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ボウフウリン、この町まこち町の英雄であり、守ってくれる存在だとこの町の人々は言う。
そんな中ボウフウリンの1人だけ、何もしない、見ているだけの傍観者が居ると噂されている。
そう、それが俺皐月蒼真。
周りの為に喧嘩なんざしたくない、痛い事はしたくない、ボウフウリンに連絡？何で？お前らが勝手に喧嘩したのに助けてくれって？ヤンキーとかに喧嘩振られても自分らで何とかすりゃいい、俺はお前らのセコムになりたくない、関わりたくない、どうでもいいんだよ…。
入学式
皐月『んぅ、ぁえ？今何時？？』
スマホを見ると昼過ぎの13時。
皐月『まぁ寝る子は育つって言うし俺は風林行っても居場所ないからいっか！』
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