「えっと、あなたが、助けてくれたの?」
その後、私は隣を歩いているであろう先程の人物にそう問いかける
“ あなた 傷つける 私 許す ない ”
そう言うと、私の頬にすりすりと何かが擦り寄る感覚がした
「ふふっ、” ありがとう “」
” あなた 私 好き ? ”
「へっ?!」
突然、そんな言葉が耳元で聞こえ
頬に自然と頬が熱が集まるのが分かった
“ あなた 私 好き ? あなた 顔 熱い
照れる ? ”
「 ” ま、まだ、分からない、” 」
私は声を絞り出し、そう答えた
そうだ、まだ会ったばかりで名前も知らない
それで好きかどうかを聞かれても、まだ分からない
「そうだ、” あなた 名前 ある ? ” 」
“ 私 名前 無い あなた 名前 教える “
「私の?えっと、」
私が口を開こうとした瞬間、
” ダメ “
「モゴッ、ひゃ、ひゃいはいしゃん?(這いばいさん?)」
突然口を塞がれ、聞き慣れた声が聞こえた
” 赤い 彼 名前 教える ダメ
教える あなた 彼 連れて行かれる ”
「連れて行かれる、?」
私がそう呟くと、私の背中に腕が回される 感覚がし、 感覚的に後ろに這いばいさん、
そして前に赤い彼と呼ばれた人物が私を抱きしめている体制のようだった
“ あなた 邪魔 彼女 私 好き ”
“ 違う 彼女 あなた 嫌い すべき 離れる ”
「け、喧嘩しないでぇ、」
その後、何とかその場を落ち着かせ
私の右には這いばいさん、左には赤傘さん
(なんか赤くて傘を持ってるらしいから) に間に私が入るという形で落ち着いた
“ あなた 歩く しやすい ? ”
「うん、歩きやすいよ
ありがとう、這いばいさん」
“ 私 傘 歩く しやすい ? ”
「うん、ごめんね赤傘さん、” あなた 使う 傘 私 ごめんなさい ” 」
“ 大丈夫 私 嬉しい あなた 私 役 立つ ”
そう言い、赤傘さんの手が私の頭に乗る感覚がした
“ ムッ、あなた 近い 彼 距離 ”
「ふふっ、ごめんね這いばいさん」
這いばいさんに握られている手が強く握られ、私はそう小さく笑いを溢した
赤傘さんはなんか、お兄ちゃん感があるけど
這いばいさんは大型犬みたいだな
そうしてしばらく歩いていると、教室の前にまで着いた
「えっと “ 私 1 ここ 行く ” 」
“ ! ダメ 1 危険 ! “
” 私 したい あなた 行く 一緒 ”
「うーん、私もそうしたいけど、またあんな騒ぎになったら大変だし、」
私はしばらく考え
「そうだ、” 音 鳴る 私 ここ いる ”」
チャイムがなる時間、いわゆる10分休みと昼休みにまた会えば良い
“ 音、鳴る あなた できる 会う ? ”
“ 絶対 ? ”
「うん!” 2 待つ また できる 話す ”」
“ ..分かった 私 できる あなた 待つ ”
“ 何 危険 私 呼ぶ ! ”
「ふふっ、ありがとう二人共
じゃあ、行ってくるね」
私は傘を赤傘さんへ返し、教室へ入った
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