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惑星直列
iris
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赤組
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〈〉はテキスト上の会話
桃「ばーか、この公式はこうだってずっと言ってるじゃん」
赫「なんでそんな喧嘩越しにしか話せないのかな…」
桃「もう夜だし、怒るでしょ」
赫「ごめんってー、w」
桃「明日晴れかなー」
赫「今日雨だもんね」
桃「じめじめしててきもいじゃん」
赫「…今日惑星直列だったのに」
桃「天体好きだもんね、またあるよ」
赫「次の惑星直列も一緒にこの教室で喋ろうよ」
桃「んー…生きてたら?」
赫「約束ね!!」
そう言い手を取り無理やり小指を絡めた
先生「朝礼始めるぞー」
赫「先生、今日は桃君来ますよね」
先生「…休みだ」
〈今日も休んだんだね、もう3日休んでんじゃんか!!!ズル休みは許さんぞーーーーー!!〉
赫「文化祭の服、1枚忘れてますよ」
先生「…あぁ、そうだな。Mひとつ忘れてたな」
赫「しっかりしてくださいよー!w」
〈文化祭のクラT、Mで良かったよね?ちゃんといれといたから文化祭は来てよー?〉
先生「数学、もっと勉強しなさい」
赫「はぁーい…」
先生「大学行けんくなるから頑張れよ」
〈数学3点…早く学校来て教えてよー、意地悪だぞーー!!〉
赫「先生先生!!桃君来た!?」
先生「…休み…だ」
赫「…酷い、酷い酷い酷い!!」
〈先生と喧嘩しちゃった。文化祭も来ない桃君が悪い!!!最後の文化祭だったのに、〉
先生「数学伸びたな、」
赫「ありがとうございます」
先生「…もっと、上目指せよ」
赫「はい」
〈平均より上取れたよー!!!テストの点数対決したーい…はやく来てよー!!〉
先生「次、赫だぞ」
赫「わかってます」
先生「1位取れよー?」
く 2組1位!
〈体育祭、逆転勝利したよ。バトンは桃君から受け取りたかったな〉
先生「これからの期間は進路を決めていく大事な時期だ。気を引き締めていけ」
クラス「はい」
赫「進路…ねぇ」
〈もう進路決める時期だってさー、早いねぇ。ねぇねぇ、一緒に数学の先生になろうよ〉
先生「模試1位って…お前すごいな」
赫「ありがとうございます」
先生「これからも期待してるよ」
赫「はい」
〈まさかの模試1位だって、桃君勝てないでしょーやっぱ赫天才!!〉
先生「…頑張ってこいよ」
赫「赫より緊張しないでくださいよ、行ってきます」
先生「あぁ、」
〈受験当日、結構自信あるんだー 教えてもらった公式、いっぱい使ったよ〉
先生「1092…1094…1095!!合格だ!!!」
赫「っし…」
先生「よく頑張ったな、この学校にでも授業来るか?w」
赫「そのつもりです」
先生「お!!嬉しいなー」
〈受験、受かったよ。この学校で仕事できるよう頑張るね〉
赫「初めまして、本日からこの学校で数Iを教えることになりました。大神赫です」
く よろしくお願いします!!
〈夢叶ったよ、桃君と約束した学校で働けることになったんだ〉
生徒「先生ってなんで教師になろうと思ったのー?」
赫「…うーんとね、友達との約束のためかな?」
生徒「えーなにそれ気になる!!」
赫「友達との秘密だから教えないよー、はいこの公式の問題といてみて?」
〈教師になった理由聞かれたよ、約束まだ覚えてるよね〉
生徒「先生って10年ぐらい前からこの学校で数学教えてるんでしょ??」
赫「そーだねー、もう10年も前か」
生徒「だから教えるの上手いのかー…」
赫「はーい雑談やめー、次この問題を田中ー」
〈全然連絡してなかったね、ごめんね。普通に数学教えてるよ 残念ながら第1志望受からない子も見てきたし、喜んでる姿みて喜んだり、教師は楽しいよ〉
赫「はーい、授業始めるよー」
生徒「えー」
赫「前の授業天体かー、懐かしいな」
生徒「惑星直列が再来週おきるんだってー!!」
赫「…惑星…直列か」
生徒「先生知らないのー!?」
赫「知ってるよー、なっつかしいなーってw」
〈再来週、また惑星直列起きるんだって 約束果たしてよ、馬鹿〉
内藤「先生ここにいたー…数学教えて欲しくて」
赫「…桃…君?」
内藤「内藤ですけど…」
赫「そんな子いたっけ」
内藤「昨日転校してきたんで、」
赫「へぇー…どれ?」
内藤「この公式教えて欲しくて」
赫「…そこはねこうして、この記号移してってするだけ」
内藤「あ、今日惑星直列ですね」
赫「うん」
内藤「晴れてて良く見えますね」
〈今日はね、桃君に似てる生徒に桃君教えてもらった公式を生徒に教えたんだ 生まれ変わって、会いに来てくれたのかな ありがとう。さようなら〉
その日から連絡をしなくなり
数ヶ月後には連絡先を完全に削除した
またいつか会えますようにと願いながら初めて墓参りに行った
END