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いつも通りの1日なはずだった。
そう。いつも通りの “はず” だったんだ。
彼女に言われた。
「実はまだ好きなんだ。」
すごく重い一言だった。
たった一言で空気は乱れた。
その日からの日々は電話をしていてもおも苦しかった。
電話で少し口を開けば泣いてしまう毎日だった。
1週間だけ時間をくれと言われた。
1週間後に返事をする。待っててと言われ信じて待った。
彼女は私を選んだ。
それでも不安は消えない。募るばかり。
毎日どんな会話してるの?会話見せてよの繰り返し。
きっと君もうんざりしていたと思うよ。
でも私はそうしなきゃ、心の冷静さを保てなかった。
本当は連絡とっているのさえ嫌だった。
切って欲しかった。
君は私が泣く度に何度も謝った。
苦しかった。
私は別れようと思った。別れたかった。
初めて感じたもうどうでもいいという気持ち。
なのに、捨てきれなかった。
彼女への愛情は捨てきれなかった。
なかったものにしたかった。出来なかった。
消したかった。消せなかった。
ビデオ通話をする度に、彼女の可愛いところをスクショした。
何度も彼女のフォルダーを見た。
可愛らしく笑う彼女を見てまた、涙が溢れた。
毎日辛く悲痛に過ごした。
学校から帰ってからも、
「今日話したの?」
「何話した?」
「電話とかしないでね」
しつこいくらいしたと思う。
これが原因で喧嘩も沢山した。
自業自得だと私は思った。最初にしたのは私だ。
なのにその話をする度彼女は、
「Rちゃんは切ってくれたのに私は切れてない。わがまま聞いてくれてる。お互い様なんだよ。」
優しく言うその声が私を苦しめた。
なんで連絡取るの。
切ればいいのに
わたしだけでいいって言ったのに。
なんで。?
そればかりが頭をよぎる。
ある夜中。朝方までふたりで起きて話した日。
その日から君は、あいつへの連絡頻度を減らして言ったよね。
優先してくれたのが私の事で、すごく嬉しかった。
気持ちが晴れた気がした。
ずっと望んでいたものを感じた。
きっと、私が抱いている彼女への愛は、歪んでいる。普通の愛じゃない。
自分がいちばんわかっている。
でも。
歪んでいても君を愛すことを辞められない。