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「る、瑠璃ちゃん!?」
どうしたの!?
と言うか……!!
「何で銃持ってるの!?」
私は、回らない頭をフル回転させる。
「べるさん!その人から離れてください!!」
瑠璃ちゃんが、私に向かって叫ぶ。
そ、そのひとって、おどろくさんのことっ?
「瑠璃ちゃん!?おどろくさんは、敵じゃないよ!?」
何でそんな敵を見るような目でおどろくさんを見つめてるの!?
………………あっ、も、もしかして………
瑠璃ちゃんが今、偽物とか……?
幽霊の可能性…?
一見、違う所とか見つからないけど………。
もしかするとそう言う、分かりづらい所に変化があるかも知れない。
だって、今は、あふぇさんと一緒にいるらしいし…。
きっと、瑠璃ちゃんの幽霊だ。
確信は持てないけど……。
そうじゃなきゃ、おどろくさんをうつ理由なんてないはずだから。
…………でも…。どうやって払えばいい…?
違いが分からないし、瑠璃ちゃんに取り憑く理由が分からない。
これじゃ、払えないじゃんっ!
どうしよ、どうしよ、と思いながら、おどろくさんを反射的に見る。
そのおどろくさんは、うずくまって、何かを唱えている。
そして、おどろくさんの猩々緋色の瞳とか目が合う。
……い、今は、戦ってる場合じゃないかも知んない。
おどろくさんをどうにかしなきゃ……!!
「べるさん!!!そのおどろくさんは、幽霊です!!」
瑠璃ちゃん(幽霊)が嘘をつく。
それは嘘だよっ。瑠璃ちゃんに幽霊が取り付いてるんでしょーが!!確信は持てるわけではないけどさっ!
だって!おどろくさんには変なところなんて!!
なんて……なんて……?
一瞬怖くなった、おどろくさんのオーラ。
そして………猩々緋色に光った瞳……。
おどろくさんの瞳の色はーー翠色だ。
でも……おどろくさんは、今瑠璃ちゃんに撃たれてて………。
それに……おどろくさんは瑠璃ちゃんを見つけたって言ってて………。
えっ…?これ…………もしかして、おどろくさんが ゛嘘 ゛…?
瑠璃ちゃんは本物……?
ど、どっち……?
わ、分かんないっ。
あふぇさん助けて!!
分かんない!!!!
………っ………
これぐらい、本当は考えなきゃ……だよね。
うーんと……うーんと…………
確実に、変化が出てるのは…………おどろくさん、だよね。
まず、払うべきなのは………きっとおどろくさんだ。
じゃあ、一旦離れないと!
私は、おどろくさんの手から脱出するように手をバンザイしようとするが、おどろくさんに強く手を握られる。
「ねぇ……べるさん。私から手を離さないって、言ったよね?」
おどろくさんがこちらに視線を向ける。
その笑みは、怖いくらいに美しくて………。
この世のものではないと悟った。
今、確信した。
おどろくさんは……………偽物だ。
「瑠璃ちゃん!!疑ってごめん!!」
私は、瑠璃ちゃんに向かって行った!!
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