちょっと俺と似た部分があんのよね〜…。そこを利用したんだけどさぁ…ヤだわぁ…。」
藤澤「はは…。」
大森「ま、チーフもいてくれたし、近付かないようにって紙にサインもさせたから大丈夫!」
藤澤「ホント!?良かったぁ…。今回は二人に守って貰っちゃったなぁ…。惚れ直しちゃった…。」
大森、若井「!………なんて!?」
藤澤「…守って貰っちゃっ…」
大森、若井「その次!」
藤澤「…惚れ…直しちゃ…た…」
うぇぇ!僕、何言ってんの!?
大森「もっと好きになっちゃったの〜!?」
若井「カッコよかったかぁ〜。」
ぅあぁ〜……もう…どうにでもなれっ…!
藤澤「カッコ良すぎて、もっと好きになりましたっ!」
守れる……完
最後長くなりましたが、お付き合いありがとうございました。
この後、おまけがあります。
そちらもご覧下さい。