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酷く荒れた部屋。

酸っぱい感じの匂い。

床には物が散乱している。


これが今のボクの部屋の状態。

なぜか。

ボクはこの部屋の雰囲気にぴったりだ。


1、2、3、…

頭の中でなぜか何かを数えている。

自分でも分からない。

ふとノックがしてボクは「ん。」と言った。

母親だった。

「おじゃまし…涼しい……」

その言葉を聞いたボクはどれぐらい自分の部屋が暑かったのかと思った。

母親はとても陽気で優しい。そして過度な心配性、といってもおかしくないぐらいボクを溺愛し心配している。

で前よりはマシだった。

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雨が降ってきた。

雨音が大きく聞こえたから外を見ると不思議だった。

晴れてるような曇りのような謎の天気だった。

奥側が晴れていれば

こちら側は曇っているような感じがした。

急に雨音が強くなった。

再び外を見るとものすごく雨が降っていた。

台風だろうか。

「ふぅ、…」

ボクは息を吐いた

これだから梅雨は苦手なんだ。

ボクは茫然自失しながら外を見ていた。

今日は変な日だなと感じた。

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