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#ご本人様には関係ありません
まるこ
164
tilde
7,000
25
文章や口調等、拙い部分が多数見られると思いますが、ご了承ください🙇🏻♀️
⚠️
注意事項に関しましてはお手数お掛けしますが、第1話をご覧下さい。
地雷の方は自重お願いします。
さのじん『10年後のあいつがやって来た!?』
最終話
🩷(25)side
未来のふたりがなんとも生々しい惚気をしだし、横を見ると、仁人が顔を真っ赤にしている。
「ちょいちょいちょい!おふたりさん?!仁人真っ赤んなってるから!!」
『『あ、』』
堪らず叫ぶと、ふたりが一斉にこちらを向く。
「はやと、いいから、…」
仁人は赤くなった自分に注目が集まるのが恥ずかしいのか、俺の一歩後ろに隠れるように後ずさった。
『わー、この頃の俺かわいいー』
いつの間にかベッドをおりた仁人さんが、近づいて来ていた。
「かっ、かわいくないです、っ…!」
『はは笑、ごめんごめん。せっかくだから仲良くしたいなって思って、』
仁人さんは少し上体を倒して仁人を覗き込むように見つめる。
正直目のやり場にこまる、、。
重力に従い、白ニットの襟口が弛んで白い肌に影ができる。
思わず目を逸らすと、ベッドに残された未来の俺と目が合った。
敵同士だったはずなのに、何故か同じ意志を感じ(まぁ、同一人物だから当然なのかもだけど)、ベッドの方にふらりと足が向かう。
「っ、勇斗…!?」
『ね、』
「っ!!!な、なんすか、」
『俺だよ?そんなビビんなくても、』
『…ま、笑それが俺か笑』
「……仲良くするって、なんかあるんですか、」
『うーん、そうだな、…あ、俺ね、ついに桃のスイーツ極めきったよ』
「えっ!桃、!!」
『ほんっと美味いよね、桃』
「まじ美味い、、で、極めきったっていうのは、?」
『んっとね〜、あ、そうだ今すぐレシピ教えられるやつは教えるよ』
「ほんとっ、…!?」
『あはははっ、目ぇキラッキラ笑もちろん!』
仁人がカバンからスマホを持ってきて、仁人さんの隣で壁に背中を預けて座った。
仁人さんも内緒話をするみたいに、顔を仁人の顔に近づけて、材料や分量を思い出しながら教えている。
『………なぁ、…』
ずっと黙っていた未来の俺が俺に近づいてきて、耳元で話しかけてきた。
「なんすか、」
聞き返し、数拍置いて俺が絞り出すように呟いた。
『かわいすぎねぇか、、?』
「っ、…それな、??」
ガシッと握手を交わす。
だって仁人×2だよ?顔を近づけあってお話してるのさすがに愛。
笑いのツボが同じだからか、たまにくすくす笑いあってんのも尊い。
きっと未来の俺も同じ感情だろう。
わかるぞ、友よ…。
さっきまであんなに疎ましかったのに、今すぐにふたりで飲みに行って仁人の良さを語り合いたいくらいだ。
『あそこの空間だけ輝いて見える…』
「わかる、浄化されそう」
俺も、混ざってみたいな、…
なんて、一瞬だけ邪念がわき、ベッドに座っていた腰を上げたところで未来の俺に勢いよく戻される。
『おいっ、!百合に挟まる男はなんとかって、知らないのかおまえ!!』
小声で言ってくる。
「はっ、!!あぶな、ありがとうございます、」
ハッとして、ふたりを見るも、俺らのことなんてミリも気にしていない様子だ。
大人しく、ふたりが話し終わるまで待っとこうか、と未来の俺と目線だけで会話を交わし、 ふたりを見つめる。
おれ、こんな優しい目出来んだ…。
未来の俺を改めて客観的に見ると、ほんとに仁人(さん)のことが好きなんだな、とわかる。
きっと俺も同じ目をしてるんだろうなぁ、……なんかそう思うと恥ず、、。
『こんなもんかな』
「っ、……あの、、!」
『ん?』
仁人さんが話し終わると、聞き役に徹していた仁人が、何故か少しだけ耳を赤くしながら仁人さんの方をむく。
「ひとつ、聞きたいことが…」
『んふふ、なに?』
仁人が仁人さんの耳元に口を近づけ、それに答えるように仁人さんも体を傾ける。
手も口元に添えて、多分俺らに聞かれたくないのだろうが、なんせ一室なのだから、ちゃんと聞こえてしまっている。
何聞くんかなー、なんて微笑ましく思っていると、
「えっと、その…勇斗が一番好きなのって、…」
??!?!?
えっ!俺!?
反射的に横に腰掛ける未来の俺を見る。
なにニヤニヤしてんだよ、……グッドじゃねーわ、!
『…ふ、笑』
少しだけ仁人さんがこちらを見て笑いを漏らす。
『勇斗ね?、はやとはぁ…あ、これ、桃と紅茶のシフォンケーキが好きだよ』
うまそ…、と、ちらりと横を見ると未来の俺がうんうん、と頷いている。
まて、つまりいつかこれ仁人が作ってくれるってことか…?やばい想像しただけで幸せ。
『…まあでも、』
『勇斗は俺が作ったらなんでも美味いって、ニコニコで食べてくれる』
仁人さんがいたずらっぽい視線を向けてくる。
「がんばります、…ありがとう」
『いいえー、あ、ジャムのつくりかた教えてない!』
「ジャム…!!」
『そ、俺のいちばんのお気に入り』
えっとねー、とまたふたりの世界にはいってしまったため、俺らも向かい合わせになって再び握手をする。
「こんな、こんな…」
『言いたいことはわかるぞ、でも、そんなんでくらってたらやばいぞお前』
「そんなにっ、!?」
『…言おうか迷ったけど、桃と仁人のとっておきの話聞かせてやろうか』
「え、なんすか、…っわ!」
ガッとふたりに背を向けて肩を組まれる。
『…あのな、絶ッッッ対言うなよ、?』
「…っ、!もちろんっす、」
なんだ?そんなに〝とっておき〟なのか?
『今の仁人じゃ…っていうか、俺もその時までは全く想像もしてなかったんだけど、』
『俺の確か32歳の誕生日だったかな』
「はぁ、、」
┈┈┈┈┈*回想*┈┈┈┈┈
🩷(35)side
いや〜、撮影しぬほど押してめっちゃ帰るの遅くなっちゃったな。まあ、誕生日でいっぱい祝ってもらったし…。
……誕生日なのに仁人に会えてないぃ、、
でももう寝てるだろうな。
『ただいまー…』
返事は無い。
やっぱ寝てるかぁー。
疲れすぎて今すぐ寝たいけど、仁人に怒られるからなんかしら食って風呂入らなきゃな。
『お、食パン一枚残ってんじゃん、』
食パンをトースターで焼いている間に上着やアクセサリーを脱ぐ。
あと一分くらい残ってんな。
あ、そうだ。
『桃のジャムつけちゃおー』
冷蔵庫を開ける。
『えーと、、、あれ、』
ない。
珍しいな、仁人が桃ジャム切らすなんて。
ま、そういうこともあるか、と冷蔵庫を閉めたところでトースターが鳴る。
結局なにも付けずにトーストを食べ、仁人がリビングに用意してくれていた部屋着をもってサッとシャワーを浴びる。
自分の部屋に行く途中、仁人の部屋を覗こうかと考えたが、疲労が勝ち、大人しく自分の部屋へ向かう。
ガチャ、
『……ん?』
なんかあんっまい匂いするな、
香水か…?いや、俺も仁人もこんな香りのやつ持ってなかったはず。
でもなーんか嗅いだことあんなこの匂い。
謎の匂いに首を傾げながらベッドサイドの間接照明に手を伸ばしたところで思い出した。
これ、桃のジャムの匂いだ、!
でもなんでだ?俺持ってきた記憶ないんだけど。
不思議に思いながらもカチリ、と灯りをともす。
ゴソッ…
『っ、!』
ベッドの上に何かいる…!?
『……はやと、誕生日おめでと、…』
『…っ、じんと、!?』
『あ、ありがとう』
よかった、仁人だ。
俺にそれを言うために珍しく俺の部屋に来たってことか?
なにそれかわいい。
しかし、仁人は体ごとそっぽを向いていて顔が見えない。そういえば、あの桃のジャムの匂いも仁人から香ってきてるような気がする。
『じーんと、待っててくれたの、』
『………ッ、』
こっち向いてよー、と、右足だけベッドに乗りあげる。
こつ、
…ん?なんか足に当たった?
『?なんで、瓶が…?』
シーツの上に転がっていたのは桃のジャムが入っていたはずの空瓶だった。
すると、仁人がゆっくりこっちを向く。
何故か何もしていないのに顔が真っ赤。
『じんと、?』
『はやと』
ゆっくりと仁人の全貌が明らかになる。
っ、まって…?!俺のシャツだよね、それ?しかもそれ以外なんも着てないじゃん…!!?
そこには俺のシャツを裸体に一枚だけ羽織り、ピンク色のジャムで体中がベタついている仁人がいた。
オマケに右腕に俺のメンバーカラーピンク色のリボンが巻かれている。
『えっ、、、?、!』
え、ちょ、どゆこと??!?
なんかえっろいことしてない?コイツ?
動揺して仁人を見つめたまま固まる。
と、仁人がか細い声で、しかし確実に呟いた。
『…はやと好みの甘さにしたから』
『……………食べて…?』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『って!!全身ピンク…俺の色にしながら言ってくんの、!!!』
「え゛ッッッッ、!!!」
「それはっ、もう、っ、!、」
あの仁人さんがそうなっている姿を想像してみる。
…やっばい、えっろ、鼻血でそう、
『やばいよな、!??!もう俺仕事の疲れとかぽーんって吹き飛んでさ……その時の仁人の甘さと言ったらもう…』
『ふたりで何話してんの、』
ビクゥッ!!と、ふたりしてありえなくらい飛び跳ねる。
『えっなに?そんな驚く?』
「気になるー」
すっかり仲良くなったふたりが可笑しそうにそうに聞いてくる。
『なんでもないっ!!な、俺!?』
「うん、ほんと!」
『「怪しい…」』
同じ目つきだ、
『「かわいい、…」』
思わず心の声が漏れる。
仁人は一瞬で顔を赤くし、仁人さんは一見平気そうにしてるけど、耳が赤い。
それも可愛いなー、と未来の俺と三度目の握手を交わす。
するといきなりモクモク…と白い煙が現れた。
「えっ、なに、!?」
「なんだこれっ、!」
この煙、見覚えあるような…、
『そろそろ帰らなきゃ、ってことか』
『そうだな、楽しかったー』
あっ、そっか!
未来の俺達がやって来た時と同じ煙か!
「あのっ、いろいろ、ありがとうございました!」
「ありがとうございました、!」
仁人とふたりで頭を下げる。
『こちらこそ、邪魔したな、』
未来の俺にポンポンっと、頭を撫でられる。仁人も。
『俺達も出会えて感謝してる、…これからも、仲良くね』
仁人さんが、おでこに優しくキスを落としてくれた。同じことをされた仁人はまた顔を赤くしている。
『『じゃあね、』』
ボンッ
あの爆発音と共に、煙が晴れていく。
当たり前だが、そこにふたりの痕跡は一切残っていない。
「…なんか、すごい経験したな。夢、じゃないよね?」
仁人が俺の服の裾を握って聞いてくる。
「おう、…多分、」
夢じゃない、という確証は持てないが俺らがずっと一緒だというのは事実だと思いたい。
外を見るともう真っ暗で、時計は日が回りそうだった。
寝よう、と言いたいのに、興奮が冷めない。
横を見ると、仁人も興奮冷めあらぬ様子で、憂いだ目を向けてくる。
なんだよ、その目…。
「……、誘ってんの、」
「…うん、…って言ったらどうする、?」
その言葉を聞いた瞬間、有無を言わせず仁人をベッドに押し倒す。
「はやとっ、…」
「じんと、俺、キスの先に進みたい、」
「………おれ、も、」
「んっ、っ……!?」
仁人の唇を奪い、舌を絡ませる。
甘い、甘い、甘い……、、
「んッ、!ふ、……んん、ぁ、…!」
仁人の顔も、声も、唾液も、堪えきれなかった涙さえ、全て甘く感じる。
夢中になって貪るように唇にかじりついていると、トントン、と背中を叩かれる。
「っは、、ふーっ、」
「ぷは、っ、は、ッ、はーッ、…」
目の前には熟れた桃のように染まる仁人。
必死に息を整えている。
かわいい、うまそう…、
「まって、はやと、…心のじゅんび、がっ…!、?」
ごめん、仁人、と思いながらも体が言うことを聞かず、ピンク色の肩にかぶりつく。
「ごめん…っ、じんと、がまんできない、!」
「っ、…!…いい、よ、…きて、はやと」
強ばっていた仁人の体から力が抜けていくのがわかる。
震える手で仁人の髪を撫でる。
「ほんとに、いいんだな、」
こくり、と頷く仁人に理性がジリジリ焼かれる感覚がする。
もう一度、あの甘さを味わいたい、、、
その一心で仁人の服に手を伸ばす。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
🩷️(35)side
ボンッ
『っごほ、んん゛っ!』
『ゴホッゴホッ…、!…はやと、?』
『仁人、大丈夫か、』
『大丈夫』
仁人の返事に胸を撫で下ろし、辺りを見渡す。
無事に帰ってきた、のか、?
見慣れた風景。仁人が夜ご飯に作っていたポトフも火にかかったまんまだ。
『あっ、火…!!』
ばたばたとキッチンに駆け寄り、火を止める仁人。
恐らくだが、こっちの世界では時間が進んでいないのだろう。
『ふうっ、良かった、』
仁人はゆっくりと鍋を掻き回している。
気づけば仁人の後ろに回っていてぎゅっと抱きしめていた。
『わっ、!勇斗!あぶない、、』
『仁人』
『愛してる』
『っ、!』
昔に比べ真っ赤になることはないけど、耳が赤くなるのはずっと変わっておらず、愛おしくなりお構い無しに抱きしめる力を強める。
『はやと、…?』
仁人の薬指にハマる指輪をそっと撫でる。
仁人もおたまから手を離し、こっちを向いてくれた。
『なに、どうしたの、勇斗』
小さい子に聞くみたいに優しい声を出す仁人。
あぁ、やっぱり好きだ。
『仁人、』
『ん?』
『せっかく作ってくれて申しわけないんだけど、仁人が、食べたい』
『…もう、一昨日やったばっかでしょ、』
『お願い、じんと、』
甘えるように仁人の口に舌を捩じ込ませて絡める。
『んんっ、…ふぁ、っ、ん……ッ、!』
『はや、…ん、っと、……んぅ、…』
仁人のニットの裾から手を入れる。
『んぁ、っ、……んっ、!はやと、…んん、、』
仁人が腹を撫でる手を上から押さえてきて、やっと唇を離す。
『ここ、やだ、…ベッドいこ、?』
そう言って、ちゅ、と俺の下唇を食むようにキスをしてくる。
かわいい、今日はデロデロになるくらい優しく甘やかしてやろう。
『それと、…痕、見えるところにつけるの、やめてね、』
『あっちの勇斗にみられて、すっごい恥ずかしかったんだから、』
『………は、?』
赤くなる仁人。
が、それどころじゃない、見られた?10年前の俺に、?
きっと右側の鎖骨の下あたりにつけたキスマだろう。
『じんと、』
同じ場所に、がぶり、
『ぃ゛ッ、!!』
『はやと!話聞いて、た…』
前言撤回。恐らく優しくできない。
…だって、こんなえろい仁人をふたりきりの空間で見せたんでしょ。
嫉妬しないわけないじゃん。
『仁人が、そんなえっろい服着てるからでしょ、』
『えろ、…!?』
『…はやとこそ、、こんな筋肉見せちゃってさ、惚れないわけ…ない、でしょ、…』
言い返してきたかと思えば途中で恥ずかしくなったのか、赤くなって俺の胸な顔を埋める仁人。
『もー……、どこまでかわいいの、』
『かわいくない、』
『…じゃあ、俺が思い知らせてあげる、』
『えっ、』
俺の言葉を理解しきれていない仁人をお姫様抱っこする。
うわー久々にお姫様抱っこしたけど、相変わらずかっる…。もっと食わせなきゃな。
仁人の軽さに少しだけ立ち止まると、仁人が素直に腕を回してきた。
『早く、連れてけよ…』
『っ、!?』
『……めしあがれ、』
プツン、と俺の中の何かが切れる。
『どうなっても知らないからな、…!』
Fin.
駄作をお読み頂きありがとうございました!!話の流れがあまり上手く作れなかったような気がしております、、、🥲
それと、スクロールお疲れ様です。話分ける予定だったのですが、手が止まりませんでした😌
たくさんの❤︎、コメント、本当にありがとうございます。とっても喜んでます。
コメント
15件

天日干しさんの作品読ませていただくの初めてだったんですけど、もう、最高すぎます!!ありがとうございます🙏 タイムスリップして現在と未来の同一人物が話してるっていうお話の設定も、すっごく面白かったし、何より💛が可愛かった😭 主さまの作品、これからも楽しみにしてます!応援してます😆

めちゃめちゃ良いです😭素敵な作品をありがとうございます
めっちゃいい作品でした!この先も二人でずっと愛し合っていてほしいです!笑(願望)