テラーノベル
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置い手行かない手
単刀直入に言おう。
オレは兄さんがだぁぁぁいっすきだ。
いつでもどこでも着いていきたい
現状できてないけどね。
兄さんはオレに当たりが強い。
でも、兄さんが怖い。というのは
なにもオレに限ったことじゃない。
もう1人の1番上の兄貴にも怖い
死ぬほど怖い
もう、兄さんの持つもの全てから
嫌悪感が読み取れてしまうくらいに
兄貴を兄さんは嫌ってる。
だから死ぬほど怖い。
でも、オレはそれが嬉しい
だって、
裏切り者にも信頼してない人にも
兄さんは貼り付けたようなスマイル
あれこそ本物のフェイクスマイル。
あの笑顔もオレはすきだ
可愛くて
美しい
でも、冷たさが滲み出て
スマイルの奥にある嫌悪が痛気持ちいぃ。
何より、あの笑顔を作ったのはオレだ。
それがいっちばん、嬉しい。
なんで、兄さんの顔を作ったのに
作ってあげたのに。
オレ、嫌われないと行けないんだろう
オレ、沢山話して愛を確かめたいのに
オレ、兄さんに愛を渡し続けたのに
オレ、悪いことしてないのに
なんで?
なんでだろう
なんで?どうして?
オレ、ダメなことしてないよね?ね?
………………
あ、ごめんね。
君たちのこと忘れてたよ
でも、伝わってるよねちゃんと
オレ君たちに兄さんの素晴らしいとこ
ぜぇぇんぶっ!伝えれたよね
分かってくれるよね
キューティクルな白髪が
靡く美しさを知ってるよね?
マスクの黒と白い肌、白い髪が
モノトーンな美しさなの知ってるよね?
オレの愛。もうわかったよね。
何か、言いたいことある?
……へぇ、そっか。
そっかそっかぁ。
兄さんも可哀想だなぁ
こんな奴に好かれて
しかもノコノコ着いていくなんて
バカだよねぇ
君たちも兄さんの笑顔に虜なんでしょ?
オレがそれ作ったんだよすごいでしょ
あ、兄さん ❤︎
起きた?ごめんね怖いよね
でも、兄さんが悪いんだよ
今ね兄さんへの愛を語ってたんだよ
オレ、とぉっても幸せな気分だったよ。
やっぱり兄さんはすごい!
兄さん大好き
兄さん、ちょっとまっててね
兄さん、慣れてるよね
兄さん、オレの愛を見ててね
春: ……あちぃ、ホントに夜かァ?
春: クッソ、マスク邪魔だな…
つっても外せる場所じゃなかった。
春: っはぁ、、、考えるだけ無駄か…
D: ねぇ、お姉さん!
Q: 今暇ー?オレらと遊ばねぇ?
N: てか、めっちゃ綺麗だねお姉さん。
めんどくせぇのにからまれた。めんどい。
春: ……(んだコイツら、、男女の見分けも付かねぇのかよ おぇ、きっも …)
D: ねぇねぇ無視ー?
Q: あれもしかして怖がってるぅ?
N: まじで?可愛いとこあんね〜
オレは決めたい、こいつらを殺すと
春: …………💢 (コイツらオレをなんだと…)
春: …(あ、女か。)
春: ……(微笑
春: 失礼しますね…(声で男って分かるだ r )
今日は偵察。穏便に……
Q: え、お姉さんめっちゃ可愛いのに声低くてめちゃくちゃメロいギャップじゃんかぁ
N: そーゆー奴は鳴く時の声が高くて逆にそそるんだよなぁ❤︎
D: そういうの言うなよ怖がってんのによォ
春: … (鳴く、だァ?)
春: ……(悪寒がしてきやがった…)
春……失礼します、ね?(早く去るのが1番だ)
D: ちょちょ、帰れると思ってんの?
Q: お姉さんさぁ、こんな時間に一人でいるってことはそーゆーの。目的だよね?
N: オレら相手するよ?
穢れきった手で触りやがった…
春: …………
春: バレちゃいましたか…(はぁ、)
春: 好みの子ではないけど、(しゃーねぇ、)
春: 好みになってくれますよね(騙すか。)
春: 路地へ行きましょう❤︎
春: その方が、唆るんです❤︎
N: お姉さん結構タチ?俺好きだよ
D: 勢い、いいねぇぇ
Q: 今晩は楽しめそうだ❤︎
おえ、きっしょ。
春: ……ここら辺ですかね(3人へ振り向く)
D: くっら〜
Q: よく見えないから痛くしちゃうかもね
N: こんな人いないなら鳴いても大丈夫だな
はぁ、やるかぁ
春: ……はぁ”
春: おぇ、きっしょ。
D: は?
N: 今なんつった?
春: 2回言わねぇと聞こえねぇのかよ?
春: 耳の遠い爺さんだなァ?
Q: コイツっ!
春: まずそもそもよォ、
春: オレは女じゃねぇ。ヤリモクでもねぇ。
春: 偵察に来ただけなのに、ひでぇな?
D: 女じゃない?途中から分かってたさ
N: でも、お姉さん。可愛いじゃん
Q: 可愛いやつは痛ぶらねぇとな?
春: はぁぁ、話通じねぇ……
春: ……!?
危ねぇ!!なんで……ここに、?
ヒュっ!
D: え、?
Q: う、後ろから手が……
N: だ、誰だ!?
: ちょっと黙っててよ。
: 今から兄さんにお仕置なの。
: オマエら動いたら殺すぞ?
D: テメェ女かよ!!w
Q: 誰が女に負けるかってんだよ!!
N: オレらの獲物取ってんじゃねぇ!!
あぁ、コイツら死んだな
: ……ふぅん、よっわ。
: まあ、いいや。腹たっちゃった。
気絶させただけ、?
春: ……オマエ…
: お仕置したいんだけどね、コイツらまずはシバかないとだからさ
春: オマエ何言って…
: 眠れよ (手刀
春: なっ、…………
くそが、、、
オレが目を覚ましてこの惨状
: ねえ、兄さん見てる?
: ふふ、コイツらクソ弱いよ
もうアイツらに申し訳なくなってきた。
: 兄さんこんなのとヤろうとしてたの?
: 許せないなぁ、
春: …………(言い返してぇ……くっそ、)
春: (ギッチギチに縛って口にテープ…)
春: (コイツまじで何がしたいんだよ…!)
こんなコイツ初めてだわ、
ドギャッッ!!!
春: !?
D: ぁ”ぁ”あ”あ”あ” !!!!!
: いい音鳴らせるんだぁ、へぇ。
折りやがった……
春: (見慣れてると言っても……)
春: (オレは拷問で、観察なんてしてねぇ)
春: (こんなモン見続けたら狂っちまう)
Q: たっ、た”のむっ、許して…くれぇ、!!
N: も、もう、もうしないッ”!!
D:ず、ずみ”、ば ぇ、ん、……!
: ……いいよ!許す!
まじか、許すのか……
D: ……っあ、ありがと”、ござ ぃますッ”
Q: 申し訳、あり、ませんでしたッ”
N: すみませんでしたぁ”……!!
: でもさ、見ててよ
: オマエらが二度と手出出来ないように。
: オレの愛を次は君たちに見せつける。
は?え?な、どういう意味だ?
春: (今、なんつった?アイツ。)
春: (見せつける、?あの3人に?)
春: (じ、じゃぁ、……標的は……)
: ね、兄さん ❤︎❤︎
春: (やべぇ、やべぇやべぇ、…)
春: (隊長には連絡してるけど遠いよな、)
春: (このままだと、やばい本当に。)
: ねぇ、兄さん。肩、震えてるよ?
: また新しい兄さんだね❤︎
: 可愛いぃぃ、、
: 【手を頬に(そっ
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。
血で汚れた生暖かい手がオレの頬を滑る
春: ……ッ”!!
: あぁ、、兄さん、尊いねぇ
春: (オレが何したってんだよ、?!)
オレは気付かぬ間に睨んでいた。
: 何その顔。もっと惚れちゃう❤︎
: あ、喋れないよねごめんね
春: っぅは、ぁ、、
: ねぇ、君たち。ここから本番だよ❤︎
: はいぃ、!
春: ……なぁ、どういうつもりだよ…、?
: え?お仕置って言ったよね?
春: オレが何したってんだよ!?
: 何もしてないよ?ただ、腹たったの。
春: だから、何に苛立ってんだよ!!!
: ヒュっ……ドゴッ。
蹴られた。思いっきり。
きっとアバラが1本折れた。
春: かハッ……っ”ぁ”!
: ほんとさぁ、なんで、なんで?
春: はっ、はぁ、は、ぁ、……ひゅ、…
: なんでわか”んねぇんだよ”!!!??!
春: ……はぁ、ぐ、…分かんねぇもんは
春: わかんねぇよ、、
: ゴチュッ
春: ……っ”
2本
: ガンッ
春: が、ッ ……
3本
: バキッ
春: ぁ”ぁ”!!
5本
アバラの後集中的に腕を狙い蹴り続ける
お陰で右腕はボロボロ折れまくっている。
春: はっ、ひゅっ、……っ”う、、
: ねぇ……、ねぇ、ねぇねぇねぇ!!!
春: ……ぁ”、?
: まだわかんなぃ、?ねぇ、、?
春: オマエの口から知りてぇ、かな、、
: ……っ、う、……///
下手に出ればコイツに効く……!
: いいよ、その代わり、さ
ガッ
春: ァが ッッ “ !!!
春: はっ、けほっ……ふっ、はっ…ひゅッ
: 聞いてる間も、苦しんでね❤︎❤︎
春: ぁ、……っや、…ひゅっ、……ひゅっ、
: オレが怒ってるのはね
くっそ、コイツ、ゆっくり喋ってやがる、…
: 兄さんがね
春: ゃめ、……ぃ”ぎ、…ッ!…ッヵ…ぁ、
早く、はやくはやく、
: コイツらの所に
春: ……ッぁ、……ッ、……ぅっ、……ァ”
も、っ、……息が……続かねぇ、
: ノコノコと着いて行ったから。
春: ……っ”、…………ぁぅ、……ぎ、……ッ
くそ、……意識が、……
パッ。
春: っ”は”ぁぁ”……!!”
ドサッ
春: ひゅっ、はっ、……は、は、……ぅ”
苦しい、空気の圧が痛い
痛い痛い……
もう絞められてねぇのに
息がしにくい
: よく耐えたね、かわいい
: この首の痕…
春: ひ、……っ”……ゃ、……
首に出来た痕へ垂直に喉を
人差し指でなぞられる。
春: ……ふぅ、……ふっ、ぁ、……はぁっ
: ねぇ、兄さん
春: …………っ、
: ボカッ
春: ッ”……あ”…
: こっち、向いてよ。ね?
春: …………ぁ、
: あはっ、これ顎クイじゃん❤︎
: 兄さんに出来るなんて夢見心地だなぁ、
春: ………………(怯
もう、オレは完全に怯えきっていた。
: 唆るなぁ、……ふふふ、
: ねえ兄さん。いいよね
春: ……ぇ、? ぃや、……まっ……ぁ
: ……っ……ぅー、……ぢゅッ…
春: ……んぁ、…ぅ、…は、……ぁ”っ!?
: ふふふ、美味しかったよ。
: 君たち愛分かったよね。帰れ。
: ……は、はいっ、
: ……っぺろ
春: ひっ、…………ぅ
: うん、美味しい
春: ぁ、 ……ぁ、ひっ、…… ///
トられた、……
怖い
身体が言うことを聞かない
全身ボロボロなハズなのに
唇を噛まれた痛さしか分からない
: んー、虜になっちゃう、
春: …………っ
: ……ん、…………ぅ、ちゅ、……ぱ、
春: ……ぅ…………んぁ、…む、……ん”
長い
そういう問題じゃないけど
長い死ぬほど。
ただ唇を合わせてるだけ。
在り来りなただのキス。
ただ、長い。
春: ……んん” ッ !!!!!
: …………ぷは、
春: はぁ、はぁっ、……はっ、ふぅ、……ッ
: ……はーッ はーッ…❤︎
: 兄さん、可愛いね
: その傷も何もかも好きだよ
: 兄さんを全部食べたい
: 大好き。
春: ……っう、…………ゃ、…
: 受け止めてくれる?
: 兄さん優しいからいいよね?
武藤: 三途!
: あ”?
春: ……ッ” ぁ、
: ねぇ、呼んだの?なんで?どうして!?
武藤: オマエ、誰だ……?
: はぁっ、……だる、
: まぁ、いいや。めんどくさい。
: 兄さん、決めてよ。
: 兄さんが向こう行くなら、アイツ殺すよ
春: ……はっ、……ぃや、……ダメだ、っ
: じゃあ、俺と来るよね
: 置いていかないよね
: 一緒に居てくれるよね
春: ……………………ゃ、……ぃゃだ、
: ……ドゴッ…
武藤: !?!?、三途!!!
: あ、トラレタ……
: 返してよ!!
: オレの兄さん!返せ!!
武藤: 三途はオマエのではない。
武藤: 三途はウチのモンだ。
: オレを1人にさせるなよ!!!
: 返せ!返せ返せ!!
:その可愛くて、強くて、置いてかない
: その優しかった手を返せよ!!!!
武藤: 外には隊のモンが大量にいる。
武藤: もちろん、総長も。
: ……っ”
武藤: オマエはやりすぎだ
武藤: 優しい手は優しいやつにしか降りねぇ
: やっ、……まって!!
: だめ!!置いていかないで!!ねぇ”
: やだぁぁぁぁぁあああ”!!!!!!
春: …………ぁ、せん、じゅ
: っ、はる、兄、?
千壽: はる兄、? 居てくれるの!?
春: う”っ、…………(クラっ
あ、意識が、……どこか、手を伸ばさないと
落ちちゃう……
春: ((千壽の方へ手を伸ばす
春: ………………すぅ、…
武藤: ……じゃあな。
: ぁ”ぁ”ぁ”あ”あ”あ”あ” !!!!!!!!
置いていかい手
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コメント
7件
やっぱり千壽だったー!!!!好き!!置いて行かない手って好きすぎるんですけど。 好き!!!これは、、んじゅはるすね?大好きです!!!最高じゃん?鼻血出てきた
え好き 、めちゃ良い 、好き … 題名からもう天才さが滲みでてる よね … マジ師匠すぎるわ …
えもう天才としか言いようがないんですが!?!? ヤンデレ?メンヘラ?の千寿ちゃん好きすぎる しかも置いていかない手ってそーゆー事!? 発送が天才じゃぁぁぁん!!!!