テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
こんにちはー。錬金術師編後編です。
そして
ま「けちゃ!!」
け「おかえり、まぜち、ぷりちゃん!」
ぷ「ただいま」
ま「彫刻されている文字について研究している人が見つかったんだ。それで…」
まぜたは彫刻について研究している人について説明し、この文字の意味と解読方法を教えてた。
け「要するにこの文字は神話の時代に使われていた文字であったと…。なるほどね、そら本に載っているわけないよね。でもこの解読方法ができれば、錬金釜の謎も解けるかも。」
ぷ「後けちゃお、その錬金釜についてなんだが、それを使えるのは天使の末裔である者しか使えないらしい。」
け「…天使の末裔ってあの神話に出てくる天使のこと?だったらまぜちたちは使えるってこと?」
ま「いや、俺たちには無理だ。」
け「なんで?」
ぷ「あれを使えるのは、最初に地上に舞い降りた天使だけのみ。そしてその末裔がヨマだ。」
ま「そもそもその錬金釜は、その天使の魂の一部で作られたもの、だからその天使の血が流れる者だけが使えるんだ。」
け「そんな…。じゃあ僕じゃ錬金術師になれないってこと…?」
ま「…ギューーー」
け「グスッもし、僕が錬金術師になれたら、まぜちたちと一緒に冒険できるんだと思ってた。冒険者たちの助けができるんだと思ってた。でも現実はそう甘くなかった…。悔しい…グスッ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」
ぷ「何言ってるんだ。お前は錬金釜の謎を解いたんだ。これで魔王を倒すために一歩近づいたんだ!これが俺たちの冒険者の助けになってないって言うのか?」
ま「そんなやつがいたら俺たちがぶっ飛ばす。」
け「グスッグスッ。゚(゚´Д`゚)゚。」
ぷ「…。まぜ、俺は帰るよ。けちゃを頼む」
ま「あぁ。ありがとなぷり。けちゃに協力してくれて。」
ぷりは部屋に戻った。
ま「けちゃ」
け「ウッグスッ(/ _ ; )」
よしよし( T_T)\(^-^ )
ま「けちゃ、よく頑張ったよ。けちゃの研究が結果的には魔王を倒すために必要なことだったんだ。お前はすごいよ!俺はそんなけちゃに尊敬する。魔王を倒すための道を誰よりも前に進んでいるんだ。お前が悔しがることはないんだ。それ以上に自分を誇っていいんだ。だから元気出せけちゃ」
け「…ありがとうまぜち😊ちょっと自信ついたよ。とても嬉しい。」
ま「今日はもうゆっくり寝よ。俺と一緒に」
け「うん…まぜちと寝る。」
ま「行こ。けちゃ」
後日ヨマ様を呼んだ。
ヨ「私に何か用でも?」
け「はい、ヨマ様にお願いがあるのです。」
ヨ「なんです?」
けちゃは研究したことを全て話した。
ヨ「なるほど、私がこの錬金釜に書いてることを読んだらいいのですね」
け「はい。天使の末裔であるヨマ様が読んでくだされば、この錬金釜も反応して頂けるはずです。」
ヨ「わかったわ。じゃあ書いてることを教えて。『汝の力を、この世に示せ。』」
……何も反応なし。
ま「どう言うことだ?なんで何も反応しない」
け「…この文は合っているはず。でもなんで…」
ヨ「どう言うことなの?私が末裔でないって言うの?!」
け「いえ、そんなはずは…」
ヨ「もういいわ!私は忙しくてよ。失礼しますわ。」
ま「……」
ぷ「…あいつ実は末裔ではないとか?」
け「そんなはずない。だってヨマ様は神器を使えるから。神器はそれそこ天使の血が流れてないと使えない。なんで…」
ぷ「まぁまだ時間はある。ゆっくり解明していこう。」
コメント
1件
物語にだいたいある展開! 続き楽しみ〜