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7 - サイス✖️スチームパンク セックスしないと出られない部屋

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2025年07月29日

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ごめんねまたリクエスト飛ばして趣味に入る。次こそリクエストのやつできたら良いな…

サイス✖️スチームパンク

⚠️全く関係ない接点皆無な二人のカップリング、スチームパンク♀(一人称俺)、本番無し。









白い無機質な部屋、鍵のかかった扉の上には『セックスしないと出られない部屋』と書かれた看板、あんぐりと口を開けてそれを見つめるスチームパンク、驚いた様子も見せないサイス。


「…な……なん…?????」


スチームパンクが喉から搾り出した声はそれだけだった。それ以上言葉が見つからず、ただ困惑の色を示すだけだった。

サイスは迷わず服を脱ぎ捨てようと上着に手をかける。


「ちょちょちょ待てババア!!!」


が、すかさずスチームパンクに止められた。


「なんだ、何か問題でもあるのかい?」


顔色ひとつ変えないサイスとは反対に、スチームパンクは随分取り乱している。


「お、おま、そんなすぐ服脱ぐなよ!」

「仕方ないじゃないか、シなきゃ出られないんだろ?ほら、あんたも脱ぎな。」

「だーーーッ!!!やめろやめろ!!!大体俺ら初対面だろうが!!」

「今はそんなことどうだって良いじゃないか。」

「良くないッ!!」




なんとしてでも脱がそうとしてきたサイスを制止し、現在二人は1メートルほど距離を空け、向かい合って座っている。


「…お前」

「アタシかい?」

「それ以外に誰がいるってんだ…」


イライラして片手で頭を掻きむしる。


「お前ライフルだろ…最重要指名手配の…」

「おや、アタシのこと知ってんのかい。いやぁね、アタシもあんたに見覚えがあると思ってたんだが…」


サイスは首を傾げる。スチームパンクはさらにイライラして指で地面をトントンと叩き始める。が、痺れを切らして喋りかける。


「ライフル、お前テレビとか見ないのか?」

「テレビ?テレビはねぇ、ブローカー…いや、親友が、たいてい独占しているからね。たまに彼が見ているところを見るだけさ…」


そして閃いたように顔を上げる。


「スチームパンクか!あぁ、思い出した思い出した。プロボクサーの…んで、コイルにぶっ飛ばされた奴だ!」

「それは言うな」


悪びれもせず、へらへら笑う彼女にむかつきながらも、スチームパンクは行為をせずに部屋から出る方法を考えていた。


「テレビで見た時は男だと思っててさ。でも、女なんだねえ、アンタ。サラシで胸潰してんの、触ったらわかったよ。」

「は、え、お前胸触ったの???」

「そりゃあ、ねえ?」

「変態!!!」

「随分初心なんだねえ。」


スチームパンクがさらに1メートル距離を空ける。


「で、どうするんだ?ヤるか?」

「ヤらない」

「じゃあどうするんだ。」

「壁をぶち壊す。」

「随分大胆だねえ。」


スチームパンクは壁際に行き、思い切り拳を壁に叩きつけた。が、壁には傷一つもつかない。


「ダメっぽいね。」

「お前もやれよ…持ち前のライフル銃あんだろ。」

「えー。」


サイスは渋々銃を取り出し、何発か撃ってみるが。やはり傷はつけられなかった。


「ほら見ろ、ダメだったろ?」

「もっと色々やってみてくれ…俺はこっちやるから。」


そう言うとスチームパンクは扉の方に向かった。

サイスはため息をつき、武器の形態を鎌に変え、壁に振り下ろした。しかし刃先が壁に当たった瞬間跳ね返され、やはり少しもダメージは与えられなかった。


「厄介なもんだ…」


イライラしてきたところに、一つ歓声が上がった。


「開いた!」


えっ、と思い振り返ると、スチームパンクが開いた扉の前で嬉しそうにサイスを見ていた。


「あんた…それどうやったのさ。」


彼女の方へ駆け寄ると、地面に壊れたドアノブを捉えた。


「あー…なるほどね。」


ほら行こうとサイスの腕を掴んで引っ張るスチームパンクについて行った。














山なし、オチなし、意味なし。

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