そう言われるとあれからグルッペンは
急に書類しだしたりした気がする。
そんな事を考えているとコネシマが
起きたみたいだ、またざわざわしだす。
コネシマは
「 いや〜、グルッペンが無事でよかった
わ!! 」
なんて笑顔を見せる。そうすると
勘のいい彼はグルッペンが泣いている事に気が
付いた。
「 …グルッペン? 」
優しく声をかける。グルッペンは肩を揺らす。
怒られるかもしれないと思ったのだろう。
「 …すまん 」
その一言を言えば医務室から出て行こうと
足を動かすが中々思い通りに動かない。
そうこうしてる内にコネシマがベッドから
降りてグルッペンを優しく包み込んだ。
「 無理しちゃったんやろ? 」
そう声をかけるとまたグルッペンは泣いた。
こくこくと頷きながら。
無言で泣くとコネシマは
「 大丈夫やグルッペン、誰もお前を責めたり
せん、結果こうやって俺も生きとる。誰も
失ってへん、ほんまに大丈夫や、
泣くとかグルッペンらしくないで、ほら
笑おうや? 」
そういうとグルッペンは涙を必死に拭い
赤く腫れた目で笑った。
「 …そうだよな、ありがとう、コネシマ 」
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コメント
6件
好きすぎて泣いた(?)
/泣いた(´;ω;`)ブクマ失礼します( ; ; )