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ソファに腰を下ろした瞬間、体の力が抜ける。
❤「このまま寝てもいいんだよ?」
❤「……俺、何しでかすか分からないけど、
目黒みたいにね」
冗談めかした言い方だったけど、
その言葉は、胸に突き刺さった。
🖤「だてさん……今まで……すみませんでした」
🖤「俺は……最低な人間です」
❤「うん、そうだね」
その言葉に耐えきれなくなって、
俺は両手で顔を覆った。
涙を、見られたくなかった。
❤「……手、どけて?」
🖤「……」
そっと手を下ろされて、
視線が重なる。
次の瞬間、
額に、静かに触れるくらいのキス。
🖤「……え?」
❤「これで、おあいこ」
❤「俺も、気持ちを言う前に、先に触れた」
🖤「だてさん……」
❤「俺も、目黒のことが好きだよ」
❤「今度はちゃんと、お互いに意識があるとき……しよ?」
❤「今日は、目黒…弱ってるからそっとしておいてあげる」
🖤「……っ」
🖤「……だてさん。
抱きついても、いいですか…」
❤「うん。おいで」
その腕の中は、
あたたかくて、静かで。
俺は、声を殺しながら泣いた。
どれくらい泣いたのかも分からない。
安心したせいか、
そのまま深く、だてさんの腕の中で眠りに落ちていた。
──────────────
翌朝。
カーテンの隙間から差し込む光に、目黒はゆっくりと目を覚ました。
🖤「ん〜、、、」
視線を向けると、そこには静かに眠るだてさんの姿があった。
整った寝顔。
普段の凛とした雰囲気とは違い、力の抜けた表情。
🖤(…かわいい)
昨夜のことが、断片的に思い出される。
🖤(だてさんも、俺のこと…)
❤「んっ…目黒…おはよ」
🖤「あ!お、おはようございます」
❤「昨日、だいぶ飲んでただろ」
❤「ちゃんと水分取りな?」
❤「ってか、目黒w…目ぱんぱんに腫れてる」
🖤「え、、まじ…」
🖤「はずかしい…」
❤「ふっ…wかわいいね」
そう言って、軽く頭に手を置く。
❤「今日は、ゆっくりしよ」
その一言に、目黒の胸が静かに満たされていく。
目黒は小さく頷き、
新しい一日の始まりを、噛みしめるように受け止めた。
おわり。