『バレンタイン』
こんにちは!僕、晴明!!
今日はバレンタインだ〜!!…まぁ、
僕は家族以外貰ったことないんだケド…
そんな事考えてるうちに学校についたよ!
あれ?あそこに…!
『飯綱君!凛太郎くーん!!』
「よぉ晴明、丁度良い時に来たな。」
「おはよぉさん晴明君♪」
二人はナイスタイミングと言いながら晴明にラッピングされたチョコを手渡した
『へ!?何、!?』
これはチョコだ!!と理解していてもビックリしてきいてしまった…
「何ってチョコやで?」
「お前チョコ知らないのか…?」
二人はハッとした顔をして気まずそうにした
『ちょっと!僕が今年初めて友達からチョコを貰ったことに気づいて気まずそうにしないでよぉ〜!!うわぁ〜んっ、』
晴明は号泣し、垂直に2人に抱きつく
「ぉわ!?ちょ、君本当に人間なん!?」
「うぉッ!?ぉい危ねぇだろ…」
『はゎッ、つい…ごめんねぇ~…チョコ有難う!また後でね!』
2人に貰ったチョコを大切に両手に抱えて、晴明は自分の教室へと向かった。
教室
『♪〜』
相変わらず友達はできないけれど…!
初めての友チョコだ〜!!
「おい。晴明」
『ゎ、佐野君!!おはよぉ!!』
目の前に佐野が来て、持っている可愛くラッピングされたチョコを晴明に渡してきた。
『へ!?…これ……』
「……やるよ。」
照れくさそうに顔を反らしている彼の耳は真っ赤に熟していた。
『わぁぁあ!!ありがとう佐野くん!!』
❀゚*❁゚*❁。゚。*❀゚*❁。゚。*❀゚
満開な桜の様に笑う晴明に、佐野は茹でダコ程に真っ赤になりながらも
「ぉぅ、…それだけだから…。じゃぁな…」
『うん!!』
なるべく素っ気なく返す様に接っした彼は顔を赤くし、汗をだらだらと流しながら自分の席へ戻っていった。
その頃、生徒会長こと晴明は、
「晴明様♡こ、これ…///」
「あんた抜け駆け!?あの、!私も///」
「はぁ!?____!」
________
____
「うーん笑…困ったね…」
数十分後
「はぁ、今年も大量にもらってしまったね…。晴に手伝ってもらおうか。」
大量のチョコを段ボールに詰め詰めしていた
その頃、雨明は
「げっ、……ロッカーがチョコで埋まっとる…」
大丈夫そうなんは晴にあげたるか…とチョコを分別していた
その頃、魂明は
「……昼休みに晴の所行こ…。」
自分の席に置かれた何個もの段ボールを眺めながら呟いた
今年も数百個はチョコを貰った兄達でした
昼休み 屋上にて
「はい、晴。チョコ」
魂明は貰ったチョコを晴明に消費してもらっていた
『今年も大量だね〜!(๑´༥`๑)…おぃヒぃ』
「まぁ僕より晴兄さんが大変だろうね。」
晴明はマンドラゴラと一緒に座りながら段ボールの中身のチョコを平らげた。
『ごちそうさまでした!!』
「本当よく食べるよね。」
魂明は隣でぷぷー!としている末っ子の頬を突きながら呆れ口調で、
『美味しいからね〜!ぁ、!そろそろチャイムなる、!じゃぁまたね!』
「うん。」
魂明が貰った数十個の段ボールは空になっていた。
昼休み終わり間近 廊下にて
「居た!お兄さん!!」
「ま、まって、速いよッ、」
奥からたかはし、その後ろから山崎が走ってきた
『ぅ゙ッ、明君に山崎君!どうかしたの?』
そのままたかはしに抱きつかれた晴明は転ばぬ様に留まった
「これ、チョコ!!」
「僕…からも、ぁ、あとこれ…佐野さんにも。」
『ぇ、これ作ったの!?ありがとう!!明君、山崎君!わかった、渡しておくね!』
たかはしはアイビーが美しく描かれた豪華にラッピングされた箱を晴明に渡し、
山崎は茜色で七宝模様の描かれたレトロな缶を晴明と佐野用に2つずつ渡した。
「うん!それだけ!じゃあね!!お兄さん♡」
「ありがとう御座います!安倍さん!」
そそくさと自分の階へ行ってしまった2人を見送って、晴明も自分の教室に戻った。
放課後
『今日はいっぱいもらっちゃったな〜!!』
大きめな紙袋の中に貰ったチョコを入れて教室を出る
『今年は初めてなのに32個ももらっちゃったな〜!!』
満足気にしながらもお返しを考える
『凛太郎君と飯綱君、明君と山崎君に佐野君!それとマシュマロとのりことかずおと~____』
独り言を呟きながら帰路についた
安倍家
『ただいま〜!!』
玄関に行き靴を脱ぐ
「おかぇぇ?…晴…なんや、そのチョコ…」
「嘘…晴。誰からもらったの?」
「……どうせ皆マンドラゴラでしょ。」
兄達が玄関まで迎えに来てくれた。
と思ったらものすごく心配…?された
『え?…ぇ、と…』
「な、なななんや、マンドラゴラかいな…」
「焦ったよ…」
「マンドラゴラ以外居ないでしょ。」
ものすごくマンドラゴラに失礼な気がする…と思いつつも
『えっとね!凛太郎君と飯綱君と明君と山崎君と佐野君とマシュマロとのりことかずおと〜____』
とくれた人の名前を言っていくと、
「明って!?ぁ!?彼奴か!!」
「山崎君?聞いたことないね。誰?゛」
「ふーん。どうせ義理でしょ。」
何で皆焦った顔してるんだろう?
晴兄は顔怖いし……
『山崎君は明君の友達!学校案内したとき仲良くなったんだ~!!雨?明君はいい子だよ!彼奴とか言っちゃメッ!!』
その場はなんとか収拾がつき、
今年も兄達が貰ったチョコの消費を手伝った晴明君でした。
『ホワイトデー』
僕晴明!!明日はホワイトデー!ということで、お返しを作っていきます!
※追加設定 🙇♀️
晴明君はお菓子作りのみ得意です
『ん~、マンドラゴラ達は皆で分けてもらおうかな…じゃあクッキーにしよ!』
先ずはマンドラゴラ達のを作り始めます!
牛乳がアレルギーな子もいるので
豆乳で代用して__
『できた〜!!大きい箱にひとまとめにして〜、』
可愛らしくマンドラゴラのシールを貼ったりした。
『キャラメルの意味は安心できる存在だったっけ?』
『よし!次は〜、____』
考えながら手を動かす
『____できた!バームクーヘン!』
バームクーヘンの意味は幸せが続きますように!
『うん!我ながら美味!!』
とばして、翌日の昼休み
教室にて
『はい!佐野君!バレンタインのお返し!』
黄色に青い線で描かれたワンポイント狸の袋を佐野に渡す。
…袋は勿論雨明に選んでもらいました。
「んだこれ。バームクーヘンか。わざわざ買ったのか?」
『違う違う!作ったんだ〜!!』
作った。と言った瞬間
「腹壊さねぇかな…………まぁサンキュ。」
と言われた。…どう言う意味かな佐野君???
1年生の教室前
『あ!明君!山崎君!!』
2人を見つけて、晴明は駆け寄った
「お兄さん!!どうしたの?」
「おはようございます。」
『おはよう!はい!これ2人に!お返しだよ!!』
鴇色と紅色の袋をたかはしに、
露草色と空色の袋を山崎に渡した
「ぁ、ありがとう御座います!」
「わーい!!ありがとう!お兄さん!!」
『うん、!ぁ、山崎君!これ佐野君から!』
白緑色に巴柄の小包を山崎に渡す
「ぁ、ありがとう御座います!!」
『うん、!』
よし!次は凛太郎君に飯綱君!
隣の教室にて
「まぁまぁ、!別にええのに、ありがとさん!」
「サンキュ。お前菓子作れたんだな。」
空色の袋を神酒に、梅が描かれた缶を飯綱に渡す
『うん!えへへ〜、お菓子だけは作れるんだ〜!』
「そぉなんや!ならまた作ってな♡」
『うん!勿論だよ〜!じゃぁまた後でね!』
マンドラゴラに未だ渡していなかった!とそそくさと屋上へ向かった
屋上にて マンドラゴラ園
「せーめー君!」
「せーめー君だ!」
せーめー君せーめー君と言うマンドラゴラ達に
『晴明だよぉ〜…て、そうそう!はいこれ!バレンタインのお返しだよ!!』
可愛くラッピングされたキャラメルの箱を手渡す
「わ〜い!ありがとぉ!せーめー君!」
マンドラゴラ達が次々と晴明にお礼をいう
『うん!喜んでもらえてよかった!!』
晴明はマンドラゴラ達と屋上で作りすぎたキャラメルや残りのバームクーヘンを食べましたとさ。
おしまい
恵比寿とか尾形兄弟出そうと思ってる
誰か取り入れてほしいキャラいます?
誰か〜、尾形ツインズ×晴明君と
魂明×晴明君の🔞が見たいんじゃ
コメント
11件
次回も全裸待機でまってます!
ウッッ…!(心停止) 私も晴明に手作りのお菓子貰いたい( ; ; ) 恵比寿と尾形ツインズが出るだと!?良ければ暗も出て欲しい!