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日曜日。この間のお見合いパーティが幻覚寺で行われた。
山杉さん御令嬢。輸入下着店を母親と営んでいる。青江さん御令嬢。家事手伝いだが料理下手で嫌い。次に高齢者だが母親の再婚相手を探している、花水さんのその当人で有る母親。
山杉さんは母親の店が手伝えるなら文句は無いという事で、満腹寺僧侶のアラブ人、ムハンマドがヒットした。青江さんには料理が趣味で研究家の公務員がヒットした。
さて花水さんだが黒木夫人は高齢だが、おしゃれな男性、桃咲（ももざき）氏を紹介しようとした。花水老夫人を見るなり驚いた。とても若夫婦の様な地味さが無く、原色のミドリのワンピースにハイヒール。濃い化粧で髪は金色に染めていた。「本日はよくお出で頂きました。こちらは亡き主人の友人の桃咲様です。」「桃咲さん、こちらはポールダンスがご趣味の花水様です。」
３組は仏間でお茶が出され、何でも質問をしてみるという課題を金隠氏が出した。
取り敢えずは沈黙を防ぐという計らいだった。
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