テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
260
594
#創作BL
灯依
773
これは、ある神様と人間の物語です___
20〇〇年、6月7日。
天界では、神様たちが忙しくしています。なぜなら、来月の7日は七夕の日で、それに向けて、星の神たちはせわしなく動き、準備をしていました。
そんな忙しいとき、1人の少女がおどおどしながらさまよっていました。神様見習いのアヤノです。
彼女は神様になりたてで、なんの神になるかも決まっていませんでした。なので、星の神たちのもとで修行を積んでいるところでした。ですが、七夕が近づき、喉から手が出るほど人手が欲しいという時に、アヤノだけ働かないという選択肢はありません。アヤノは星の神達から任された仕事を行っていました。しかし、アヤノは不器用で失敗ばかりです。最初のうちは笑って許して貰えたものの、星の神たちもアヤノが何度も失敗をするので、徐々にアヤノの存在が邪魔になってきました。
ある日、アヤノは星の神たちに部屋に来るよう言われます。
不自然に置かれた座布団に座ったアヤノを見て、星の神はこう言い渡しました。
「お前はもう、
ここには置いておけない。 」
アヤノは時が止まったように動きませんでした。内容を理解するのに少し時間がかかりましたが、意味をようやく理解したあと、アヤノは必死に頭を下げて主張しました。
アヤノ「お願いです!私がミスば かりして、皆さんの迷惑をかけているのは分かっています!ですが、どうかここに置いてください…」
しかし、星の神は黙ったまま首を横に振るだけでした。アヤノは星の神に放り出されてしまいました。
まだ力が自由にに使えないアヤノは天界から落ちていきます。
そして、間一髪力を少しだけ使い、人間界へ降り立ちました。
コメント
1件
いろつばさん、こんにちは🌷 第1話、拝読しました。 七夕の準備で忙しい天界の中で、不器用ながらも必死に働こうとするアヤノさんの姿がとても切なかったです。「お前はもう、ここには置いてけない」と言い渡されるシーン、胸が締め付けられました…。それでも必死に頭を下げるアヤノさんの健気さに、感情移入せずにはいられません。 人間界に降り立った彼女が、これからどう成長していくのか、とても気になります。続きが楽しみです!