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みなさん初めまして!あおいです!プロフィールにも書いてあるとおり、気まぐれで短編小説を投稿していくので是非楽しんでいってください!それでは本編どうぞ!
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〜登場人物〜
主人公:柳夜(りゅうや)
柳夜の親友:優明(やすあき)
優明 「柳夜って何考えてるか分かんない時あるんだよな〜」
高校3年生の俺は、ある日の昼下がりに親友の優明からそう言われた。
柳夜 「え?結構思ったことそのまま言ってるつもりだよ」
そう返す俺に優明が何かを言いかけた時、昼休みが終わりを告げそこで会話は途切れた。
————-放課後—‐———
HRのあと、家に帰るために椅子から立ち上がると後ろから優明に声をかけられたので俺は振り返った。すると、よくバカップルがやっている頬に指を当てるやつをやられた。
優明が 「うぇ〜い!引っかかった〜!」 と笑顔を浮かべている反面、俺はおちょくられたように感じたのでイライラしていた。そして、俺たちの間で数秒の沈黙が流れた後に俺がしたこと。
それは—優明の人差し指を払いのけお腹に突きを入れることだ。
柳夜 「おちょくんな」(ドッ)←優明のお腹に突きを入れる音
優明 「ふぐぉ!?おま、ケホッ、本気で殴んなって!?」
ひとりでギャーギャー言っている優明を教室に残して俺は早足で下駄箱へ向かった。
後ろから優明が 「りゅーうーやぁぁー!悪かったって〜!ジュース奢るから許して!」 と謝ってきたが許す気はない。
柳夜 「俺をおちょくった優明が悪い。」
優明 「それはそうだけどよぉ、、本気で殴んなくて良くない!?」
柳夜 「お前には人をイラつかせる才能があるのかもな。」
優明 「うっ、皮肉たっぷりのお言葉ありがとうございます……」
なんて話している間にいつも解散している交差点に出た。
柳夜 「じゃあ俺こっちだから。また明日。」
優明にそう伝えて家に向かって歩き出したら後ろから優明に 「おう!また明日な!」 と言われたので半身で後ろを見ながら手を振った。
————-数日後————-
優明 「なーなー、今日の放課後カラオケ行こうぜ!」
優明に提案された俺は 「バイトだから却下〜」 と断った。
すると優明が 「それじゃあ柳夜のバ先まで着いてくわ!」 といきなり訳の分からないことを言い出した。
柳夜 「………は?」
〜数分後〜
柳夜 (ほんとに来やがった……)
と、心の中で呟いていたら優明の口からオーダーが飛んできた。
優明 「ダブルチーズバーガーのセットで〜ドリンクは〜……」
柳夜 「コーラのLサイズ、だろ?」
優明 「そう!当ったり〜!」
柳夜 「で、サイドメニューはポテトのMでいいか?」
優明 「りゅうちゃん俺の事よく分かってるね〜!」
柳夜 「ちゃんって呼ぶな。」
優明 「いいじゃんりゅうちゃん〜♪︎」
なんてことを言っている親友は1度無視して、俺は 「こちらの番号札が呼ばれるまでお待ちくださーい」 とだけ伝えてバイトに集中することにした。